浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

真夏の京都〜清水寺成就院 その3

さて。 昨日は途中になってしまったが、 庭が名代の清水寺の成就院、一般公開。 比較的狭い庭なのだが、向かい側の山を借景にしている というもの。 借景というのは、庭では、なにも日本の庭だけでなく、 中国などでもその例はある、と、聞いたことがある。 …

真夏の京都〜清水寺成就院 その2

引き続き、京都。 いもぼう、で、かき氷を食べて、灼熱の円山公園を 横切る。 このあたりから、少し観光客が増えてくる。 公園ではストリートミュージシャンというのか、 楽器なんぞを弾いている人もいる。 左手に池があり公園は終わり。 さらに真っ直ぐ行く…

真夏の京都〜清水寺成就院 その1

7月25日(水)午後 滋賀出張。 滋賀というと、行き帰り京都経由の新幹線。 帰り、時間があったので、せっかくなので、 京都に寄ってみようか。 京都でもどこ、というあてもない。 JRのCM『そうだ、京都行こう。』。 そのまんまだが、スマホで調べてみる…

鰹 一本から その3+上野藪蕎麦

引き続き、鰹。 生鰹節にして冷汁に使ったが、まだ、生鰹節で 半身残っている。 これをなににするか、で、あるが、 冷汁の前から、決めていた。 なにかといえば、モルディブカレー。 魚のカレー、で、ある。 これは先月冷凍庫に凍っていた、いなだ、で、 作…

鰹 一本から その2

引き続き、鰹一本。 昨日は、冷し汁、から、人形町の話へ飛んでしまった。 冷やし汁、または冷汁に、戻る。 もう一度、梅安の冷し汁の記述に戻ろう。 〜〜〜 鰹を煮熟(にじゅく)した・・・・・・つまり即製の生鰹節(なまりぶし)を 小ぎれいにむし崩し、これを…

鰹 一本から その2

鰹 一本から その1

7月21日(土) さて。 土曜日。 昼すぎ、ちょいとした買い物があり、 上野のヨドバシまで、自転車で出る。 木曜までは暑かったのだが、また、梅雨の戻り、 のような肌寒い気候になってしまった。 天気も曇り。 長袖のシャツにコットンパンツ。 だが、足元は…

鰹 一本から その1

四川風(?)モツ鍋

7月19日(木)夜 夜、仕事を終えて、いつものように 牛込神楽坂駅への道を歩きながら、今日はなにを食べようか 考える。 暑い。 今日の東京の最高気温は35℃であったそうな。 どうしても、暑いと、辛いもの、という方向に 頭がいく。 辛くて、簡単にできる…

浅草寿町・とんかつ・すぎ田

7月16日(月)海の日 夜 引き続き、海の日、夜。 (江戸博の『日本橋』へ行った日。) 内儀(かみ)さんの希望で、寿のとんかつ・すぎ田。 ちょっと、久しぶり、で、ある。 ここは、拙亭に最も近い、有名とんかつや、 で、あろう。 毎度書いているが、上野と…

江戸博・特別展『日本橋』その3

今号を持ちまして、2000号になりました。 まあ、毎日書いているので、時間の問題で、2000には 到達するものではありますが、今までお付き合いを いただいた方、たまに読んでいただいた方、その他、 一度でも読んでいただいた皆様に、深く御礼申し上げます。 …

江戸博・特別展『日本橋』その2

さて、引き続き、江戸博の『日本橋』。 広重の東海道五十三次・日本橋の絵、高札場から 晒し場の話に脱線してしまった。 絵の話であった。 この展示で指摘されていたのは、 日本橋を描いた絵には、三つの定式があったという。 江戸でも最も栄えていた日本橋…

江戸博・特別展『日本橋』その1

7月16日(月)海の日 さて。 海の日。 朝起きて、よし、今日は展示会を観にいこう!、 と、思い立った。 などと書くと、ちょっと嘘。 折角のなにも予定のない祝日であるから、 多少、実のあることをしよう、が出発点。 実は、ここに行き着く前に、芝居(歌舞…

ピザ焼き器でタンドリーチキンを焼く。

7月14日(土)第二食 土曜日。 海の日を含んでの3連休、で、ある。 そう。 九州で記録的な集中豪雨で川の氾濫、 大きな被害が出た。 まだ梅雨は開けていないのである。 梅雨は開けていないのだが、暑い。 昨日は、熱帯夜であったのか?。 もう既に、窓は開…

日本橋高島屋特別食堂・うなぎ・五代目 野田岩

7月12日(木)夜 大手町で6時仕事終了。 さて。 なにを食おうか。 とにもかくにも、日本橋方向へいこう。 蕎麦。 やぶ久も、いいな。 少し前に、満員であきらめた、ということがあった、 吉野鮨。 呉服橋交差点を渡り、東京駅方向1本目を左に入る。 路地一本…

日本橋高島屋特別食堂・うなぎ・五代目 野田岩

鯵 その2

7月8日(日) さて。 引き続き、鯵。 刺身とたたき、なめろう、と、片付けた。 内儀(かみ)さんが鮨にしてほしい、というので 米を研がせ、浸水させておく。 酢〆にしようと、塩をしておいたもの。 酢〆、と、いうのは、塩をして置いた時間に比例して 水が…

鯵 その2

鯵 その1

7月8日(日) 日曜日。 昨日の夜から、酢で〆た魚が食べたいと思っていた。 酢で〆るというと、青魚。 鮨やでいう、光物。 鯵、鯖、鰯、小肌もある。 小肌も〆たことはあるが、小肌は、酢〆以外には 使い道がない。 鯵、鯖、鰯は、年がら年中出回っているが…

入谷朝顔まつり その2

7月7日(土)七夕 引き続き、朝顔まつりで、にぎわう、入谷鬼子母神。 狭い境内。 お参りを終える。 すぐ脇に朝顔の造花のついた、お札を売っている。 お守りでもお札でも、売っている、というのは、 言葉として、適切ではないのだろう。 実際には、価格を貼…

合羽橋本通りから、入谷朝顔まつり

7月7日(土)七夕 昼すぎ、空模様はあやしいが、ちょいと用足しもあり、 自転車で出る。 下まで降りてくると、もう既に降り始めている。 ビニール傘を取りに戻り、再度、自転車で出る。 蔵前で用足し。 ここから、入谷の朝顔市をのぞきにいこうと、考えた。 …

ピザ焼き器でピザを焼く

7月7日(土)第一食 土曜日。 七夕、で、ある。 入谷の朝顔市が始まっている。 ぼんやり、朝のニュースを視ていると、 ピザ生地を廻すパフォーマンスをする人を やっていた。 !。 そうだ。 ピザ、食いたいなぁ〜。 家にはピザ焼き器があるのだが、しばらく…

出張いろいろ。

〜出羽桜と白海老、そして味芳斎の麻婆丼今週は、月曜、水曜と二日の日帰り出張。 ちょっと、バラバラしているが、その関連の話題。 水曜は山形の天童。 天童というのは、山形市の先で、上野から新幹線で3時間弱と、 けっこう時間はかかる。 将棋の駒が名産…

浅草・洋食・ヨシカミ

7月3日(水)夜 夕方、今夜は、なにを食べようか 考える。 洋食。 久しぶりに、ヨシカミにいこうか!。 うん。 ヨシカミで、チキンライスと コンビネーションサラダ、だ!。 ヨシカミという洋食やは、ご存知であろうか。 浅草六区にあり、浅草でも有名な洋食…

浅草・洋食・ヨシカミ

西浅草・富山ブラックラーメン・だらんま

7月1日(日)第一食 さて、日曜日。 今日はちょいと浅草へ買い物に出なくてはいけない。 なにかといえば、扇子と雪駄。 扇子というのは、落語用の高座扇。 落語で使うものだが、夏を前にして普段持ち歩き用、である。 落語に使う高座扇というのは、上の写真…

西浅草・富山ブラックラーメン・だらんま

7月1日(日)第一食 さて、日曜日。 今日はちょいと浅草へ買い物に出なくてはいけない。 なにかといえば、扇子と雪駄。 扇子というのは、落語用の高座扇。 落語で使うものだが、夏を前にして普段持ち歩き用、である。 落語に使う高座扇というのは、上の写真…

西浅草・富山ブラックラーメン・だらんま

柳橋二丁目・中国料理・馥香

6月30日(土)夜 さて。 土曜日。 今日は、夜、内儀(かみ)さんのリクエストで 浅草橋、というのか、柳橋二丁目になるが、 近所の中国料理、馥香(フーシャン)へいくことにした。 近所といっても、侮(あなど)ってはいけない ヌーベルシノワというのであ…

有明・トラットリア・アルポルト

6月29日(金)昼 今週は、水、木、金とビッグサイト。 見に来る側ではなく出展社側。 有明ワシントンホテルに入っている、 イタメシ、片岡シェフのアルポルト。 見にくる場合は、昼はいつもここに決めていた。 出展側だと、時間もなく、さすがに毎日はこれな…