浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

上野広小路・うさぎやの団子

5月26日(土)午後 引き続き、土曜日。 芝大門の四川薬膳料理・味芳斎で“牛丼”を食べ、 コーヒーやを見つけて、一休みし、 帰路に着く。 再び自転車で第一京浜を真っ直ぐに戻る。 新橋を抜けて中央通り。 往路同様、銀座は歩行者天国のため、裏通り。 来る時…

芝大門・味芳斎 その2

引き続き、土曜日。 浅草から芝大門まで、自転車を飛ばして 味芳斎支店までやってきた。 ビルの1階、赤いテントの比較的小さな店。 いい陽気で、表のドアは開けられている。 入ると、のどかな土曜日の昼下がり、 席はパラパラと、あいている。 案内された奥…

イングリッシュマフィンのサンドイッチと愚痴やら色々、Facebookのこ

5月26日(土) さて。 土曜日。 今週は出張が二回。 なにか、あっという間に、時間がすぎていった。 第一食は、焼いたイングリッシュマフィンに トマトとたっぷりレタスにハムをはさんだサンドイッチ。 今日は、昼、芝方面に、中華を食べにいくことに 決めた…

ちょいと、京都

5月25日(金) 朝、6:50の、のぞみに乗って、大阪出張。 午前中、京阪沿線の得意先で打ち合せ。 11時すぎ、終える。 このあとの予定はなく、東京に戻るだけ。 京阪だし、そうだ、京都で昼飯を食っていこう。 東京の方はピンとこなかろうが、京阪はその名のご…

有楽町・広東料理・慶楽

5月24日(木)夜 さて。 昨日(5/23)のレバニラに続いているようだが、 今日は、焼きそば。 無性に焼きそばが食いたくなった。 夕方からずっと考えていたのだが、 どこがよかろう。 焼きそばといっても、中華の麺に焦げ目をつけた あんかけでもない、もの。…

レバニラ炒め

5月23日(水)夜 さて。 帰り道、例によって歩きながら、 なにを食べようか、考える。 思い付いたのは、鶏皮ぽん酢。 暑いし、さっぱりとしてよいだろう。 これも例によって、ハナマサに寄ってみる。 鶏皮というのは、スーパーの精肉売り場に どこにでもある…

富山駅前の白海老天丼・刺身付き

5月21日(月)昼 富山出張、で、ある。 富山というのは、東京から行く場合、電車だと、 上越新幹線、越後湯沢からほくほく線まわり、 あるいは、東海道新幹線、米原からあるいは、京都まで出て、 サンダーバード、というのもあって、接続によって、 一長一短…

三社祭・日曜日

5月20日(日) さて。 日曜日。 昨日は一人できたが、今日は午後から、 内儀(かみ)さんとともに、三社祭見物に出る。 先日来書いている通り、日曜日は、神社の本社神輿、 というのが出る日。 朝、宮出し、日中、氏子町内を引き継いで担がれ、 夜に入って、…

三筋・てんぷら・みやこし

5月19日(土)夜 引き続き、土曜日。 焼鳥と焼いたアスパラで呑んで、転寝(うたたね)。 夜は、内儀(かみ)さんの希望で、 近所、三筋の天ぷら、みやこしへいくことに。 三筋、というのは、私の住む台東区元浅草の南東の隣町だが、 ご存じでない方も多いと…

三社祭・土曜日

5月19日(土) さて。 土曜日。 今週は三社祭、で、ある。 毎度書いているが、私は浅草に住んでいるが、 三社様の氏子ではなく、鳥越神社の氏子範囲で、 お祭りは6月に入ってから。 毎年、三社も見物には行っている。 これも書いている通り、昨年は東京下町…

江戸川・うなぎ・石ばし

5月15日(火)昼 雨、で、ある。 午前中、小石川の得意先。 朝は降っていなかったのだが、 11時頃から降り始め、昼近くなって、 本降りになった。 昼をはさんで、市谷のオフィスに戻る。 小石川から牛込市谷というのは、直線距離としては そう離れていないの…

桜鍋・森下・みの家 その2

引き続き、日曜日。 元浅草から森下のみの家、まで歩く。 両国橋東詰め、南側の句碑。 四十七士、大高源吾のもの 日の恩や忽(たちま)ち砕く厚氷 初見である。 これは、あとで、ちょっと調べてみると、 多少の背景がわかった。 講談、歌舞伎にも縁があるよ…

桜鍋・森下・みの家 その2

桜鍋・森下・みの家 その1 元浅草〜両国橋まで

5月13日(日) さて、日曜日。 今日も、天気がいい。 森下の桜鍋・みの家へ、歩いていってみようかと、 思い付いた。 桜鍋、別名けっとばし、馬肉の鍋、で、ある。 2009年 2010年『池波正太郎と下町歩き』 2011年・同 昨年と一昨年、NHKの『講座』で夏、二…

下町は祭の季節

5月12日(土) さて。 土曜日。 このところ、放っておくと、休みの日は 呑んだくれてしまう。 これではいけない。天気もいいし、3時すぎ、 御徒町方面へ自転車で出る。 平均気温よりは少し低め、なのであろう、 さわやか。 足元は素足に雪駄、気持ちがいい…

ラフティー

5月8日(火)夜 夜、オフィスを出て、いつものように牛込神楽坂駅に向かう 路地を歩きながら、なにを食べようか、考える。 なぜだか、思い浮かんだのは、ラフティー。 沖縄風豚の角煮、で、ある。 先月、排骨をなん回か作ったがあれも、豚バラ。 無意識下で…

平成中村座 五月大歌舞伎夜の部 その3

引き続き、平成中村座五月、夜の部。 『梅雨小袖昔八丈』別名『髪結新三』の本編。 例によって、筋は書かない。 (ご参考) 結論からいうと、この芝居は、現代でも 十二分におもしろい話ではなかろうか。 現代でも、というのは、歌舞伎を特に知らない、 興味…

平成中村座 五月大歌舞伎夜の部 その2

引き続き、平成中村座五月、夜の部。 次。 勘三郎の口上。 これは、やはりこの小屋ならでは。 観客との距離が近いし、勘三郎のキャラクターは 小屋の中を温かい雰囲気で、包んでしまう。 この口上で、勘三郎とともに、現役最高齢の女形という 役者が舞台上に…

平成中村座 五月大歌舞伎 夜の部 その1

平成中村座 五月大歌舞伎 夜の部 その15月6日(日)夜 さて、昼に引き続いて、今日は夜の部の中村座。 今日は、内儀(かみ)さんも同道。 天気予報は夕方から雨、といっていたが、 昼間は日が出てよい天気。 とても雨など降りそうにない。 じゃあ、着物で行…

連休中食べたもの。

連休も終わったが、 皆様はどんな風におすごしであったろうか。 私は、書いている通り、ボストン博物館展と、 浅草の平成中村座へ昼夜と出かけた。 (夜の部は明日以降配信予定。) それ以外は、天気がわるかったのもあるが、 基本は、グウタラ、呑んだくれ…

平成中村座 五月大歌舞伎昼の部 その3

勢いあまって、金曜にも配信してしまったが、 間違いなく、休みボケ。 さて。気を取り直して、『め組の喧嘩』のつづき。 前回書いたような実話なのだが、 これが芝居に仕立てられている。 町火消のめ組。町火消は、落語などにも登場するが、 一般には、鳶(…

平成中村座 五月大歌舞伎昼の部 その2

引き続き、平成中村座の昼の部。 昨日は一つ目の『本朝廿思考』。 終わって、幕間にカツサンド。 次は『弥生の花浅草祭』。 これは踊りの幕。 私など、踊り、というだけで、まったく正直のことをいうと、 ともすると瞼が重くなる。 (むろん、これは私が不勉…

平成中村座 五月大歌舞伎昼の部 その1

5月3日(木) さて。 三日、引き続き、連休、で、ある。 今日は、休みに入ってから切符を取った、 のであるが、浅草で演っている、平成中村座へいく。 明後日、六日も取ってあり、今日が昼の部で 明後日は、夜。 今回の平成中村座は昨年からのロングランで、…

東博「ボストン美術館 日本美術の至宝」その2

さて、引き続き、上野の東京国立博物館の 「ボストン美術館 日本美術の至宝」。 次は、第三章「静寂と輝き」。 これは安土桃山から江戸期を通して、隆盛を極めた 狩野派の室町期、初期の作品群。 水墨画に色が入っていく過程というのであろうか。 狩野派とい…

東博「ボストン美術館 日本美術の至宝」その1

4月30日(月) さて。 連休。 今日は、思い付いて、 ご近所、上野の山の東京国立博物館で今やっている、 「ボストン美術館 日本美術の至宝」へ行くことにした。 日本にあれば、国宝級のものがいくつもきているという。 特に、曽我蕭白の雲竜図が話題。 天気…