浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牡蠣のマカロニグラタン

4272号

2月3日(金)夜

さて、今日は昨日の続き。

六区の[翁そば]でカレー南蛮を食べて、
浅草寺境内にまわってくると、あれ?!、
裏に機動隊のバスが数台。

本堂の回廊にはなにやら行列。なにかの行事かな。
三社様(浅草神社)側にまわってくると、
そこそこ、人が集まっている。
と、ここで、お巡りさんに、自転車を降りてください、と
かなり丁寧に言われる。

豆まき、なんですよ、とのこと。

あー、節分であった。
浅草寺の豆まきに出くわすのは初めて。
TVの取材クルーのようなものは見当たらない。
節分の風物詩映像だが、やっぱり、使われるのは
成田の新勝寺の方であろう。
誰かきているのかもしれぬが、待ってまで見る
ほどのものでもないか。

今晩は寒いのでマカロニグラタンにしようと
考えてきた。

OKストアで、鶏もも肉、マッシュルーム、
そして、今回はちょっと目玉の牡蠣。
牡蠣を入れたことはないが、合うだろうと。
生食用のパック入りのもの。
前回も、これを買っているが、どこでもこれが
一番安いのが、ちょっと不思議である。
それから、今回は、チーズはピザ用のものを
買った。いつもはパルミジャーノレッジャーノか、
粉チーズを使っているが、ピザ用は栗原はるみさんの
レシピから。どんなものか。牛乳500mlも忘れずに。

帰宅。
夕方あたりから作り始める。

冷凍庫に小海老が残っていたので、塩水で解凍しておく。

むろん、ベシャメルソースから。

いつも作りすぎてしまったが、最近やっと
適量がわかってきた。
小麦粉30g、バター30g。バターは有塩。プロは無塩を
使うので、レシピは無塩が多いがトウシロウは有塩を
使った方がよいと思う。いつも塩味が足らない
マカロニグラタンになってしまう。
これで4~5人前くらいであろうか。

きちんと量って、フライパンへ。

バターを溶かし、弱火で炒め始める。

溶けてすぐはこんな感じ。

団子状。
極弱火。

ダマをつぶすようにしながら、炒める。

段々に粒がなくなってきて、
このくらいになれば、OKかな。

牛乳、300ml。
レンジで温める。沸騰させてはいけない。
フライパンと温度を合わせるのだが、
ある程度温かくなればOK。

少量ずつ、フライパンに加えて、よく混ぜる。

焦ってはいけない。
よく合わせて、足す。

ゆっくり、ゆっくり。

全部入れ終わった。ダマは大丈夫そう。
ブイオン1個を溶かしておく。

具材を炒める。まず、マッシュルーム。
スライスではなく、大きい方がうまいだろう。
半分。
バターとオリーブオイル。

火を通すよりは、焼き目を付けることを目指す。
きのこ類は、その方がうまいと思う。
塩胡椒。

次は、牡蠣。洗って、同様に

炒める。

次は、小海老。

これも同様。
前記の理由で、すべて、塩胡椒の味付けをしておく。

最後に玉ねぎと鶏。

鶏は具材の種類が多いのでちょっと小さめにしてみた。

ある程度炒めたら、ブランデーを入れてみる。
フランベ。

香りとうま味、というのか、あまくなる。
また、玉ねぎに火を通す、という意図もあったりする。
正解かどうかは、わからぬが。

マッシュルーム、牡蠣、海老、

ベシャメルソースと合体。

ブランデーの色味が残ったか、ちょっとブラウン。

ペンネもゆでて、合体。

OK。準備完了。

皿に盛り、上からピザ用チーズ。

オーブントースターで焦げ目を付ける。

出来上がり。

ビールを開けて、食べる。
やっぱり、牡蠣は、ベシャメルソースに合う。
うまいもんである。
が、チーズ。まあ、これはこれでよいのだが、
いつも通りのパルミジャーノレッジャーノと
パン粉、バターの方が、私は好きである。

こちら。

 

 

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