浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



元浅草砂場/おろし天ぶっかけ/小島町幸楽/上野藪そばPARCO_ya

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さて、今日は四つ。

11月2日(月)第一食

毎度お馴染み、お世話になっている、
超ご近所、元浅草[砂場]
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週一、くるので書いておかねば。

いつもは、ミニかつ丼にもり、なのだが、
今日は、13時をすぎて、かつが切れて、親子。

親子と、もりのセット。

そばはいつも通りうまい。
かつ丼同様親子もうまい。

気が付いたのだが、海苔がかかっている。
ここのかつ丼には海苔はない。

直感的にはこの違い、わかる、のであるが、
なぜであろうか。ちゃんと説明できない。

03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1

11月3日(火)文化の日 第一食

祭日で、第一食は自作。

一昨日の鴨せいろで、ゆでたそばが余っていた。
ゆで置きの蕎麦は、路麺(立ち喰いそば)も然り
であるが、ゆで置きでもちゃんとうまく食える。

これも少し前の天ぷらで出た天かすがまだあった。

大根もあったので、おろし。

それから、これがポイント。
ゆで置きの場合、お湯ではなく、水で洗った方が
しゃっきりと、食べられる。
なぜであろうか。不思議。

が、一方、天かす。
こちらは、ぶっかけでもあり、冷たいままでも
いいように思うのだが、温め直した方が、うまい
のである。これも不思議。
オーブントースターで6~7分温める。
つゆは桃屋、生玉子も。

全部を混ぜて、食べる。

もちろん、うまい。

11月4日(水)第一食

もう一つ、ご近所。
ここもお馴染み、町中華の名店、小島町[幸楽]。

どうしても、半チャンラーメンが食べたくなって
きた。
炭水化物ばかりたべるのは、いけないのだが、
やっぱり食べたくなる。

ただ、今日は、ノーマルな半チャンではなく、
半ナシラーメン。

これが半ナシ。

ナシ、という名前はこの店でナシゴレンと言っているもの。
ちょっと辛めのチャーハン。

以前にここに書いたら、本当のナシゴレンのことを
わざわざ教えてくれた人がいた。もちろん、私は
知っていた。インドネシア・バリにも私は行ったことが
あるが、あちらのチャーハンのこと。辛いというよりは
ほんとうは、ナンプラーなど東南アジアの魚醤が入るのが
特徴であろう。
ここのものは、使っているのか、謎だが、もちろん、うまい。

今日、注文が通っておらず、2~3飛ばされてしまった。
「先口の~」で、ある。
外のお姐さんに気付いていただいて、すぐに出来た。
こういう時に、ご主人、店のカラーがよくわかる。
ご主人、もともとかなり腰が低い。もちろん詫びられ
こちらが恐縮するほど、申し訳なさそうにされていた。
前に、ちらっと書いたが、詫びられない人、店がある。
間違いは誰にでもある。そこは詫びればよい。
繁盛店、有名店に限ってありがちかもしれぬ。
どんなにうまくとも、二度とくるか!、と思ってしまう。

台東区小島2丁目1-3
03-3866-5900

11月5日(木)第一食

なんだか、蕎麦ばかり食べている。
昼、久しぶりに、上野[藪そば]。
丸井裏の店までくると、行列。
お、こんな時には松坂屋の隣の、PARCO_yaの方に
行ってみようか。

PARCO_yaができたときに入ったのは知っていたが
初めてである。

6Fのレストランフロア。
こちらは、特に列もなく空席もある。

まるでバーのような高いカウンター席に掛ける。

お酒ぬる燗。

そして、上野[藪蕎麦]の冬の名物、牡蠣そば。
ここにもあった。

これ、食べねば。
きた。

大きな牡蠣。

アップ。

炒めているのが特徴。
つゆで煮ると牡蠣は縮む?、つゆが濁る?、、
様々難点があるのであろう。

冬の風物詩。牡蠣好きには堪えられない。かなりうまい。
これだけでも、ここにくる価値はあるだろう。

ただ、PARCO_ya 6F、
こんなところに入って、お洒落な?背の高いカウンターに
なると、もはや別の店、である。

 


03-5817-8928
台東区上野3丁目24-6
PARCO_ya 6F