浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



いかと海老のガーリックバター

4607号

7月21日(日)第一食

エスカルゴが食べたくなった。

もちろん、フレンチのかたつむりの料理。

かたつむりをにんにくとパセリの入った
バターで焼く。

作ったこともあると思うが、肝心の
かたつむりは缶詰でも探さなければいけない。

なにか巻貝で代用できるか?。

つぶ貝とか?。

吉池に行ってみる。

巻貝は、サザエもあるし、つぶ貝、ながらみ、、
なんだか知らないのもある。

どうするのであろうか。
生のものから身を出して、焼くのか?。
うーん、これは難しそう。
正直、巻貝の身を出すのは苦手。

ちいさな、いかがある。
白いか。愛知産。

こんなものでもいいか。
それから、隣にあった、タイ産の小海老も入れようか。

あ!。小鰺が安い。
これは別に、南蛮漬けにでもしようか。

パセリ凍っている。にんにくもある。
バターは買っておこう。

帰宅。

小鰺。

南蛮漬けは、素揚げにして、酢に漬ければよいか。

きれいに洗って、ただ、揚げる。
170度で、よく熱を通す。
骨まで柔らかくなるように。

玉ねぎも入れようか。少しスライス。

赤酢の残りが少ないので使ってしまおう。
少し、しょうゆも。

このまま冷ます。

白いか。

いかというのは、全国で同じ名前でも違うものを
指していたりすることも多い。
まあ、いい加減なものであろう。

おそらく、これはケンサキイカ
まあ、これだけ小さいからどうでもよいか。

スミが出ると思われるので、一応全部下足を抜いて
ハラワタも取る。
下足の根本の目玉と口は切る。

バターは無塩で、柔らかくするため、常温に置いておく。

パセリとにんにくをみじん切り。

そこそこの量、まあテキトウ。

バターは柔らかくなったら練る。
フレンチのレシピを見ると、なめらかにする、
程度の意図のよう。

ここににんにく、パセリを合わせる。

土鍋に入れて、オーブントースターで
焼けばよいか。

土鍋。

いかと海老を入れ、にんにくパセリバターを
合わせる。

オーブントースターは高温。

10分、15分。

どんなものであろうか。

水分が出るのと、バターが溶けるのとで、
焼くというよりは、煮ている感じ。
こんなことでよいのであろうか。
また、中央まで熱くなっていもいないか。

一度出して、火にかけ加熱し、再び
オーブントースターに戻し、再加熱。

だがやはり、焼いている感じにはならない。

こんな感じ。

どんなものか。

無塩バターなので、最後に塩。
味見。

OK。

ビールを開けて、

食べる。

うーん。

どうなのであろうか。

そこそこ、うまいのだが、これが正解?。

なにが違うのか。
液体分が多い。
つまり、水分と油分。

いか、海老を生から入れているので水分が
ここから出ている。

バターの量も多かったのか。

一度ゆでてからでよかった。

そして、小鰺の南蛮漬け。

これは翌日だが、成功である。
赤酢が濃厚で、時間が経っており、しっかり
鯵に染みており、うまい。

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。

 

 

 

上野・洋食・ぽん多本家

4606号

7月21日(日)第一食

最高気温、34.6℃(13時27分)。
暑い。

さて、ここ。

先日書いたが、来ようと思ってやっていなかった
[ぽん多本家]。

昨日、よし、日曜だが明日行こうと決めた。
なんとなく、ここで行かないと機会を逸してしまいそうで。

前回は、2月であった。

ちょっと時間が開いた。

豚のカツレツが食べたい。

毎度書いているように、[ぽん多本家]は洋食やで、
とんかつや、ではない。
だが、今回は、とんかつ、いや、豚のカツレツ、で、ある。

暑くなると、揚げ物が食べたくなる。
天ぷらも同様なのだが、なぜであろうか。
やはり、体力を付けようと、無意識に油を欲する、
のかもしれない。

昼は13:45、LO。

13時には家を出る。

ジリジリと射すような日差し。

20分には到着。

重い扉を押して、入る。

入って、カウンターにもお客。
その向こう、調理場のご主人。

一人、と指を出す。

混んでるだろうし、カウンターかな、と思うと、
お二階へ、とご主人。

以前、仕事帰りに寄っていた頃は、ほぼカウンター
だったのだが、最近は必ず二階。
なぜであろうか。
二階の方が落ち着ける?。それは確かだが、
私としては、どちらでもまあ、かまわぬのだが。

階段を昇って二階へ。

二階は多少あきテーブルがある。

中ほどへ。

注文は、ビール中瓶をもらって、カツレツ。
ご飯と味噌汁もつけて。

ビールがきた。

キリンクラシックラガー中瓶、小ぶりのグラス。
まず一杯。

ここはお客が多くともいつも静かなのがよいのだが、
日曜のせいか、普段こないような人もいるのか
ちと、騒々しい。
そう大きな店でもなく、テーブルも近いので、
隣の声が大きいのは困りもの。
なにをしている人なのか、内容までわかってしまう。
公共の場での社会人としてのマナーだが、教えて
くれる人がいないのか。

ともあれ。
お通しが、なくなったのか?、と思っていたら、
すみません、遅くなりましたと、お姐さんが
いいながら、きた。

お通し。

いか下足のねぎぬた。
なんだか下足多め。
おまけ、かな?。
辛子酢味噌の塩梅がいつも通りよろしい。

カツレツが運ばれ、ビールがまだあったので、
お姐さんが、ご飯は後にしますかと気を使ってくれるが、
出してもらう。

味噌汁は、なめこと豆腐の赤だし。

お新香はきゅうり、白菜、大根のつぼ漬け、か。

カツレツに千切りキャベツ。

カツレツは半分に切って、さらに一口に。

ちょっとわかりずらいが、カツレツの右上に
一つ、カツレツではないもの。
これはポテトフライ。
じゃがいもを揚げたものだが、おそらく
ゆでたものを衣を付けて揚げている。
まあ、ちょっと簡単なポテトコロッケ。
これは自分でも作ったことがあるが、生を
そのまま揚げると火が通るのに時間が掛かりすぎる。
ポテトフライは、全国的にもあったかもしれぬが、
大正、戦前から、東京の肉やなどでも売っていた。
安いお惣菜。
池波正太郎先生は子供の頃、好物で、ポテショウと
呼ばれていた、ということである。

ともあれ。
皿に塩を出す。
キャベツにだけソースを掛けまわし、よく和える。
これ、あまり書いていなかったと思うが中途半端
ではなく、よく和えるのが好み。

そして、カツレツ。

揚げ色浅め。

塩を付けて、食べる。
肉はふんわり。うまみにあふれている。
衣はサクサク。

ここのカツレツは、ロースなのだが、脂身は
ほぼ、いや、まったくないだろう。
この年になると、やはり脂が多いのは、
ちとヘビーで、ある。

味噌汁も赤だしだが、出汁感強めで味噌もおそらく
合わせで、まろやか。

お新香もうまい。

以上。

下の帳場で会計。

今日も、うまかった。
ご馳走様でした。

 

ぽん多本家

台東区上野3-23-3
03-3831-2351

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。

 

 

 

浅草橋三丁目・洋食・一新亭 その2

4605号

引き続き、浅草橋三丁目、洋食の[一新亭]。

ここの営業は、夜はなくて昼のみ。

11時半~14時半まで。

13時半前、到着。

入ると、そう広くない店内。
新しくはないが、もちろん清潔で小ぎれい。
こんなちょっとずれた時刻でも先客あり。

洋食やなので、以前はもう少しメニューがあったようだが、
今は、カレー、ハヤシライス、オムライス。
その組み合わせ。さらに豚のカツレツをのせたもの、
三食ライスカツ付き。
これで、1500円。

せっかくなので、一番高いこれを頼んでみよう。

ご主人、奥さん、娘さんであろうか、
三人でやられているよう。

ちょっと調理場をのぞくご主人は、白髪で、
もうだいぶお年を召しているか。

きた。

三食ライスカツ付き。

なるほど、これはすごい。

どこから食べようか、考えてしまう。

カレーは、ノーマルな家庭のカレーに
近いのではなかろうか。

カツはやはりカレーとともにカツカレーとして
食べよう。

そして、オムライス。
もちろん、オムレツではなく、
中にケチャップライス入り。

見た通り、フワトロではなく、私の好きな
しっかり玉子を焼いたタイプ。

そして、中のケチャップライス。

これが、かなりうまい。
なんというのであろうか。
油がラードであろうか。
ただのトマトケチャップだけではないような
懐かしい(?)、なんだかクセになる味。

そして、ハヤシライス。

ハヤシライスというのは、実際のところ、その味は
幅広いのでは、なかろうか。
デミグラスソース系、トマト系、、、。

そもそも日本のデミグラスソース自体も
その味は幅広い。

ここのものは、デミグラスソース系。
それも、ちょっと苦みのある、ビーフシチュー
といってもよい味ではなかろうか。
肉も牛か。
おそらく、手間はかなりかかっているのではなかろうか。

そして、食べながら壁を見ると、写真集の貼り紙。

「東京懐かし写真帖」

「東京レトロ写真帖」

実は、ご主人、秋山武雄氏、ご本人はアマチュア
と書かれているが、立派なプロ写真家であろう。

1937年(昭和12年)生まれ。御年87歳。
ここの三代目。
もちろん、ここで、生まれ育たれた。

15歳の頃から写真を撮り始めたという。

二代目、お父様が若くして亡くなられ、若い頃に
この店を継がなければ、いけなかったと。

この店を続ける傍ら、界隈や東京下町の街並み、
特に、人々を、昭和30年代からずっと撮り続け
てこられたのが、前記の写真集で、氏の独白調の
エッセーが添えられている。
読売新聞の東京版に連載されていたもの。

家庭の火鉢にあたる老夫婦。
道路でベーゴマに興じる子供達。
日本橋の都電の電停・車通りが多くまったく
安全でない“安全地帯”で鈴なりになって待つ乗客。
まだあった頃の、佃の渡船。
千住のお化け煙突。
などなど。

私は書いている通り、元浅草に住んでおり、
ここと同じ、鳥越神社が産土神
(ちなみにここは、浅三町会。浅三は浅草橋三丁目。)
離れていはいるが、同じ鳥越祭。

この写真集には、昭和30年代からの鳥越祭風景も
モノクロの写真で載せられている。
今と同じ千貫の本社神輿と高張提灯の宮入りのもの。
私の住む七軒町の、色は分からぬが、今と同じ印の
染め抜かれた半纏の後ろ姿も見つけられた。

そんな祭風景の一枚に、たまたまであろうか、店前に
出した椅子に腰かけている在りし日の着物姿の古今亭
志ん朝師の写真もあった。(これ、他界される直前
だったよう。)

ご主人、ご高齢なので、ご健康が心配である。

ご馳走様でした。
おいしかったです。

 

03-3851-4029
台東区浅草橋3-12-6

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。

 

 

 

浅草橋三丁目・洋食・一新亭 その1 界隈のこと

4604号

7月18日(木)第一食

さて、ここ。

知る人ぞ知る、老舗洋食店といってよいだろう。

存在は知っていた。
なん度も前は通っているので。

だが、内容を知らなければ、やはり入りずらい
店の表。真新しくもきれいでもない。
そんなことで入ったことは一度もなかった。
取材拒否のお店らしいが、私としては迂闊といって
よい。

場所は鳥越神社の蔵前橋通りをはさんだ南側。
通りを入った右側。
鮨やがあって、その数軒先。

元浅草の拙亭からは、今、鳥越明神通りと言っている
通りが蔵前橋通りを越えた先。

創業は明治39年1906年)という。

さて、ちょっと地図を出してみよう。

現代。

現代ではほぼわからなないが、このあたり
ちょっとおもしろい。

現在の[一新亭]の場所と思われるところにを入れた。

江戸。

明治40年

ちなみにここの旧町は浅草向柳原町二丁目。

大まかな町割りはあまり変わっていないが、
まず気付くのは、川というのか、堀が通っていた
ということ。

一本は鳥越川。もう一本は新堀川

鳥越川の上流は今回取った範囲外だが、今の佐竹商店街
東に三味線堀という三味線型の少し広い堀になっていた。
この上がさらにあって、不忍池から流れる忍川に
つながっていたよう。

新堀川の方は、今の合羽橋道具街の通り。
入谷田圃からほぼ真っ直ぐ南に流れ、最後は西からの
鳥越川と合流し、幕府の米蔵、浅草御蔵の掘割経由で
隅田川に繋がっていた。

これらは若干年代に前後はあるが、関東大震災後には
すべて暗渠になっている。

鳥越川の場所は今はそんなわけで道路になっているが、
蔵前橋通りの一本南の通りがそれにあたる。

また、もう一つの大きな違いは、その蔵前橋通り。
これも震災後にできている。

そして、この界隈だと江戸期ちょっと
おもしろいものがあった。

江戸の地図で、鳥越川と新堀川の合流点の北の角。
今はビルが建て込んでいる一角。
「頒暦所御用ヤシキ」というのが見えると思う。
これが幕府の天文台。あの、伊能忠敬もここで
日本地図を作っていたのである。

さて。
江戸と明治の地図に鳥越川に掛かる橋、甚内橋と入れた。
これは今、その場所に石碑が立っている。

[一新亭]の北の角。

この由来がまた、ちょっとおもしろい。

今度は[一新亭]のちょうど裏に神社がある。
これが、甚内神社。

右の区教育委員会の説明板。
この神社も“甚内”なる者(?)も知らなかった。

ちょっと長いが、原文のまま引用させていただく。

「当社は「甚内霊神」の名で、江戸時代初期に創建された。
伝承によれば、甚内は武田家の家臣高坂弾正の子で、主家滅亡後、
祖父に伴われ諸国を行脚するうち宮本武蔵に見出されて剣を学び
奥義を極めた。武田家再興をはかり、開府早々の江戸市中の
治安を乱したため、瘧(=おこり筆者注、マラリア)に苦しんで
いたところを幕府に捕えられた。
鳥越の刑場で処刑されるとき「我瘧病にあらずば何を召し捕れん。
我ながく魂魄を留、瘧に悩む人もし我を念ぜば平癒なさしめん」と
いったことから、病の治癒を祈る人々の信仰を集めたという。
八月十二日の命日は、今も多くの人で賑わっている。
かつて鳥越川に架かる橋の一つ「甚内橋」の名も付近に甚内神社が
あったからだといわれる。鳥越川は、今は暗渠となり橋もなく
なったが、その名は「甚内橋遺跡」(浅草橋三丁目十三番四号)の
小碑に残されている。
関東大震災まで浅草消防署の付近にあったが焼失。その後移転。
昭和五年、現在地に移った。」

教育委員会のものなので、そう出鱈目ではないと思う
のだが、多少、眉につばを付けたくなる内容ではないか。

なんであろうか、これは。

まあ、皆様もご存知の通り、江戸期、実在の盗賊、犯罪者などが、
浄瑠璃、講談、芝居になっている例は、かなり多い。
「白波五人男」「河内山宗春・直侍」「幡随院長兵衛」「四谷怪談
などなど枚挙に暇がない。
人物は実在なのだが、まあどれも相当にお話しはふくらんでいる。

どうも、甚内なる人物もそのよう。

さらにウィキにもページがあった。

読んでみると、どうも、教育委員会よりもこちらの方が
信憑性が高そう。

向崎甚内(こうさきじんない)という名前。
「文禄・慶長期の盗賊」ということなので、安土桃山から
江戸にまたがる。なんと、こんな昔の話であった。

慶長18年(1613年)に捕らえられ、浅草で処刑された、と。
この浅草というのが鳥越あたりで、葬られたところが
後に甚内神社となったというのである。

江戸の刑場というと、小塚原と鈴ヶ森が知られているが、
江戸初期というのは、浅草御門(浅草橋)の外で、
このあたりはまだ江戸の郊外であったのは間違いない。
それで、刑場がここにあったのか。(この件、明確な
エビデンスは見つけられていないが、この近くにある
カトリック浅草教会に今「鳥越キリシタン殉教記念碑があり、
そこに鳥越刑場でキリシタンが処刑された旨記されており、
信憑性は高いかもしれぬ。)

で、この鳥越に甚内神社があったことにより、江戸後期に
瘧だの、虚々実々、尾鰭が付いた様々な物語が作られ、
知られるようになったということらしい。

 

つづく

 

03-3851-4029
台東区浅草橋3-12-6

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。

 

 

 

二郎系ラーメン豚山上野店/浅草田原町寿二丁目麺 みつヰ

なんだかラーメンばかり食べている。
暑いと、そばではない、のである。

4603号

7月17日(水)第一食

二郎系ラーメン[豚山]上野店

梅雨が開けそう?。
天気キャスターは、明日?、ともいう。

さらに週間予報では、開けたら記録的な猛暑、
とも。

最高気温、31.3℃(14時36分)。
暑いのだが、今日は曇りがち。
湿度、平均87%、、、嗚呼。

先日、初めて行った二郎系、上野の[豚山]と
蔵前橋通りの[ラーメンイエロー]
へ行ってみた。

すると、意外と、うまかった。
その量だけで行かなかったのだが、これだけ長く、
この系統、または、リスペクト系というラーメン店が
広まり、人気を継続しているのは、ただ、あの量だけ
ではない。まあ、あたり前の話ではあるのだが、やはり
ちゃんと、うまい、ということ。
このことに気が付いた。
また、今は、小盛という、通常と同じ程度の量も
ほとんどの店で用意されているので、まあ、多少は多いが
私でも普通のラーメン店として十分に使えるのもわかった。

と、いうことで、暑いのでガッツリ!。

上野広小路の[豚山]へ行くことにした。

14時すぎ。

外に列はなし。
中に入り、券売機で小盛を購入。

列は、中にあった。
5~6人か。

15分、程度であったか。
意外に待つ。
二郎系は、麺が太いので、ゆでる時間が掛かるから?。
わからぬが。

掛けてからも、多少待って、きた。

にんにく入り、他はノーマル。

麺。

平太打ち、ちょい縮れ。

こんな感じだが、この麺、きれい、なのである。
腰もちゃんとしている。しっかり、うまい。
背脂入り、濃厚スープに負けない以上の存在。
やはり、二郎系、ちゃんと進化しているといって、
よいのではなかろうか。

うまい、のだが、小盛ノーマルでもやはり、
後半はちょい、持て余す量。

なんとか食べ終わった。

ご馳走様でした。

豚山 上野店

台東区上野3-17-7 東亜御徒町ビル 1F

 

7月19日(金)第一食

浅草田原町寿二丁目[麺 みつヰ

こちらも、先日書いた。

移転して初めて。整理券制で以前よりは入りやすくなっている。

前回はおろしそばとソースかつ丼であったが、
おろしはかなりうまかった。
やはり流石。

他のラーメンの味も確認しておかねば。

14時前。

待ち時間は10分弱。

呼ばれて中へ入り、カウンターで注文。

ここにはノーマルなしょうゆと塩以外に、しょうが
というのがある。
これにしてみようか。
それから、やっぱりソースかつ丼も。

しょうががきた。

細かい黄色いものが浮いているが、
これがおろし生姜、か。

麺はこちら。

細麺も選べるが、太麺。
平打ち縮れ。

ソースかつ丼

生姜というのは、スープのベースには入っている
ものは多いと思う。
ただ、名前にしょうがを謳ったラーメンというのは、
かなり珍しかろう。

やはり、かなりバランスいい。これは流石。
このご主人只者ではない。
生姜は、多少感じられるほど。

ただ、この生姜、ちょっと違うものを使っている
のではなかろうか。風味が違う。
なんというのであろうか、ちょっと土の香りが
する、というのか。
まあ、かなり微妙なものだと思うが。

好みは人それぞれだと思うが、私にはもう一つ
ピンとこなかった。

ソースかつ丼は前回通り、うまい。
ここのソースかつ丼福井県のもの、なのか。
わからぬが、私には、これだけでも
ここにくる価値がある。

ともあれ。
ノーマルなしょうゆと塩も食べてみねば。

 

麺 みつヰ
X(旧twitter)

台東区寿2-9-15

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。

 

 

 

御徒町・南インド料理・アーンドラキッチン

4602号

7月16日(火)第一食

さて。

連休明けの火曜日。

今日は、昨日から御徒町の洋食[ぽん多本家]へ
カツレツを食べに行こうと考えていた。
ちょっと久しぶりであろう。

が、雨。

それもけっこうな降り。

もうすぐ梅雨明けらしいが、梅雨明け直前は
豪雨になることが多いという。
え?、そうだっけ。いつから?。前から?。
あまり意識したことはなかった。

ともあれ。

バスで行くか。

大江戸線で一駅でも乗るか、と思って傘を差して出る。
春日通りまで出て、スマホで都バスの接近情報を見ると、
寿まできているよう。
バスだ。

やはりこれ、便利である。

乗って二つ、御徒町駅前で降り[ぽん多本家]まで。

と、え?!、休み。

あ~。
ここは、月曜定休だが、祭日の場合翌火曜が休みだ。

googleマップを見てきたのだが、やはりそんな
者も多いのか、東洋系の観光客らしい集団が
店前にたかっている。
たかっていても開くことはない。

やはり、あれはあてにならない。
オフィシャルの情報に近いものを探さなければ。

まあ、私など暇人は今日でなくともなんら問題は
ないのであるが。

さて、どうしようか。
松坂屋横を歩きながら考える。

雨は降って、蒸し暑い。

昇龍]で餃子?。

よいかもしれない。
やはり夏は餃子だ。

が、きてみると、あれ、こっちも休み。
奇遇。調べるとこっちも[ぽん多本家]とまったく同じ。
月曜定休で祭日だと翌火曜が休み。

ハテ!?困った。
こうふられると、、、。

よ~し、ここまで来てしまうと、ちょっと遠いが
アーンドラキッチン]にしよう。
この気候には南インドの辛いスパイスカレーは
よいであろう。

またまた、御徒町へ戻る。

さらに駅を越えて、右。

[アーンドラキッチン]到着。
13時40分。

雨の中、御徒町を一周してしまった。
大汗。

この時刻でも、そこそこ埋まっている。
ここ、意外に?、あちら系(?)のお客さんも
見かけるのである。観光客らしい?家族連れ。
バングラ、インド、アラブ方面?。我々には、
ちょっと見分けが付かないが。

店員さんよりちょっと肌の色が濃いのだが、
お客さんが店員さんに話しているのは、なんと
日本語。うーん、どこの人なんだろう?。

ともあれ。
ビールだ。
ここは、飲み物は皆、なぜか均一で400円。
せっかくなので、キングフィッシャーにしようか。

それから、ランチミール、1290円也。
いろいろ食べたが、結局、これが一番よいか。
カレー三種にいろいろ付いてる。

キングフィッシャーを一杯。
アジアのビールは皆そうだが、やっぱりこれも、
軽め、である。

と、きた。

このセットが品数が一番多いか。

なん回も食べているが、左のカップ入りの二つの名前が
わからない。

一番左から。直に置かれている玉ねぎ?これがサンバル?。
漬物的なもの?。かなり塩味も強く、辛い。

次がラッサムか、その次も?。
要は、南インドのスープ。
手前は辛さはさほどではない、大根入り。
その上が、具はほぼなくかなり辛めのスープ。

その上がおそらくボリヤル。
キャベツのインド風コールスロー的なもの?。

右の三つは、わかりやすい。
上から豆のカレー、これが最も辛くない。
次が羊、辛い。一番右が鶏のカレー。これも辛い。
豆や野菜のカレーはマイルド。
肉系は辛い。これがインドスパイスカレーの
原則。

真ん中が、チャパティとライス、豆の揚げせんべい
パパド。

平均を取るとそこそこ辛めで香りも強い。
カレーもうまい。

量も私には、かなり多め。
そして、また、汗。

大満足。

うまかった、うまかった。

ご馳走様でした。

 

アーンドラキッチン・Facebook

03-5818-6564
台東区上野3-20-2 水野ビル B1F

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。

 

 

 

イタリアン・アルポルトカフェ・日本橋店

4601号

7月14日(日)夜

さて、日曜日。

内儀(かみ)さんとなにかのTVを視ていて、
うにのパスタが出てきて、食べたくなった。

先日も書いたが、やはり、魚介系のパスタは
日本人シェフが作るものが、日本人にはうまい。

うにのパスタは、だれか元祖のシェフが
いたような気がするが、忘れてしまった。

どこがよかろう。

まあ、うにでなくともよい、魚介系。

そうだ[アルポルト]!。
片岡シェフの。

以前、サラリーマン時代、有明で頻繁に食べに
行っていた。あそこパスタは、うまい。
[アルポルト]は西麻布だったか?。

お!。

調べると、日本橋高島屋に入っていた。
いつからだろうか。
知らなかった。
ちょっとカジュアル?[アルポルトカフェ]というよう。
かしこまりすぎず、ちょうどよいか。

予約をしてみる。
18時から。

日本橋高島屋だが、SCではなく、本館の方。
B2。
ここに台湾の小籠包や[鼎泰豊]もある。

店に入って、テーブルヘ。

完全な満席ではなかったが、まあ、こういうところは
予約した方がよいだろう。

さて、オーダーは?。
アラカルトでよいか、と、思ったが、
結局高く付きそうなので、パスタかピザの入った
メインなしの簡易コースにして、パスタは
うにで、ピザをポルチーニにしてみる。

ビール。

エビスのマイスター。

パンとオリーブオイル。

チャーム。

たらばがにのロワイヤル、とのこと。

上にトマトソースとかにの身。

下が、固まった玉子、、、要は、茶碗蒸し、
もちろん冷製。

イタリアンでロワイヤルという料理がある。
ほぼ茶碗蒸し。やはり温かい状態で食べるものが
基本のようだが、こんなものがあるのは、
知らなかった。

前菜。

カップは夏の定番、ガスパチョ

やっぱり、にんにくが効いて、うまい。
夏はこれに限る。

右が生ハムはハモンセラーノ
茨城産メロンを巻いている。

ハモンセラーノは、スペイン産で塩味強めで濃厚。
メロンは茨城産なので、オレンジ色のもの。

パスタ。

うにのトマトクリーム。
一皿を、取り分けてくれた。

安定して、ソースがうまい。

生うにがのっている。
そういえば最近、あまり生うにを食べていなかった。
私の場合、そこまでうにに思い入れはないかもしれない。
うにというのは、もの(種類、産地等)によって味に
大きな差がある。まあ、欲をいえば切りがないが。

ピザ。

ぐるぐる回す式のカッターが出され、
テーブルで切る。

正式なメニュー名はポルチーニ茸とモッツァレラ
チーズのピッツァ。

ピザはパリパリの薄いものではなく、厚いもの。

ピザでポルチーニは初めてかもしれない。

あまり見ないのではなかろうか。
ポルチーニというのは、まず香りのきのこ。

一番よく使われるのは、リゾットであろうか。
チーズがよく合わされ、うまい。
また、クリームとの相性もよいので、
クリーム系のソースでパスタにもなる。
これも、また、うまい。
香りもよいのだが、それに加え、うまみもある。
ここがすごいところ。
日本の香りのよいきのこといえば、松茸だが
あれは味よりは、香り。

ともあれ。
うまかった。

ドルチェ、デザート。

バターケーキとパンナコッタだったのだが
例によって、写真を撮り忘れていた。
残念!。

まあ、よいか。

以上。

腹一杯。
ご馳走様でした。

日本橋の[アルポルトカフェ]で、あった。

 

アルポルトカフェ日本橋・食べログ公式

中央区日本橋2-4-1 日本橋タカシマヤ B2F

アルポルト

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメール、ダイレクトメッセージはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。