浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2023-01-01から1年間の記事一覧

御徒町・中華・珍萬~御徒町切通橋

4344号 日にちが前後するが、これ、書いておきたい。 5月23日(火)第一食 雨で少し肌寒い。 雨だと、なぜか、御徒町の[珍萬]に焼きそばを食いに行きたくなる。 大塚行きのバスで一本というのよい。 14時前、到着。 雨降りのこの時刻でも、ほぼ満席。 …

黒門町のこと~御徒町・らーめん・藪づか

4343号 5月1日(火)第一食、5月25日(木)第一食 さて、ここ、ご存知、で、あろうか。担々麺が看板といってよい、のか。 場所は、またまた文字にしにくい。住所は上野三丁目。旧町は上野東黒門町。 例の南インド料理[アーンドラキッチン]の 一本南の…

ミラノ風カツレツ

4342号 5月23日(火)夜 今日は、カツレツにしようか。当初は、ラムチョップのカツレツ、と思って、御徒町に出た。 が、途中で方針転換。豚のカツレツ。とんかつではなく、 ミラノ風。 なにが違うのかというと、叩いて薄くして、揚げ焼きにする。違いは…

真子鰈(まこがれい)のムニエル?

4341号 5月22日(月)夜 さて、なにを食べよう。 久しぶりに鰈(かれい)のムニエルにしようか。 いつものように吉池へ。 きてみると、あったあった。切り身ではなく、一匹のもの。 真子鰈。大きくはないが、まあまあか。箱館産、591円。 付け合わせはめ…

人形町・京粕漬け・魚久

4340号 5月21日(日)夜 今日は昨日の続き。 人形町、洋食[そよいち]でビーフカツを食べ、タクシーに乗るために、甘酒横丁から、人形町通りに出てきた。 いや、正確に言うと、甘酒横丁交差点までが甘酒横丁で、人形町通りから先、[そよいち]側は甘酒…

人形町・洋食・そよいち

4339号 5月20日(土)夜 さて、人形町で洋食。 人形町というのは、古い盛り場である。江戸初期には、吉原遊郭があり、芝居小屋もあるいわゆる悪所、などとも言われたところ。また明治以降は、芳町、隣の浜町などとともに、東京有数の芸者町であり、明治…

稲荷町・南インド料理・ハリマ・ケバブ・ビリヤニ

4338号 5月19日(金)第一食 さて、また、カレーが食いたくなった。 昨日一昨日はなんと真夏日。暑いのはよい、のであるが、こう寒暖差が激しいのはまったくなんとしたことであろうか。 暑くなったので、カレーなのだが、今日は曇りで、午後は雨になるよ…

立ち喰い鮨・浅草まぐろ人・雷門出張所

4338号 5月14日(日)第一食 さて、鮨が食いたくなった。 もう、お馴染み、立ち喰い鮨[浅草まぐろ人]の雷門。 いつも生ビール一杯にかなり食べて、5000円程度。まあ、回転ずしの値段とは違うが、江戸前鮨としてそこそこちゃんとしている。 ここは御徒…

鯛の兜煮/殻付き牡蠣のレンジ蒸し

4337号 今日は魚介自作二本。 5月11日(木)夜 鯛の兜煮 今日はスーパーで鯛のあらを買ってきた。 今日はまた暑くなったのだが、一度アレルギー性鼻炎が出るといけない。鼻炎から副鼻腔炎炎で、頭が重い。 遠くへは出掛けず、近くですませたというわけ。…

浅草馬道坦々麺一龍浅草本店/御徒町横浜家系らーめん侍上野店

4336号 今日はラーメン二本。 5月10日(水)第一食 浅草馬道坦々麺[一龍]浅草本店 暑かったり、寒かったり、まったく寒暖差が激しい。今日は、天気もよく暑くなって東京の最高気温が25.0℃で夏日。 5月はこんなものであったろうか。 ともあれ、今日は暑…

納豆そば/麻辣鍋

4335号 今日は自作二本で。 5月4日(木)第一食 納豆そば さて、そばをゆでよう。まあ、乾麺。 今日は暖かい。いや、もはや25℃を越えている。暑い。 ぶっかけにしよう。天かすに生玉子を落とす。 天かすは、いつも[みやこし]で親方が帰り際にくれるの…

浅草寿・とんかつ・すぎ田

4334号 5月2日(火)夜 さて。(まだ連休中。) 今日は、内儀(かみ)さんの希望で、ご近所浅草寿のとんかつや[すぎ田]。 内儀さんは、ここのソテーが好物。 前回は2月であった。 一応、TELを入れておく。17:30。 前回はなかなか混んでいたが、今日は…

帝国ホテル・ラ・ブラスリー

4333号 5月2日(火)夜 さて、今日は、帝国ホテル。目当ては、シャリアピン・ステーキ。 牛肉を柔らかくするためにみじん切りの玉ねぎに漬け込んで焼いたもの。今はあまり見なくなったが、少し前まで日本の洋食の定番メニューであったと思われる。町の洋…

三筋・天ぷら・みやこし

4332号 4月30日(日)夜 さて、連休前半の日曜日。 今日は、ここもお馴染み、ご近所三筋町の天ぷら[みやこし]。 昼、TELをして予約。 18時。 内儀(かみ)さんとぶらぶら歩いて向かう。 いつもの通り、特の定食、7,700円也 瓶ビールをもらう。サッポロ…

賀茂茄子田楽/上野洋食ぽん多本家いかフライ

今日は二本。連休前のものだが。 4331号 4月25日(火)夜 賀茂茄子の田楽 吉池の地下で京都の賀茂茄子を見つけた。 まあ、東京ではデパートなどで見かけるほど。珍しい。 田楽がよいだろう。簡単である。 一緒に、いつもここで買っている、じゃこ天と黒…

つけ麺三題/神田猿楽町つけそば神田勝本/神田司町つけめん金龍/六厘舎上野店 その2

4330号 引き続き、つけ麺なのだが、二軒目の神田司町[金龍]。二丁目しかない珍しい町、神田司町について書いていた。 江戸の町名を残したいというのではなく、昭和10年からとそう古くない町名だが、神田司町という名前そのものに愛着があったというこ…

つけ麺三題/神田猿楽町つけそば神田勝本/神田司町つけめん金龍/六厘舎上野店 その1

4329号 連休で例年通りお休みをいただいていた。 今日は、連休前に書いていた、つけ麺。つけ麺というのは、いったいなんであろうか。探索、勉強のため、人気の店にも行ってみたので、書いてみたい。 ラーメン専門投稿サイト「ラーメンデーターベース」の…

練塀町のこと その2~上等カレー・秋葉原店

4328号 さて。引き続き、練塀町のこと。秋葉原駅の北東にある、今、神田練塀町と呼ばれる町のこと。 現代の地図 江戸 昨日は、講談や芝居になった、河内山宗春(俊)が住んでいたという、下谷練塀小路と書いていた。 ところが、今は神田練塀町といってい…

練塀町のこと その1~上等カレー・秋葉原店

4327号 4月24日(月)第一食 さて、秋葉原にある[上等カレー]。 好きで、時たま食べにくる。大阪が本拠。食べるのはカツカレー、で、ある。 場所は、秋葉原の中央通り沿い。ドンキホーテの一つ北側の通りの角。 今回は少し、この東側界隈について書い…

国産牛フィレステーキ

4325号 4月22日(土)夜 さて、ステーキ、で、ある。 肉。肉が食いたい。 と、なると、このところは、やっぱり国産牛のフィレ。[日山]のもの、で、ある。 浅草松屋まで買いに出る。 なかなか、ステーキ用のフィレ自体肉やではなかなか売っていないし、…

稲荷町南インド料理・ハリマ・ケバブ・ビリヤニ

4324号 4月18日(火)第一食 さて、今日は稲荷町の南インド料理[ハリマ・ケバブ・ビリヤニ]。 随分前に一度、夜にきている。ご近所といってもよい近さではある。 開店は2014年。もう10年近くなるのか。 最近、スパイスカレー、インドカレーというと同…

御徒町麺屋武蔵武骨/ほたるいかぬた/そば元浅草砂場

4323号 4月18日(火)第一食 御徒町・麺屋武蔵[武骨] さて、つけ麺、で、ある。 暖かくなると、いや、そろそろ暑い日も出てきて、季節、で、ある。 最近の東京のつけ麺事情というのは、どうなのであろうか。そこまで、マニアでもないので、把握をして…

カキフライ

4322号 4月17日(月)夜 さて、牡蠣、で、ある。牡蠣の食べ時というのは、3月、4月、で、ある。 というと、コイツ馬鹿なことを言ってる、ものを知らないなと、思われるかもしれぬ。牡蠣は冬のものではないか。Rの付く月。SeptemberからAprilまでというの…

人形町・ピッッア・ダ・バッボ

4321号 4月16日(日)夜 日曜日。 今日は、ピザを食べようというので、人形町の[ダ・バッボ]。 日曜もやっており、なかなか人気で予約は必須。 ピザだけではなく、パスタ、メインもある、イタ飯やといってよい。 17時半の予約。 拙亭のある元浅草から…

桜鍋・森下・みの家

4320号 4月15日(土)夜 さて、今日は、森下の桜鍋[みの家]。 ほんとうは、真夏、が季節であるが、暖かくなってくると、よいだろう。 鍋が、真夏というと奇異に思われる方もあるかもしれぬが以前は、軍鶏鍋にしても、このような桜鍋も暑いときに、元気…

御徒町南インド料理アーンドラキッチン/坦々麺一龍浅草本店

今日は二本。 4319号 4月13日(木)第一食 御徒町・南インド料理[アーンドラ・キッチン] さて、またまた、きてしまった。御徒町の[アーンドラ・キッチン]。 天気もよく、最高気温は20℃を越えているよう。 安心してこれるうまい、スパイスカレー。居…

いわしフライ

4318号 4月11日(火)夜 じゃがいものコロッケを作ろうと思い、浅草六区の西友へいったのだが、魚売り場に開いた生のいわしを見つけた。 千葉産。いわしといえば、銚子、で、あろう。 先月であったか、いわゆる入梅いわしといって梅雨時に脂ののった、い…

稲荷町・中国意境菜・白燕

4317号 4月9日(日)夜 さて。復活、稲荷町[白燕]、で、ある。 昨年一杯で、休業。 シェフは、旅に出た。 そして、帰ってきて、またまた、営業を始めた。 なかなか、自由人。いつ戻るとも言わず、ひょっとするともう帰ってこない?。まあ、店は看板も…

浅草・弁天山美家古寿司 その3

4316号 引き続き、浅草[弁天山美家古寿司]、三回目。 昨日は、にぎりのいか、白身、光物まで。 光物は、まだ鯵があったと思うが、そろそろ腹も一杯が近づいてきたので、パスして、次。 海老。 これは、内儀(かみ)さんが必ず食べたがる。 おぼろをは…

浅草・弁天山美家古寿司 その2

4315号 引き続き、浅草[弁天山美家古鮨]。 つまみ、たこと鰹。にぎりに入り、すみいか、平目昆布〆。 そして、鯛。 皮付き。皮を付けたまま、皮側に熱湯を掛け、すぐに冷水で熱が入るのを止め、洗う。霜降り、あるいは湯引きともいうのか。鯛では比較…