浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



浅草そば尾張屋本店/そば元浅草砂場/稲荷町支那そば大和/稲荷町洋食ベア本店

さて、今日は先週の四本。ちょいと久しぶり。

4094号

5月23日(月)第一食

浅草・そば[尾張屋本店]

豚足を買いに、ハナマサへ。
ハナマサといっても、最近よく行く秋葉原ではなく、
浅草千束。
拙亭近所の新御徒町の店は小さいのだが、この二軒は
同様の広さで品揃えも同様。
まあ、どちらでもよいのである。

豚足を買って、さて、なにを食べようか。
時刻は15時すぎ。

軽くてよいか。ちょっとご無沙汰[尾張屋]で
そばだ。通しで開けているのでありがたい。

この時刻なので、お客は二組ほど。

今までほとんど食べていないが、ここには
季節の変わりそばをいつも置いている。
冬はゆずだったり、春はさくら、なんというのも
あったか。

そして、今は茶そば。
とろろで食べる、茶とろ、というのをもらってみた。
1800円也。

実に鮮やかな緑色、で、ある。
とろろがうまい。
とろろのつゆにつけると、お茶とわかるほどの
茶の味はしない。微かに、くらいであろうか。

ともあれ、うまかった。
ご馳走様でした。


台東区浅草1-7-1
03-3845-4500


5月24日(火)第一食

そば・元浅草[砂場]

段々、以前の週一ペースに戻ってきた
超ご近所、同じ町内会、七軒町の元浅草[砂場]。
13時ちょうど。

判で押したように同じものだが、ミニかつ丼ともり。
990円也。

あまり書いていなかったかもしれぬが
ここのカツは厚い。
更科系のしゃっきりとした喉ごしの白い蕎麦と
下町の濃いつゆとともに、黄金である。
いつもご馳走様です。


03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1


5月25日(水)第一食

稲荷町支那そば[大和]

ここもちょいと久しぶりか。
元浅草から、浅草通りを北へ渡った、
東上野6丁目、旧町だと北清島町。

13時半。
わんたんめんが看板だと思うが、もう一つは
やはり塩味のスープ、白。

ほぼここでは定着しているが、海老と肉のわんたんが
二個ずつ両方は入った白スープ。950円也。

アップ。

麺は細ストレート。
白スープは上品。脂は少なくさっぱりだが、うま味は
濃厚。微かに海老の香りがするか。
もうなん年も食べているが、安定したうまさ。
そして、プリプリ系のわんたん。
わんたんの味付けもうま味はあるが味付けは
スープに合わせて、強くはない。

完成度の高い塩系わんたん麺である。

03-6231-7026
台東区東上野6-1-7 MSKビル 1F


5月26日(木)第一食

稲荷町・洋食[ベア]本店

住所は東上野2丁目、旧町は前にも書いたがここまでが永住町。
清洲橋通りがまだない明治、今の元浅草側から永住町が
西に飛び出していたのである。

ここもちょいと久しぶり。
やはりそろそろ、平常運転。

13時半。
13時すぎると、かなり人は減る。
ここは冬だと、カキフライなのだが、今日はどうしようか。
ランチのA、B、Cがあるのだが、どれもちょいとピンとこない。
カレーや単品メニューもあるのだが、いくつかの候補から
選ぶものもある。そこから、揚げ物二品、メンチと
ヒレカツ
http://www.dancyotei.com/2022/may/bea.jpg

アップ。

ヒレカツは一口かつ。

メンチが食べたかったのである。
メンチカツというのは、うまいし、好きなのだが
不思議なものではなかろうか。
自分で作ることはまずない。
ハンバーグを作ってそれをさらに衣を付けて
パン粉を付けて、揚げるという工程を経なければ
ならない。ハンバーグでよいではないか、と
いうことになる。
この手間に見合っていない。
じゃがいものコロッケなどもそうである。
やはりかなりの手間だが、買ったら100円しない。

ともあれ。
メンチカツ、たまには食べたくなるものである。


03-3831-6430
台東区東上野2-2-9

 

 

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