浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2016-01-01から1年間の記事一覧

ラーメン・湯島天神下・大喜

さて。 書いておきたいもの、二つめ。 湯島天神下のラーメンや[大喜]。 一時は大ブレイクし、今は列になることは稀ではあろうが それでも有名店といってよろしかろう。 開店は1999年で、もう15年以上になるよう。 行列のできる人気店になれば、その後、チ…

ラーメン・湯島天神下・大喜

上野・とんかつ・蓬莱屋

夏休みのモルディブと「諏訪大社」のことを ながなが書いてきたが、そろそろ断腸亭料理日記 通常バージョンに戻らなければならないのだが、 その間で書いておきたいものをいくつか。 まずは、表題のここ。 これはモルディブから帰り、仕事に復帰した 金曜日…

「諏訪の神:封印された 縄文の血祭り」戸矢 学 その5

引き続き、 「諏訪の神: 封印された縄文の血祭り」戸矢 学さて。四回に渡って書かせていただいたが、今日は、これを読んで考えたこと。この書、戸矢氏の、様々な通説の皮をむいて、本当の姿に迫ろうとする姿勢というのにまずわが意を得たり、と感じたのであ…

「諏訪の神:封印された縄文の血祭り」戸矢 学 その4

引き続き、「諏訪の神: 封印された縄文の血祭り」戸矢 学 諏訪の縄文以来の古い神、ミシャクジの続き。 シャクジとはいったいなにか。 ミシャクジから、練馬区の石神井(シャクジイ)のこと。 石神井は私が育った大泉の隣町である。 石神井公園と縄文という…

「諏訪の神:封印された縄文の血祭り」戸矢 学 その3

引き続き、 「諏訪の神: 封印された縄文の血祭り」戸矢 学天下の奇祭といわれる、諏訪大社の御柱祭のことを 続けよう。 大きな樅(もみ)の丸太を切り出し、諏訪地方広範な 地域の何千人(?)もの氏子達が出て、山を曳き、里を曳き、 崖から落とし、川に突…

「諏訪の神:封印された縄文の血祭り」戸矢 学 その2

引き続き、 「諏訪の神: 封印された縄文の血祭り」戸矢 学諏訪大社の秘められた祭神の交替?、 物部守屋のことを書いた。 隠された諏訪大社の歴史。 諏訪大社については、戸矢氏によれば、 文献、古文書の類は実は、膨大なものがあるという。 しかし、解読、…

「諏訪の神:封印された縄文の血祭り」戸矢 学 その1

さて。 長々夏休みのモルディブのことを書いたが、 モルディブで読んだ本とそこから考えたことを少し 書いてみたい。 数回に分けてちょっと長くなるが お付き合いをいただければ幸いである。少し前にNHKスペシャルでやっていた、諏訪地方の御柱祭のことを書…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その9

モルディブ最終日のダイビング。イルカ登場からもう少しいくと、現れた。真っ白いサンゴ礁の洲に、なにやらテントらしきもの。なにかといえば、ウエディング、とのこと。は〜。どこの国の人か。 わからぬが、なるほど。これは思い出に残るであろう。あ〜。そ…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その8

まだまだ、モルディブ。 滞在四日目。 ボートダイブ三日目を終えて、ヴィラに戻ってくる。 シャワーを浴びて、着替えてほっと一息。 ダイビングというのは、意外に疲れるのである。 気圧の高いところに一本あたり1時間いて、活動する。 二本潜ると、ボ〜トっ…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その7

断腸亭の夏休みも7回めとなってしまった。 三日目の夜。昨日は、前菜まで。 メインは私はステーキ。アンガスビーフ。(アンガスビーフはいつも、ハナマサのものを食べているが、基本うまい赤身肉である。) つけ合わせの野菜。温野菜とほっくり焼いたじゃが…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その6

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その6 引き続き、モルディブ。 ボートダイブの2日め。 さて。 ここになにかいるのだが、おわかりになろうか。 3〜4匹いる小魚、ではない。 拡大してみる。 小さなへびのような。 長さは10cm程度、で、ある。 下の沈船の壁…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その5

断腸亭の夏休み、もう少しのお付き合いを。 ボートダイブ一日目が終わりダイブセンターに 戻ってくる。 モルディブのこのあたりの海というのは 比較的穏やかである。 本来この時期はやはり北半球だからか、雨季。 我々の滞在中もスコールのような通り雨が よ…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その4

引き続き、モルディブ。 一日目を終えて、二日目の朝。 ダイビングは午前中2本。 8:15集合でボートで出る。 朝食のバッフェは7時からあいているので 7時に出掛ける。 一番乗り。 だいたいこういうところにくると、 日本人は早いのだが、いるのはやはり日本…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その3

引き続き、モルディブ。初日の朝飯。食べ終わって、フロントに寄る。 昨夜、夜遅く着いたので朝、リゾート内を案内してくれるというのであった。 バギーでいくつかあるリゾート内のレストランなどを紹介してくれる。その内、ビーチにあるグリルが売りのとこ…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その2

引き続き、断腸亭の夏休み、モルディブ行き。 スリランカのコロンボ空港でモルディブ・マレ行きに 乗り換えて1時間ほど。 マレ国際空港着。 すっかり夜。 マレ空港といっているが正確には、マレではない。 マレというのはモルディブの首都の島で 空港のある…

断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その1

8月14日(日) さて。 先週一週間、夏休みをいただいて、 毎年恒例ではあるが、南の島へダイビングに 行ってきた。 昨年はフィリピンのボラカイ島であったが 今年は、インド洋のモルディブ。 遥か昔、30年ほど前の新婚旅行で初めて行ってから、 もう6〜7回…

上野・洋食・ぽん多本家

8月9日(火)夜 火曜日、夜。 帰り道、上野の洋食や、とんかつや[ぽん多本家]へ 行くことにした。 とんかつというよりは、例のバタヤキが食べたい、 と思ったのである。 ムニエル、ではなく、バタヤキという名前の料理を出す 洋食やというのはここと、人形…

上野・洋食・ぽん多本家

またまた、インドカレー

8月7日(日)第二食 リオ・オリンピックは始まったが、いや、どうにも暑い。 この土日も上野公園、不忍池、または浅草六区界隈を自転車で ふらついているのだが真昼に2時間もいると、もう熱中症寸前。 (徘徊の目的はご想像の通りの探索活動である。) 今朝…

うなぎ・駒形・前川

8月7日(土)夜 さて。土曜日。様々な問題を抱えながら、リオ・オリンピックが開幕した。次が東京ということで、いろいろな意味で注目度合が上がっている。開会式を観ていると、なかなか興味深かった。北京などを観ていると、まさに国の威信をかけて、これで…

うなぎ・駒形・前川

最近の?東京落語のこと その2

さて、最近の落語のこと、つづき。 前回は“江戸の風”のことを書いてきた。 おそらく談志家元の死とともに東京の江戸落語を 話す、落語家の中では“江戸の風”は滅んだと いってよいということ。 悲しいことであるが、これは時代の趨勢。 致し方のないこと。 む…

最近の?東京落語のこと その1

たまには、落語のことも書いておかねば。 最近は(も?)、なん度目かの落語ブームであるという。 今回は、なんでも「シブヤ」あたりで、 若手イケメン落語家が人気、とのこと。 それも若い女性から。 春風亭昇々、瀧川鯉斗、林家木りん、、なんという名前が…

上野・もつ焼き・カミヤ

8月2日(火)夜 今日は北陸出張であったが、早めに帰ってこれた。 上野、5時半。 まだ明るいこの時刻はよい。 久しぶりに、もつ焼きの[カミヤ]へ行ってみようか。 以前は味のある店で昭和通り沿い、キンコーズのある浅草通りの角から 少し北へ行ったところ…

上野・とんかつ・井泉本店

8月1日(月)夜 月曜日。 とんかつが食いたくなった。 行くところはすぐに決まった。 どこかといえば上野の[井泉}。 少し前に「とんかつ放浪記」なっどといって 最近話題のとんかつやを少しまわってみたことがあった。 上野でも[とん八亭]といったところ…

浅草・ステーキ・松波

7月31日(日)夜 花火も終わって、日曜日。 そういえば、昨日は丑の日であった。 暑いし、うなぎ、、、食べたい。 しかし、こんな時に食べるのは、まあ、あまり 頭のよいことではない。 今日も池之端のうなぎやの前を通りかかると、 店の外まで列ができてい…

隅田川花火大会2016

7月30日(土)夜 さて、土曜日。 東京地方も梅雨も明けて、 隅田川の花火大会、である。 昼間、銀座線に乗っていると、 なんだか例年にも増して、今年は 若い人の浴衣姿が多いようである。 女の子だけでなく、男も増えている。 着崩れているのをよくみるのは…

田端・路麺・かしやま

7月27日(水)昼 今日は、仕事。 朝から、成田に出掛けて昼、京成で戻ってくる。 日暮里から山手線でオフィスのある五反田まで 戻るのだが、ふと思い立って、反対側に乗る。 どこへ行くのかといえば、二つ隣の、田端。 随分と久しぶりであるが、田端の名物路…

田端・路麺・かしやま