浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

断腸亭イタリアへ行く その21 ミラノ4

4749号 引き続き、ミラノ。 今日はダ・ヴィンチ先生の「最後の晩餐」を見に、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会/Chiesa di Santa Maria delle Grazieへ行く。 ミラノの街の歩き方は、ちょっと難しい。フェレンツェやパレルモのように歩けるほど狭…

断腸亭イタリアへ行く その20 ミラノ3

4748号 引き続き、ミラノ。 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア/Galleria Vittorio Emanuele IIであった。 できたのは、1877年、日本だと明治10年。中世のものがごろごろある街で、いかにも歴史がありそうだが、意外に新しいと思えてしまう。…

断腸亭イタリアへ行く その19 ミラノ2

4747号 昨日は、ミラノに着いたところまで。 さて、ミラノとは、ファッションの街というのは、わかったが、一体どんな成り立ちをしてきたのであろうか。 歴史、で、ある。フィレンツェ、パレルモ、どちらも見てきた、さて、ミラノは?。これも見ておかね…

断腸亭イタリアへ行く その18 パレルモ7~ミラノ1

4747号 引き続き、イタリア、パレルモ。 夜のマッシモ劇場を見た。 そこから。夕飯をやはり、この辺で買おう。 サンドイッチ系でよいだろう。まずいものは、ほぼない、はず。やはり、フランス人もそうだが、イタリア人の食には日本人に合っているし、私…

断腸亭イタリアへ行く その17 パレルモ6

4746号 だいぶ長くなっているが、引き続き、パレルモ。この分だと、イタリア旅行、4月に入りそう。まあ、よいか。これもこの日記の一つのバリエーションとして、もうしばらくのお付き合いいただければ幸いである。 さて。カフェでカンノーリを食べて、真…

断腸亭イタリアへ行く その16 パレルモ5

4745号 さて、引き続き、パレルモ。 パレルモ大聖堂を出て、右に。 大きな庭園があり、その背後、一段高い位置に建っているのがノルマンニ宮殿、Palazzo dei Normanni。 これ。 フィレンツェのピッティ宮殿のようにそばになにもなく、ちょっと独立してい…

断腸亭イタリアへ行く その15 パレルモ4

4744号 引き続き、シチリア、パレルモ。パレルモ大聖堂、で、あった。 昨日書いたが、教会の建築としてはあまり例がないと言われていると。 ここで、パレルモ、シチリアの歴史を簡単に書いておこう。出典は各国ウィキ。ただ、あまりにも行ったり来たりが…

断腸亭イタリアへ行く その14 パレルモ3

4743号 引き続き、イタリア、シチリア、パレルモ。 カリーニ門通り、メルカトの魚の屋台で飯を食っていた。 作り置きで並んでいるものをつまむだけでは、ちょいと物足りぬので、料理も頼んでみた。屋台だが、別にメニューはあって、頼むこともできる。 …

断腸亭イタリアへ行く その13 パレルモ2

さて、パレルモ1日目。 なぜこんなところにきたのか。もちろん、パレルモはシチリアでも歴史のある街で見るべきものは多くあるのだが。 最初に書いたが、フランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」シリーズの完結作「ゴッドファーザー PART…

断腸亭イタリアへ行く その12 フィレンツェ~パレルモ1

4741号 引き続き、フィレンツェ。 [io osteria personale]。イオ・オステリア・ペルソナーレ、か。訳すと、私の個人的居酒屋といった感じ?。経営者がいて、シェフは固定しないという形らしい。十分腹一杯。そして、やはり、これなに?という挑戦的なも…

断腸亭イタリアへ行く その11 フィレンツェ11

4740号 引き続き、フィレンツェ。 夕方、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から戻ってきた。 書いたように、今晩は[io osteria personale]というレストランを予約してある。 ミシュラン、星はないが、掲載店。前にも書いたが、東京では星付き店がゴロゴロ…

断腸亭イタリアへ行く その10 フィレンツェ10

4739号 引き続き、フィレンツェ。 フィレンツェのドゥオーモ、サンタ・マリア・デルフィーレで冷え切ってしまったので、一度ホテルに戻る。 一休み。ちょうどお昼。 昨日持ち帰ってきた、ビフテック(ステーキ)を食べてみる。これ、もちろん冷たいのだ…

断腸亭イタリアへ行く その9 フィレンツェ9

4738号 2月17日(月) 引き続き、フィレンツェ。 ホテルの朝食。 昨日同様、ミニハンバーグとペッコリーノチーズ。サラミ。 このサラミ、見てお分かりになるだろうか。ちょっと生っぽい。生ハムといってもよいのではなかろうか。これが、実にうまい、の…

断腸亭イタリアへ行く その8 フィレンツェ8

4739号 引き続き、フィレンツェ。 ウフィツィ美術館から出てきて、ホテルへ戻ってきた。16時。 頭も疲れたが、普段どれだけ歩いていないのか。もう足腰が痛い。 フィレンツェで予約をしていたレストランは明日の夜。ネットで予約したが、メールなどで確…

断腸亭イタリアへ行く その7 フィレンツェ7

4737号 引き続き、フィレンツェ、ピッティ宮殿、美術館。 あまりの美の洪水に、書いたように、かなり一杯一杯。やっと、外に出てきた。 裏はまた、広大な庭園。 時刻は11:30。まだ午前中だが、疲れた。 こんなところがある、のである。まさに、フィレン…

断腸亭イタリアへ行く その6 フィレンツェ6

4736号 さて、引き続き、フィレンツェ。 アルノ川を渡って、斜め右(西)方向へ。 しばらく歩くと、左側にこれ。 この広場、半円形で広いが、なにもない。横に長い巨大な建物。正面外観の造りは意外にシンプルに見える。名前が、ピッティ宮殿(Palazzo P…

断腸亭イタリアへ行く その5 フィレンツェ5

4735号 引き続き、フィレンツェ。まだ一日目が終わっていない。なにか、このペースだと、長くかかりそう。まあ、こんなものもよいか。しばらく断腸亭イタリア日記である。お許しを。 昼飯に濃厚なカルボナーラとピザを食べて一度ホテルに戻る。 一休み。…

断腸亭イタリアへ行く その4 フィレンツェ

4734号 引き続き、フィレンツェ。 ヴェッキオ宮殿。見事な装飾の回廊を見て、奥へいくと、不気味な石像のある少し大きな中庭。 立ちあがったライオンのような頭の生き物が首のない人間を足で踏み付け、口にその人間の頭をくわえている。ギリシャ神話であ…

断腸亭イタリアへ行く その3 フィレンツェ3

4733号 引き続き、フィレンツェ。 ホテルのおねえさんもいっていたが、基本、フィレンツェの中心部分は歩いて回れるよう。 昨日書いていた、パンや。コーヒーも飲めて、いわゆるバケットやクロワッサン、デニッシュ類などを売っている。入ってみた。 お…

断腸亭イタリアへ行く その2 フィレンツェ

4732号 引き続き、イタリア。 昨日はフィレンツェ空港に到着したところまで。 どうでもよいが、日本語でいうフィレンツェ(Firenze)はイタリア語の発音なのだが、エールフランスに乗っていて気になったのだが、フランス語、英語ではフローレンス(Flore…

断腸亭イタリアへ行く その1 フィレンツェ

4731号 2月15日(土) さて。若干のお休みをいただいたが、今日から再開。 この休み期間中、私は、内儀(かみ)さんと冬のイタリアへ行ってきた。もちろん、ただの旅行。 コロナ直前、行く予定にしていたのだが、中止になっていたもののリベンジではあっ…