浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

しらすとブラウンマッシュルームのアヒージョ

10月28日(月)第二食 だいぶ秋らしくなってきた。 肌寒い。 なにを食べようか。 温かいもの。 そうだ!、アヒージョ。 アヒージョはスペイン料理、、いや、スペインのタパス。小皿のつまみ、か。 スペインに行ったことはないのだが、きっと彼の地では、ベー…

稲荷町・洋食・ベア

10月28日(月)第一食 さて。 昼。今は、朝は食べないので、昼が第一食。 稲荷町の洋食[ベア]へ行こうか。 最近は書いていないが、今もよく行っているところ。 元浅草の拙亭からは清洲橋通りを渡り、すぐ。まあ、ご近所といってよいだろう。 下町の洋食や…

赤酢で鯛と穴子のにぎり鮨

10月27日(日)第二食 さて。 また、赤酢でにぎり鮨。サーモンをやったばかり。あの回に書いたが、今回のテーマは白身。 午後、吉池にまわる。 白身はなにがあるかな?。 平目はなく、鯛。 鯛でもいくつか種類がある。 養殖で、普通の柵。同じく、養殖ものの…

石原・レストラン・クインベル

10月25日(金)第二食 さて。 また、大雨。 今日は、しばらく前から行きたかった本所石原のレストラン[クインベル]。 もう随分前から行っている。 2013年 2015年 2018年 下町にあるが、只者ではないシェフの店。 5時半開店なので、5時半に一応、予約をして…

浅草・そば・角萬

10月24日(木)第一食 さて。 [角萬]というそばや。 ご存知の方は、ご存知。 まあ、あたり前だが。 元は竜泉にあった。 そば界のラーメン二郎とも呼ばれている。 豚肉とねぎの、太い冷やしそば。ヒヤニク。 創業がいつなのかは、よくわからない。戦前なの…

サーモンのにぎり鮨

10月22日(火)第二食 さて。 昨日の秋鮭のムニエルに続いている。 鮭は、サーモンなのだが、サーモンという名前で世界でにぎり鮨、あるいは刺身の中で、マグロなどを差し置いて最も人気のあるもの。その上、驚くべきことに、日本の回転寿司で人気No.1という…

秋鮭のムニエルタルタルソース

10月21日(月)第二食 午後、浅草から魚を見に御徒町の吉池に寄る。 目に付いたのは鮭。 秋鮭である。 アキシャケであるが、アキアジとも読む。 鮭とすれば、産卵のために帰ってきたものを沖で獲ったもの。卵や白子を持っているのでそちらに栄養がいってしま…

浅草・洋食・ぱいち

10月21日(月)第一食 洋食やのステーキが喰いたくなった。「いきなり」ではなく。 どこであろうか。まず、帝国ホテルが思い浮かんだ。 いうまでもなく、シャリアピンステーキである。 帝国ホテル伝統の、という枕詞が付けられる。昭和10年からあるメニュー…

リゾット ペッコリーノかパルミジャーノ・レッジャーノか

10月20日(日)第二食 さて。カルボナーラ用に買ったペッコリーノ、量は随分まだあるので、なにかに使わなければ。 思い付いたのは、リゾット。簡単にできる。 実は、ペッコリーノと同時にパルミジャーノ・レッジャーノも買っていたのであった。 この2種で…

南千住・うなぎ・尾花

10月19日(土)第二食 今日は、うなぎ。 南千住の[尾花]。 きっかけは、今度始まるTBS系のドラマに木村拓哉氏がフレンチレストランのシェフ役で出演するが、その役名をご存知であろうか。 そう、尾花。 まあ、そんな他愛のないことなのではある。 ただ…

ペッコリーノ・ロマーノでカルボナーラを作る。

10月17日(木)第一食 これは、今日。 表題通り「ペッコリーノ・ロマーノでカルボナーラを作る」。 スパゲティー・カルボナーラは好物である。好きな方も多かろう。 普通は私もパルメザンチーズ。いや、正確にはパルメザンチーズともいえない、クラフトの粉…

かつ丼

10月13日(日)第二食台風一過。このために買ったのではないが、かつ用の豚ロース肉が残っていた。 1パック4枚。塩胡椒で焼いたり、ポークジンジャーにしたり。なにか豚ばかり食べている。 いっそのこと、かつ丼!。 せっかくなので、赤だし味噌汁もつけよう…

赤酢で稲荷ずし

台風は行きすぎました。 幸い、拙亭も私の住む東京台東区付近も目立った被害はありませんでした。東京でも多摩川の氾濫などあったとの報道。それ以上に、被害は広範囲。長野の千曲川、埼玉の荒川水系、福島さらに宮城の阿武隈川等々で甚大な被害が出ているよ…

洋食・上野・ぽん多本家

10月10日(木)第二食 ちょっと久しぶりかもしれない。 ここのところ、どうしても食べたかった。 [ぽん多本家]。 上野、とんかつ御三家ではあるが、自らは洋食を名乗る。とんかつ、ではなく、カツレツ。 明治38年創業で、御三家最古である。 とんかつが洋…

上野藪そば

10月7日(月)第一食 さて。 なにを食べようか。 秋。 松茸!。 どうであろうか。野菜売り場には9月に入った頃からであろうか、出始めている。海外産で、それも例年通り高価。 本来、東京者の私には、松茸を食べる習慣はなかった。いや、今もない。東京はお…

すき焼き・浅草・今半別館 その2

引き続き[今半別館]。 和牛のことであった。 霜降りの牛肉というのは誠に美しい。 これは芸術品であり、そして、すき焼きはうまい。まぎれもなく我が国が誇るべき食文化の代表選手であろう。 国産でないwagyuが世界中に出回っているのをよく見る。もちろん…

すき焼き・浅草・今半別館 その1

10月4日(金)夜 金曜日。やっと涼しくなってきたか。 いや、今日も30℃近くはあった。だが、まあ、さすがに真夏ではない。エアコンを入れずにすごせる。 涼しくなって、頭に浮かんだのは、すき焼き。 仲見世脇、浅草寺そばの[今半別館]。 [今半]は浅草に…

台湾まぜそば&家系_麺屋はるか秋葉原&神田ラーメンわいず その2

引き続き、台湾まぜそばと家系のラーメン二題。 家系のことであった。 チェーンでない暖簾分けの直系と言われる家系の店を多く知らないのでわからないのだが、なにやら、チェーンの家系に押されているようにも見えるが、どんなものなのだろうか。 ちゃんとし…

台湾まぜそば&家系_麺屋はるか秋葉原&神田ラーメンわいず その1

9月12日~10月4日(金) 今日は、ラーメン。表題の二題、二軒。 離れているが、三日間の昼飯。 まずきっかけはTVの「マツコの知らない世界」。9月の放送分。 ご覧になった方もおられるかもしれぬ。“台湾まぜそば”。 まあ、あの方は、うまそうに食う。実際…

炒飯

9月30(月) さて。 炒飯(チャーハン)である。 もちろん、昨日の焼豚で。 皆さんは炒飯をどんな風に作られているのであろうか。 今、TV番組の料理コーナーなどで、中華以外の料理人が炒飯を作っているのを見ることも多い。 定番であった中華鍋に高温の火…

焼豚

9月29(日) 焼豚を作る。 なぜ焼豚か。 実は、炒飯(チャーハン)が食べたくなった。 いつもは、焼豚などなく玉子だけ。どうせなら、焼豚から作ろう、と。 焼豚はあまり作らないので、レシピを検索。もちろん、シェフのもの。 (博多の上海料理[蓮双庭]平…

〆鯖のにぎり鮨・赤酢の酢飯で その3

引き続き、赤酢の鮨。 〆鯖の話であった。 水と半割の酢で塩抜き兼、漬けを行う方法。これを去年からしているのだが、どうもこれ、いい感じなのである。 塩が抜けるだけでなく、通常の酢で漬けるだけでは入らない中心部にもどうも酢が入っている。不思議では…