浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



池波正太郎レシピ

神田須田町・鳥すきやき・ぼたん その2

4013号 引き続き、創業が明治30年(1897年)頃という、神田須田町の鳥すき[ぼたん]。 煮えてくる。 つゆはしょうゆの甘辛。割り下が置かれているが、濃いものと煮詰まった時のための薄いもの。 かわったものが入っているわけではないのだが、それぞれ…

神田須田町・鳥すきやき・ぼたん その1

4013号 1月15日(土)夜 さて、今日は神田須田町の[ぼたん]、で、ある。内儀(かみ)さんの希望で、内儀さんが予約していた。 鳥すき、まあ、軍鶏鍋である。 このところ、神田須田町が多いような気もする。 あんこう鍋の[いせ源]、 そばの[まつや]…

鴨とねぎの鍋 その2

4004号 引き続き、鴨鍋。 拙亭では毎年正月に食べる。 今年も甘辛のすき焼き風ではなく、ねぎだけを一緒に焼き、しょうゆで食べるもの。 鴨とねぎの鍋は池波レシピ。池波作品にはよく出てくるが、これは「剣客商売」。 「剣客商売」はファンの方は先刻ご…

そば・神田まつや

3996号 12月21日(火)午後 さて、毎度お馴染み、午後からそばやで一杯、なのだが、今日はちょいと足を伸ばして、神田[まつや]へ行ってみようか。 今日は天気もよいが、少し暖かい。 元浅草の拙亭から、神田須田町まではどうであろうか、自転車でぶら…

浅利と大根の鍋

3957号 10月24日(日)第二食 今日は日も出て少し暖かい。 コートは出したのだが、まだよさそう。セーターを着て出る。 自転車で向かったのは、御徒町、吉池。 日曜日で人出も多い。 特にあてがあるわけではない。ちょっと間があいたが、よいものがあれ…

駒形どぜう

10月8日(金)第一食 もう一軒。駒形[どぜう]。 ずっと、きたかった。どぜうで一杯。 どぜう鍋は、本来夏のもの。 夏はもうすぎてしまったが、まだ暑いので間に合った、ということになろうか。 二時すぎ、やっぱり自転車で出る。 今日も、素足に雪駄。駒形…

郡上鮎・塩焼き、鮎飯

3938号 9月22日(水)第二食 水曜日。今朝は、少し寒くなったのか、富士山で初冠雪が観測されたとニュースでやっていた。 まあ、私など、起きる時刻は遅いのでわからないが。 天気はわるくない。晴れ間もある。が、にわか雨の予報も出ている。そこそこ蒸…

鴨鍋

1月1日(金)第二食 元日の夜。 昨年もそうであったが、我が家では、いつの間にか正月は鴨鍋になっている。 鴨鍋はもともとは池波レシピ。 作品は「剣客商売」で、二つある。 一つは「剣客商売 二 辻斬り (新潮文庫)」 これはねぎのみで、しょうゆで。 もう…

浅利と大根の鍋

11月8日(日)第二食 さて。 今日は、浅利と大根の鍋。 ちょっと久しぶり。 先日の鶏と大根の鍋に続いている。 これも、池波レシピ。 奇しくも、なのか、必然かこれも梅安。 先日は、4巻だったが、これはその前の3巻。梅安最合傘の表題作、最合傘。 梅安最…

鶏と大根の鍋

10月30日(金)第一食 そろそろ、こんな季節になってきた。 池波遼太郎レシピ「鶏と大根の鍋」で、ある。 簡単なので、毎年やっている。 出典は、仕掛人・藤枝梅安シリーズ。4巻目の梅安針供養。 (池波正太郎著「仕掛人・藤枝梅安(四)梅安針供養・あかつ…

浅草・並木・藪蕎麦

10月12日(月)第二食 10月に入って、鴨南の季節、かと思ったら、この日記を読み返すと11月であった。 浅草並木の[藪蕎麦]。 年がら年中出している蕎麦やもあるが、ここは冬限定。これは正しいのであろう。 調べると鴨南蛮は冬の季語。 『池波正太郎 剣客…

軍鶏鍋

8月16日(日)第二食 さて。軍鶏鍋、で、ある。 暑いときに、熱い軍鶏鍋。毎度書いているが、元々は、暑い時に暑気払い、元気になるために食べるというものであった。 もちろん、私の場合は、池波正太郎の代表作、言わずと知れた「鬼平犯科帳」シリーズが入…

上野・洋食・ぽん多本家

7月25日(土)第二食 さて、上野[ぽん多本家]で、ある。 先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でやっていた。ご覧になった方も多いかもしれぬ。 内儀(かみ)さんが、番組に出てきたビーフシチューが食べたいというので、行ってみることにした。 土…

ケチャップライスとナポリタン

6月11日(火)第一食、13日(土)第一食 毎度書いているが、チキンライスは私の好物、で、ある。 鶏肉を入れるので、チキンライスといっているが、まあ、広く言えば、ケチャップライス、で、ある。 鶏以外、豚、牛、あるいは、ハムでもうまい。 ハムになると…

鮎塩焼きと鮎飯

4月24日(金)第二食 昼、自転車で買い物に出る。 毎度お馴染み、吉池。 すると、お!。先日一匹しかなかった鮎が、豊富にある。 課題であった、鮎。 むろん養殖もの。天然鮎は、ほぼ吉池などでも見かけない。ほしければ、ネットなどで取り寄せる以外にはな…

かじバタと船頭飯

4月19日(日)第二食 さて、なにを食べようか。 たまには池波レシピでも、と考えて、思い付いたのは船頭飯。 作品は『梅安』(七)梅安冬時雨、師走の闇。 『梅安』も『鬼平』『剣客』同様、執筆途中で、先生は亡くなられているので未完であるが『梅安冬時雨…

新作歌舞伎[風の谷のナウシカ]ディレービューイングとトップス・銀座店

2月17日(月)第一食 さて、月曜日。 今日は、AM11時、銀座というのか、築地の東劇へ。 12月に新橋演舞場で行われた新作歌舞伎[風の谷のナウシカ]のディレービューイングを観に行く。 ディレービューイングといっても、シネマ歌舞伎、映画である。シネマ歌…

神保町・中国料理・揚子江菜館

2月10日(月)第一食 さて。シューマイ、で、ある。 シウマイだと横浜[崎陽軒]だが、一般には、焼売でもいいし、シュウマイでもいい。 シューマイは「池波正太郎の銀座日記(全)」 の池波正太郎表記、で、ある。 他の著作は調べていないが「銀座日記」で…

白魚軍艦巻・玉子とじ

引き続き、白魚。 2月4日(火)第二食 白魚といえば、天ぷらとい思い、まずは昨日、天ぷらにした。 まだ、半分残っている。 天ぷらもよいのだが、最もうまいのは、やはり生。 それも、そのままで刺身、ではなく鮨。 鮨というのは、刺身と酢飯の組み合わせで…

駒形どぜう

1月20日(月)第一食 月曜日、第一食、私の場合今は昼、であるが、[駒形どぜう]。ここももちろん、池波レシピ。 昼からというのも、たまにはよいであろう。 どぜうというと、本当は季節は夏である。 軍鶏鍋にしても、どぜう鍋にしても、江戸・東京では、以…

蕎麦・神田まつや

1月5日(日)夕 引き続き、1月5日。 国立の芝居がはねて、タクシーで神田須田町へ。 半蔵門からの帰り道、どこへ行くかというと、神田須田町。便利、なのである。 内濠通りから、靖国通りを真っすぐ。 須田町だと、あんこう鍋の[いせ源]もあるし[やぶそば…

鴨鍋~ねぎとしょうゆ

1月1日(水)第二食 元日、第二食。 十時頃に、雑煮を食べたので、半端だが15時頃。 昨日、年越しそばを鴨汁せいろにしたが、あの鴨を見たら、どうしても食べたくなった。 よい鴨肉であった。 なににするかといえば、鴨鍋。 鴨鍋というのもいろいろあるが、…

浅草並木・藪蕎麦

2月1日(金)夕 2月に入った。 ちょっと久しぶりかもしれない。 しばらく前から行こうと思っていた。 浅草、並木通りの[藪蕎麦]。 行くのであれば、時間があるので池波先生を見習い、昼の人が引け、夜の客で混む前の夕方、4時頃がよいであろう。生前、池波…

かんだ やぶそば

引き続き、1月6日。 国立の芝居がはねて、さて、どこへ行こう。 神田須田町あたり。 タクシーで内濠通りから靖国通り。神保町をすぎて、[まつや]の手前で降りる。 着物を着ているのでやっぱり和食系がよい。それも、老舗。 と、すると須田町界隈。 戦前以…

軍鶏鍋

11月25日(日)夜 午後、自転車で外出。 夜は、鍋にしよう。 寒くなると、どうしても増えてくる。 なにがよかろう。 この間は、池波レシピ「蛤の湯豆腐」をしたが、、、 !。 池波レシピの大横綱「軍鶏鍋」にしようか。 いわずと知れた「鬼平」に登場する、…

蛤の湯豆腐

11月19日(月)夜 月曜日。 帰り道。 だいぶ寒くなった。鍋がよろしかろう。 ウイークデーの鍋といえば、池波レシピが好適である。池波先生の鍋は基本シンプル。 具材一品に野菜も基本一品。 これは、その素材に集中できる、つまり味がよくわかる、という先…

上野・洋食・ぽん多本家

またまた、少し前のものになってしまったが、 ここ。9月7日(金)夜金曜日。オフィスの帰り、なにを食べようか考えて 上野[ぽん多本家]。毎週、金曜日となるともうぐったり、 で、ある。今週は、関西の台風の翌日大阪出張。大阪中心部ではあまり感じなかっ…

駒形どぜう その2

引き続き、駒形[どぜう]。 昨日は、丸鍋がきて、ねぎを山盛りのせて、 どぜうから食べ始めたところまで。 しかし、座敷はエアコンが効いているとはいえ、 目の前に炭火があって、暑い。 ふと、視線を上げて、正面奥を見る。 中央、壁の上の方には立派な神…

駒形どぜう その1

8月6日(月)夜 月曜日、例によって栃木からスペーシアで 浅草まで帰ってきた。 今日は少し早くて、18時すぎ。 久しぶりに並木の[藪蕎麦]にでも行こうか。 が、雷門前の並木通り、店の前までくると、 灯りが消えている。 そんなはずは、、。 月曜はやって…

瓜雷干し 隅田川花火大会 その2

引き続き、隅田川の花火大会。 ではあるが、瓜のことをもう少し。 瓜もみと、もう一つ、雷干し。 これは池波先生のかなりの好物であったようである。 小説作品にもエッセイにも出てくる。 私はなん度か再現をしている。 この雷干し、切り方が変わっている。 …