浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



御徒町中華珍萬/二長町ラーメン天神下大喜/浅草六区翁そば

さて、今日は麺類3本。

4438号

御徒町・中華[珍萬]

10月25日(水)第一食

やっと秋らしい気候になってきた。
最高気温は13時26分で、22.2℃。

焼きそばが食べたくなった。

もちろん、ソース焼きそばではなく、
中華の焼きそば。
餡かけのカタヤキだったり、麺に焦げ目を
付けたもの、皿うどんのような柔らかい麺のもの
など色々あるが、どれでもよい。
どれもうまい。

子供の頃は、焼きそばといえば、ソース焼きそば
で、あった。だが、いつしか中華の焼きそばになってきた。
むろん、ソース焼きそばもうまいし、好きなのだが、
中華の焼きそばの方が上回る。

子供の頃も、もちろん存在はしていたのだろうが、
家庭で作るようなものでもなく、中華やへ行けば
焼きそばよりは、ラーメンの方がどうしても優先順位は
上位になる。それに対して、ソース焼きそばは、
お祭りの屋台だったり、様々なところで食べる機会がある。
あのジャンクさが魅力的である。

中華の焼きそばを食べるようになったのは、社会人に
なってからであろう。日本橋の裏通りにあった、
今はもうない中国人経営のちょっと大きな老舗で
あったと思う。酢を掛け回して食べるおじさんの
同僚に教えられたような気がする。
うまいもんである。
自分でも作るようになったが、そう難しくはない。
私の場合は麺に焦げ目を入れているので、多少の
コツはいる。また、最近は、仕上げに中華鍋の中に
水溶き片栗粉をさっとまぶして味をからめる、
なんということもやり始めてはいる。
具は肉に野菜。なんでもよい。あんかけでもよいし、
そのまま具とともに炒めてもよい。味付けも味覇
入れて塩、だけでもよいし、オイスターソース、
でもよい。意外にふり幅が広くても中華の焼きそば
として成立するだろう。

で、最近は、御徒町の[珍萬]。

太麺。

やっぱり酢を掛け回す。
中華の焼きそばは油っこいものが多いので
酢は欠かせない。

ここはなぜか太麺だが、別段太麺でなければいけない
というものでもない。ノーマルな太さでもOK。
やはり、懐が深い。中華の焼きそば。

台東区上野3-28-10
03-3831-8801


10月26日(木)第一食

二長町・ラーメン[天神下大喜]

さて、今日も昨日と同様、
安定した秋らしいよい天気。

ラーメン、久しぶりに[天神下大喜]に
行こうか。

前回は9月に入ってすぐ。
今まで、あまりここで食べてこなかった
塩系、うめしおを食べて、うまかった。

元来、塩系のラーメンというのを私はあまり食べない。
実際、しょうゆ味に比べて量としては少ないではないか。

ここでも食べたことは以前にあったのだが、
その頃から、やはりだいぶ進化していた。

ここ、しばらく食べないうちに、同じものでも
どんどん変化、進化していく。
こんなラーメンやは他にはあるまい。
ここのご主人の個性なのであろう。
一つ所に、とどまらない。

今日は、前回同様、うめしお。

見た目は、まあ、前回と変わらない。
青みは小松菜、花がつお、おぼろ昆布、白髪ねぎ、
油揚げ。
かなりの種類である。

麺。

細麺。

やっぱり、うまい。

おぼろ昆布の影響だけではなく、脂(?)の
影響なのか、スープにかなりのとろみがある。
これがかなりクセになる。

うまい、うまい。

が、うめ?。

前回は、うめしおの、梅らしい味も感じられた
のであるが、今日はあまり感じられない。

また、進化した?。

ご馳走様でした。


台東区台東2-4-4
TEL 03-3834-0348


10月27日(金)第一食

浅草・六区[翁そば]

今日は浅草。
そば[尾張屋]へ行こうと思ったのだが、
金曜定休であった。

で、六区の[翁そば]。

毎度お馴染み、カレー南蛮そば。

すり切り一杯。

この、乱切り、この太さ。

これが、うまい。

食べ終わると、汗だく。

ご馳走様でした。


03-3841-4641
台東区浅草2-5-3

 

 

 

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