浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



断腸亭の夏休み・モルディブ2016 その8

dancyotei2016-08-31



まだまだ、モルディブ



滞在四日目。

ボートダイブ三日目を終えて、ヴィラに戻ってくる。

シャワーを浴びて、着替えてほっと一息。

ダイビングというのは、意外に疲れるのである。

気圧の高いところに一本あたり1時間いて、活動する。

二本潜ると、ボ〜トっとした状態なのである。

ん?!。

テーブルの上。

部屋のフルーツやらののおやつは、あらかた食べ尽くしてしまっていた

のだが、新しいものが補充されていた。

(最初ほどの品数はさすがにないが。)



これ、なにかお分かりになろうか。



さすがドバイのホテル、ジュメイラ、これは、デーツ、

で、ある。

デーツというのはナツメヤシの実を干したもの。

彼らには超定番のおやつ。

味は、日本の干し芋がよく例に引かれる。

素朴でうまいものである。

さてと、昼飯は、やっぱりルームサービス。

楽でよい。

ただ、段々食べるものが少なくなってきた。

今日は、私の定番、クラブハウスサンド



これはまあ、普通のもの。



そして、夜。



今日は、やはり予約してもらっていた

フレンチレストラン。

水上の建物。



コースメニューはここでもプリフィクスにした。

チャームでよいのか、前菜の前の皿。



魚のテリーヌなのであるが、すり身、で、ある。

我々日本人にとってはなんのことはない、かまぼこ、

的なもの。

フレンチレストランなので、本当はワイン

なのであろうが、私たちはあまりワインは呑まない。

だが、毎度お馴染みの、ビール一本槍では、

芸がないので、カクテル。

私は、カンパリオレンジ。



飲み物よりも、先に料理が出てしまっているが、

これは、どうなのか?。

そして、私の前菜。

レバーのテリーヌ。



添えてあるのが、ブリオッシュ。

どこかで見たことがあるようだが、、

まさか朝食の残り?、、いや、逆か。

そして、左は、りんごジャムであったと思われる。

(帰国から時間がたっているので、段々記憶が怪しくなっている。)

ブルーチーズなどにもリンゴジャムを合わせるというのが

イタリアンやフレンチにはあったと思うが、その例であろう。

くさみが不思議と和らぐ。

ちょっとピンぼけになってしまった。



内儀(かみ)さんが選んだ前菜のコンソメスープ。

メニューにあったようだが、海老の出汁とのこと。

海老といっても、乾燥海老。

なにやら思い出されまいか。

そう、中華の干海老で出汁を取ったスープ。

ほぼ、あのまんま。

内儀さんはノーマルなコンソメを期待していただけに

ちょっと落胆。

さて。

私のメイン。



ダックと英語であったが、鴨なのか、アヒルなのか。

まあ、鴨か。

ローストである。

右側のきれいに広げられた付け合せは、じゃがいも。

別段、奇を衒ってはいないが、よい焼き具合でうまい。

内儀さんのメイン。



牛の赤ワイン煮。

ほほ肉?、わからぬが、これも定番であろう。

私のデザート。



フォンダンショコラとアイス。

熱くて、とろっとろのチョコがうまい。

内儀さんのデザート。



これまたさらに、ピンボケ。

おまけに、私は食べていないので、なんだか

忘れてしまった。

翌朝。

五日目。

今日が最終日。

明日帰国、で、ある。

朝食。



毎度お馴染み、生野菜とクロワッサン、

ベーコンにヨーグルト。

ダイビングも最後。

出港して、すぐ、またまた現れた。

「イルカ!」







もう島のすぐそば。



この前の群れと同じであろう。

きっとこのあたりを住処にしているのだと

思われる。



二度も見られたのは、ひょっとすると

ダイビングに勝るとも劣らない今回の収穫かもしれない。







つづく