4747号
引き続き、イタリア、パレルモ。
夜のマッシモ劇場を見た。
そこから。夕飯をやはり、この辺で買おう。
サンドイッチ系でよいだろう。
まずいものは、ほぼない、はず。
やはり、フランス人もそうだが、イタリア人の食には日本人に
合っているし、私は絶対的な信頼を置いている。特に高級な
ところでなくても普通の食がちゃんと、うまい。
[Panaro]パナロというサンドイッチ系の店。
揚げ物などもあり、パレルモの屋台料理を標榜しているよう。
チェーンを目指しているが、今はここだけ、といった感じか。
買ってきたのは、三つ。
サラミのサンドイッチ。やっぱり、食べたくなる。
Panino con salame, stracciatella, confettura di peperoni,
songino e pomodoro secco
サラミ、ストラッチャテッラ、ペッパージャム、
ラムズレタス、ドライトマト。
このサラミもかなり生に近い。これがうまい。
ストラッチャテッラは白く見えているチーズだが、ブッラータ
チーズの中身という。濃厚。また、おもしろいのがペッパージャム。
唐辛子のジャム。こんなものがあるのは知らなかった。
文字通り、唐辛子で作った砂糖の入るジャム。つまり、甘くて
辛い。イタリアン、フレンチで使われるよう。
ほんの少量使っているのでちょっとした辛みがある程度で
甘味までは感じられなかったが。
こんなファストフードのような店だが、知らないものをたくさん
使っている。パレルモローカルフード。
アランチーニ、ライスコロッケ。
切る。
ベジタリアンアランチーニといっていた。入っているのはほうれん草
だと思われるが、やっぱりチーズも入りうまい。
2月21日(金)
今日は、ミラノへ移動、パレルモ空港10時台発。
大家さんがタクシーを呼んでくれる。
8時に迎えにきてくれるので、荷物をまとめて、下に降り
お馴染みのパンや[Ferrano]の外のテーブルで朝飯。
カプチーノと、私は、3回目の、ソーセージ入りパン。
やっぱり、これ、うまい。
内儀(かみ)さんは砂糖をまぶしたベーグル。
意外にイタリアでもベーグルは売られている。
ただ、やっぱりイタリア人は甘くしたい。
空港に着いて、チェックイン。
内儀さんがまた、カンノーリを買っていた。
向う側ピスタチオと手前オレンジピールとチョコチップ。
右側の水はトスカーナのもの。フィレンツェで飲んでいたもの
だが、イタリア全土で人気か。
パレルモ空港。
2時間弱。
ミラノへ、そろそろ着陸態勢。
シチリアはあれだけ天気がよかったのに、こまでくると遠くはどんより。
遠くに、もうアルプスの雪山が見える。
ミラノ空港から地下鉄で、旧市街へ。
グーグルマップで最寄と思われる駅で降りる。
ミラノ市内は日が出ているせいか、そこまで寒くはない。
サン・バビラ/San babila駅。
行先は、Via Alessandro Manzoni,16/アレッサンドロ・
マンゾーニ通り16番。
今回は、民泊とホテルの中間のようなところ。
いくつかある部屋を管理してまとめて貸しているような
ところ。
ここから、また歩くわけだが、大失敗。
グーグルマップにナビ機能があるが、これを使うべきであった。
マップを見ながら歩き始めたのだが、知らない土地でこれを
やったらどういうことになるか。最初の方向把握を間違えて
しまったのである。90度以上違う方向に1時間。遥か遠いミラノ
大学まで。正しいルートなら20分ほどであった。
なんとか気が付いて、ナビにして、やっとたどり着く。
地図を出しておこう。
ただ、おかげで、ミラノのドゥオーモ、ガレッリアなど中心部を
先に通ることができた。
部屋の建物の前で、管理会社に、やっぱり私のスマホから連絡を
取り、待つこと、30分ほど。パレルモでもそうであったが、様子が
わからないので、この待つ時間はなかなか不安。果たして今いる
場所が正しいのか、そもそも自信があるわけではないのである。
ともあれ、幸い若いお兄ちゃんがきて、部屋へ入る。8階。
鍵をもらい、説明を受ける。
部屋は、ここもリビングとキッチン、バストイレ、ベッドルーム。
洗濯機あり。十分広い。
窓。
見下ろすと、こんな感じ。
なかなか高い。下の通りには、トラムが走っている。
ここも旧市街なのだが、フィレンツェよりもずっと近代的か。
ミラノというとご存知のようにファッションの街。
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク。
世界でファッションの都と呼ばれる4都市のうちの一つ。
ファッションウィーク、ミラノコレクションが開かれる。
グッチ、フェラガモなどはフィレンツェであったが、ミラノは
もっとすごい。プラダ、ヴェルサーチ、アルマーニ、ドルチェ&
ガッバーナなどの創業地。ヴァレンチノ、モンクレール、
レイバンなどがミラノに本社を置く。(まあ、くどいようだが、
私にはまったく縁がないが。)
先ほど、ここまで歩いてくるだけで、男女とも、風貌、
スタイル、歩き方、目線、この人、絶対モデルだ、という人を
複数見かけた。(実は、ミラノのファッションウイークは2月25日
~3月3日と、この日の後、もうすぐ。)
つづく
つづく
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