浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

羊串肉

2月26日(日)夕 さて。 昨日は猪。 引き続いて、今日は、羊、で、ある。 羊串肉、と、書いて、ヤン・ロウ・チュアンと 読むらしい。 むろん、中国語。読んで字の如く、羊肉の串、焼き。 中国東北部、いわゆる旧満州、いうところの 満州族の料理。 以前、凝…

両国・山くじらすき焼き・ももんじや その2

2月25日(土)夜 今日は昨日の続き。 両国のももんじや。 不要だとは思ったが、一応、夕方、内儀(かみ)さんが TELを入れて6時半に予約をした。 6時すぎ、出る。 やっぱりタクシー。 元浅草の拙亭からは、ワンメーターちょい。 春日通りから新堀通り、蔵…

チャーハンのこと〜両国・山くじらすき焼き・ももんじや その1

2月25日(土)夜 土曜日。 第一食は、冷飯でチャーハン。 これはちょっと、進展があった。 ちょいと、ご報告。 先日の、温かい飯(レンジ加熱した)で炒める、という方法。 これが、やはりだいぶよいことがわかってきた。 そうとうに、パラパラ感には役に立…

日本橋・洋食・たいめいけん

2月24日(金)夜 帰り、日本橋のたいめいけんへ。 日本橋でなにか食べようというと、 選択肢はいろいろとある。 この前行ったのが吉野鮨。 あるいは、蕎麦やの、やぶ久。 江戸前おでんの老舗、お多幸も、ある。 日本橋というのは、東京西部で育った私には、 …

日本橋・洋食・たいめいけん

新宿・桂花ラーメン

2月21日(火)夜 さて。 突然だが、 今日は、どぉ〜しても、桂花ラーメンが 食べたくなった。 理由はよくわからない。 夕方になって、ふと、食べたくなった。 桂花ラーメンとは熊本ラーメンの桂花。 ご存知で、あろうか。 本店は、その名の通り、熊本なのだ…

新宿・桂花ラーメン

1900号記念(?)回鍋肉

1900号記念(?)。 メルマガで読まれていない方は、おわかりにならないのだが、 今号で1900号。むろん、私のことである、数え間違い、 ダブリその他多々あり、不正確ではあるが、ほぼ通算1900号目 なのであろう。 そもそものところ、私がこの日…

チキンライス

2月18日(土)第一食 さて。 土曜日。 (やっと、リアルタイムに近づいてきた。) 今朝は、冷蔵庫に冷飯があったので、 チキンライスを作ることにした。 チキンライスというのは、いうまでもなく、 鶏肉の入ったケチャップライス。 好物である。 ちなみに、…

上野・キムチ横丁・京城苑

2月10日(金)夜 引き続き、金曜日。 夜は、前からの予定で、会社の同僚と 上野キムチ横丁の京城苑で呑み会。 19:30開始。 私は幹事ではないのだが、店のリコメンドは 私がした。 場所は上野。 オフィスは市谷だが、上野は帰る方向が便利な人も 少なくなく…

神田須田町・洋食・松栄亭

丼の考察をしているうちに、 時間が経ってしまった。 ちょっと前になるが、書いておきたい店を。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2月10日(金)昼 午前中、神田。 昼前、終わって、お茶の水までいくという 連れに付き合って、須田町まできた。 淡…

神田須田町・洋食・松栄亭

丼もの考察 その6

丼もの考察 その6さて。 明治初期から、戦前まで、5回に渡って、 丼をキーワードに新聞をあたってきた。 この試みを始めた当初の動機は、かつ丼が、 いったいいつ生まれたのか、が、知りたかった。 一説には、早稲田の蕎麦店、三朝庵である、または、 早稲…

丼もの考察 その5

そろそろ、終盤に近付いてきた、 丼もの考察。 昨日は、大正10年の将軍様の鰻丼まで。 大正というのは15年までなので、わずかで、ある。 その中で、大正12年には関東大震災が起きている。 1923年、もう今から90年近く前になる。 ともあれ、どんどん記事を紹…

丼もの考察 その4

引き続き『丼もの考察』なのだが、 昨日から、浅草六区のことについて、書いている。 問題は『楊弓店』。 楊弓(ようきゅう)、というのは、 ご存知であろうか。 時代劇にもまあ、出てきているので、 知っている方もあるかもしれない。 座って射る弓である。…

丼もの考察 その3

引き続き『丼もの考察』 昨日は、明治20年代まで。 この頃、鰻丼(うなぎどんぶり)に加えて、 天麩羅丼(てんぷらどんぶり)が、定着していた。 次。 明治36年。 見出しは『鰻丼と天麩羅の詐欺』。 なんだか、食い逃げしか出てこない。 京橋区霊巌島長崎町…

丼もの考察 その2

さて、引き続いて、 丼もの考察。 丼もの史、と、いった方が適切かもしれぬが、 歴史、というほどのこともなかろう。 ともあれ、丼ものというのはいつ頃生まれたのかを 調べている。 調査対象は、明治からの新聞に出てくるもの。 最初の二つは、鰻丼(うなぎ…

丼もの考察 その1

先日、かつ丼のことから、 一体かつ丼は、いつ頃できたのか、考えてみたい と、書いた。 これには、以前に、まったくの推論でで 考えてみたことがあった。 今回、推論、ではなく、実地に調べてみよう、 と、思い立ったのである。 なにかというと、明治からの…

並木藪蕎麦 その2

引き続き、新築なった、浅草雷門前の並木藪。 酒がきて、そば味噌と板わさでやっていると、 天ぬき、鴨ぬきも、きた。 天ぬきは、熱いつゆに、芝海老のかき揚げが浮かんでいる。 浮かんでいるといっても、すぐにつゆに 溶け出してくる。 この溶け出した衣を…

並木藪蕎麦 その2

並木藪蕎麦 その1

2月5日(日)夜 日曜日。今日はなにを食べようか。内儀(かみ)さんは鍋、久しぶりに、両国の ももんじや、へ、行きたい、という。 前に行ったのは、猪年の2月で、やたらと混んでいた。落語、二番煎じ、ではないが、この寒い時期に、 牡丹鍋(ぼたん)というの…

並木藪蕎麦 その1

煮込みと、、、日本人として?

2月4日(土)朝 さて。 土曜日。 朝は、飯を炊いて、先週の日曜日だかに 作っておいてあった、モツの煮込み。 もつ煮込みの作り方は、前のものをご参照されたい。 今回のものは、モツ以外にはこんにゃく、茹で玉子、 木綿豆腐、それから、冷蔵庫にあった、ご…

日本橋吉野鮨

2月2日(木)夜 鮨が食いたい!。 寒い、のであるが、やはり鮨は別格、で、ある。 今、私が足を運んでいるのは、三軒。 先日書いた、浅草松屋に入っている、すし栄。 デパートの地下のテナントで、土日、 半端な時間でも食べることができるし、安い。 が、老…

炭とたどんと、かつ丼と その3

引続き、かつ丼。 昨日は、揚げて、切ったところまで。 ここまでやれば、置いておいてもOK。 かつ丼は一時中断、なめこと豆腐の味噌汁に移る。 出汁。 煮干がよかろう。 昨日、かつ丼のポジションに合った味噌汁、 などと書いたが、同じ意味で、だしは鰹よ…

炭とたどんと、かつ丼と その2

引続き、1月28日(土)。 炭を買って、一度家に置いて、 かつ丼の材料を買いに、再び出る。 行き先は、毎度の、肉のハナマサ。 豚ロース。 丼なので、大きなものでなくていいだろう。 小さめだが、8枚入ったもの。 それから。 せっかくなので、味噌汁くらい…