2月2日(火)夜
さて。
待望の(?)[ミート矢澤]、で、ある。
どのくらいの方が、実のところ
ご存知であったのであろうか。
私は正直のところ五反田にオフィスが移って、
地元ということになるまで、店名までは記憶になかった。
ただ思い出してみると、某お笑い芸人のTJ氏が
盛んにTVで紹介しているのは記憶にあり、それが
この店であったということである。
草食系なんという言葉が定着しているが
一方で、どうしたわけか女性も含めて“肉”というのも
ブームであることは間違いなさそうである。
古い友人が五反田で飯が食いたいというので
18時半に会社前で待ち合わせをし、ダメ元で
[ミート矢澤]の前まできてみた。
この時刻のいつもの通り、2〜3組、5〜6人が
店前のウェイティンスペースで待っている。
念のためにと、ドアを開けて、店のお兄さんに聞いてみると、
あ、もうすぐご案内できますよ、とのこと。
なんだぁ、意外に入れるんじゃない。
数分、屋外だが暖房装置のあるウェイティングスペースで待つが
難なく、着席。
ステーキということだからか、アメリカンカントリーな内装。
見たところ、お客は若い女性二人というのも少なくない。
やはり女性でも?肉?、なのである。
生ビールをもらって、注文。
コンビーフのサラダというのをもらおう。
それから、ステーキは高いというのもあるが、やっぱりここは、
ステーキよりはハンバーグなのであろう。
黒毛和牛100%とうたっているハンバーグは150gが1,580円、300gで2,380円。
チーズがのったり、ソースがいくつかある。
よくわからないので、シンプルそうな
しょうゆソースのフレッシュハンバーグというのにしてみる。
焼き方はこの店のリコメンドのミディアムレア。
サラダから。
きれいな盛り付け。
コンビーフの入った、アボカドのサラダであった。
アボカドというのは考えてみるとあまり頻繁に
食べるものでもないがうまいものである。
確かTJ氏がここのコンビーフを宣伝していたと思うが、
コンビーフ自体の存在感は感じられない。
さて。
お待ちかねの、ハンバーグ、で、ある。
まるまるとした玉子型。
切ると、
こんな感じ。
ミディアムレアで、確かに肉汁ジュワー。
なるほど、これであるか。
十分にうまい。
食べ終わり、勘定をし、
この後は友人と二人で、毎度お馴染み、
界隈のやきとんやへいったわけであった。
さて。
実は、今日ここへきて確認ができたのだが
この界隈には、ほぼ同じようなハンバーグを出す店が
複数軒ある。
例えば[銭場精肉店]あるいは[アルカスール牧場]といった
ところ。
[矢澤]以外はここまでの人気ではないので
お昼でも楽に座れて、値段も昼は楽に¥1000を切って、
随分と安い。
オフィスが近所なのもあって、この二軒には
もうなん回もお昼にハンバーグを食べにいっている。
十分にうまい。
黒毛和牛100%なのかどうかは素人にはわからない。
しかし、肉汁ジュワ―はかわらない。
どう考えたらよいのであろうか。
話題性も含めて、楽しんでいるのであるから、
それでいいじゃないか。
そういうことかもしれぬ。
昨日も少し書いたが、やはり同じようなこと
なのであろう。
食いものの味というのはとても主観的なもので
ちょっとした情報で、感じ方や満足感は変わってしまうもの
なのであろう。
私はやはり考えてしまった。
皆様はどう思われようか。
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