2022-01-01から1年間の記事一覧
断腸亭料理日記2022まとめ2 4238号 令和4年2022年、年の暮れ。 まさに激動という言葉があてはまる1年であった。 コロナの出口がそろそろ見えてきたと思ったら、2月、ロシアのウクライナ侵攻、侵略の開始。プーチン氏はこのタイミングを待っていたのであ…
4237号 さて。激動の令和4年2022年も押し詰まってきた。 まったく、激動であった。国や世界がどこへ向かっていくのか。全体的なことは、明日分にまわすとして、今日は今年のこの日記を振り返ってみたい。 今まで、書いたことはなかったが、今年一年のこ…
4236号 12月25日(日)夜 さて。クリスマス。 クリスマスといえば、鶏の足。スーパー、コンビニ、ファストフード、どこも鶏の足。脚に限らず、鶏からまで。街には鶏があふれている。 鶏の足で、カンタンフレンチ!。 と、いうことで、ポムドテール・ブラ…
4235号 12月24日(土)夜 さて、クリスマスイブ。 クリスマスイブらしいもの、ではないのだが、天ぷら。 天ぷら、といえば、もちろん、ご近所三筋町の[みやこし]。ちょっと久しぶり。前回は夏であった。 どうしても、天ぷらというと、夏になってしまう…
4234号 12月23日(金)夜 さて、肉、で、ある。肉が食べたい。肉にしよう。 肉であれば、ステーキ。考えなくてよい。 最近は浅草松屋の地下の[日山]。 [日山(ひやま)]というのは人形町のすき焼き店。人形町では人形町[今半]と並んで二枚看板、で…
4233号 12月19日(月)第一食~ さて、ここ。 蔵前、国際通り沿いのラーメン店。[麺屋上々]。上々はジョウジョウと読む。 開店は2020年6月。元浅草の拙亭から至近といってよい。むろん、開店から知っていたが、入ったことはなかった。なんとなく入りた…
4232号 12月19日(月)夜 新潟では、急な大雪。 こっちもかなり寒くなった。 ただまだ、寒中ほどではないのだろう。まだまだ寒くなると思うと、少しおそろしい。まあ、むろんのこと毎年の冬がくるだけだが、年齢(とし)のせいであろう。少し、シャント…
4231号 引き続き、煮穴子。 圧力鍋の放置調理から30分。 ふたを開ける。 あー。 やってしまった。 おわかりであろうか。穴子が小さい。穴子は煮えて、縮んでしまった。 にぎり一つ分、などと考えて切ったのだが、それは生の時のもの。よく考えればわか…
4230号 12月18日(日)夜 さて、ちょっと久しぶりである。 赤酢の酢飯で、シリーズ。 今回は、煮穴子のにぎり。 実は、これ、先週買ったもの。 吉池で珍しく、大きなものがあったので買ってしまったのだが、他の予定があって、冷凍していたのである。 穴…
4229号 12月17日(土) さて、真子鰈、で、ある。 昨日、吉池で買ってきたのだが、焼きそばがまだあったので、今日になってしまった。 真子鰈は、もちろん、ムニエル。 フレンチ、で、ある。 もう、なん度も作っているが、うまいもんである。 私は、鰈類…
4228号 12月12日(月)~ 今日は、雷門のオーゼキに寄ってみる。 なにか野菜を買おうと考えた。ここには、時折、おもしろい野菜がある。 あった。これは知らない。見つけたのは、菊芋。 なんであろうか、これは。ともあれ、おもしろそうなので買ってみよ…
4227号 引き続き、稲荷町中国意境菜[白燕]。 りんごあめ、前菜三種、点心水餃子、青菜炒め、牛肉のヤンニョム風まで。 次は、スープ。 ここでは定番である。 豚ばら先軟骨が主の薬膳スープ。今日は、ごぼう、生姜と乾燥長芋。 ばら先軟骨、排骨は軟骨…
4226号 12月10日(土)夜 土曜日。 今日は久しぶりにご近所、元浅草二丁目、稲荷町の駅も近い、清洲橋通り沿いの[白燕]。 新進気鋭の中華の料理人が営む。 JR東日本の豪華寝台「四季島」の中華担当をされていたのも、一先ず終わったよう。それを機に…
さて、今日はラーメン二本。 4225号 12月5日(月)夜 今日は、二長町・ラーメン[天神下大喜]。 前回は、11/20。 前回は納豆ラーメン。ここはこのくらいの頻度はよいかもしれない。 間が空くと、忘れてしまう。 やはり、この店は他のラーメン店と比べて…
4224号 12月5日(月)夜 塩鮭が食べたくなった。 やはり、時たま、無性に食べたくなる。鮭食文化圏の東日本で育ち、子供の頃から食べていたからであろう。 近年北海道で鮭が獲れなかったようだが、今年は豊漁とも聞く。 塩鮭だと、白いご飯に味噌汁であ…
4223号 引き続き、浅草の弁天山[美家古寿司]。 昨日は、にぎり、白身、平目昆布〆、鯛、すみいか。かんぱち、まで。 最初に白身はなにがあると若親方に聞いたのだが、かんぱち、そして、ぶり、と。 かんぱち、ぶりを白身に入れるかどうかは、議論があ…
4222号 12月4日(日)夜 さて、日曜日。今日は鮨。 ここのところもうずっとなん年も、鮨やといえば、浅草・弁天山[美家古寿司]、で、ある。 前回は9月なので、少しあいてしまった。 他に、東京に鮨やはむろんたくさんある。高価なところ、新しい試みを…
4222号 引き続き、東日本橋のあひ鴨一品[鳥安]。 焜炉の炭火の上に年季の入った鉄鍋を掛け熱くする。 これで鍋が始まるのかと思うと、もう一品、前菜。 野菜、きのこなどと鶏肉の炊き合わせ、とでもいうのか。 鶏肉、銀杏、舞茸、蓮根、青唐辛子、二十…
4221号 12月3日(土)夜 さて。 老舗鍋シリーズ?。 今回は東日本橋の[鳥安]。 “鳥”といっているが、鶏ではなく鴨、合鴨。 つまり、軍鶏鍋ではなく、鴨鍋。 これも江戸・東京伝統の、といってよい。郷土食。 東京に郷土食などない、と思っている者も多…
4220号 12月2日(金)第一食 12月になった。 合わせるように、昨日から急に寒くなった。それでも、まだ真冬の気温よりは温かいのだが、この“急に”というのが私のような、アレルギー性鼻炎持ちにはいけない。今日は少し治まってきたがこの寒暖差で昨日は…
4219号 11月28日(月)第一食 まあ、たまにはこういうのもよいだろう。 皆さん、ご存知のファミレスチェーンの[ガスト]。ミシュランねたでもある。 11/24登場の「感動ハンバーグ」。ご存知であろうか。 ミシュラン23年版で4年連続一つ星、代々木上原の…
4218号 11月26日(土)夜 さて、ポークソテー、で、ある。 昨日、豚ロースの厚切りを買ってきた。とんかつ用。 昨日は、これでポークジンジャー、生姜焼きにした。 今日は、これをソテーにしようと考えた。 そういう意味では生姜焼きもソテーではあるが…
4217号 11月25日(金)第一食 さて。ミシュランシリーズ?。23年版が発売され、改めて眺めていて発見した店。 表題、神保町のスマトラカレー[共栄堂]、で、ある。ピブグルマン。なん年連続かはわからぬが、少なくとも昨年も掲載されている。 今さら言…
4216号 11月23日(水)勤労感謝の日 第一食 雨、で、ある。一日雨。 むろん、寒い。第一食は自作にしよう。 温かいそば。 最近、課題、というほどのこともないが、なにか引っ掛かっている、鶏天のそば。 あれにしよう。 鶏はもも、冷凍があるので、出し…
4215号 11月22日(火)第一食 最近、ミシュラン東京の2023年版が出たので手に入れてみた。やはり、多少の入れ替わりがあるのでおもしろい。 御徒町のとんかつ[とん八亭] は今年も掲載。 ちょっと間があいたが、行ってみようか。 13時すぎ到着。あれま…
4214号 11月16日(水)夜 さて、ハンバーグ、で、ある。 牛乳を入れ、水分多めの例のもの。ちょっと久しぶり。 和知シェフレシピ、で、ある。 豚挽き肉は凍らせたものが200g。全体量で250gなので、牛肉50gが足らない。 また、このハンバーグはなぜか付け…
4213号 11月20日(日)夜 急に寒くなった。曇り空。 昼の気温が13℃。雨も降りそう。 初時雨(はつしぐれ)という季語がある。関東地方はまだ冬らしい冬には間があるのだろうが、そんな感じであろうか。 だが、これ、ちょいと疑問があった。気象学的には…
4212号 11月16日(水)夜 千葉外房の勝浦へタンタンメンを食べに行った。 勝浦といえば、漁港であるし、朝市なども有名であったと記憶しているが、漁港へも行かず、そのまま特急に乗って帰ってきてしまった。 ただ、駅前に漁協の売店で魚を少し買ってみ…
4211号 11月15日(火)第一食 今日もラーメン。天神下[大喜]、で、ある。 もうお馴染みであろうが、今月、1日にきて、煮干ラーメンを食べていた。 やはりひと月に一二回はきたい。むろん、うまい、のだが、ここは、しばらくこないうちに変わってしまう…
4210号 11月15日(火)第一食 さて。今日は、出張というのか、遠征というのか。表題、勝浦タンタンメン、で、ある。 ラーメン好きの方はご存知であろう。全国各地に、ご当地ラーメンというのは存在するが、千葉の勝浦。独特のタンタンメンが勝浦だけに存…