浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



上野藪蕎麦・サラダ蕎麦


6月11日(土)昼



第一食は、冷蔵庫にあった、冷や飯で、
チャーハン。




私のチャーハンも、最近は、安定してきているよう。
前にも書いているが、いくつかのポイント。


あらかじめ、鍋はカンカンに熱くしておく。
たっぷりと油をまわしておく。


それから、準備として、冷や飯はボールにほぐして、
油をまぶし、全体に行き渡らせておく。


玉子を入れてからは、多少くっついても慌てずに、
超強火で、炒め続ける。


そうすると、そこそこ、パラパラに近い
チャーハンが出来上がる、ハズ、で、ある。
(お試しを!。)



さて。




午前中は、来週の『講座』の資料に手を入れる。今回は、昨年と同じところで、
焼き直しの部分が多いが、見直し、修正など。


昼すぎ、資料のコピーをしに、上野のキンコーズへ。


コピーを終え、、、


さて。


なにか食べよう。



ラーメン?



今日は、天気もいい。
気候もだいぶよくなってきた。


さっぱりと、上野藪でもいってみようか。


キンコーズは浅草通りと昭和通りの角にあるが、
昭和通り沿いに下り、丸井の裏の路地に入る。


念頭にあったのは、確か、去夏ここで食べた、
サラダのような、蕎麦


老舗でありながら、サラダとは、と、
眉(まゆ)を顰(しか)める方もおられようが、
なんのなんの、私は、こういうのも、よいと思う、
のである。


そしてなにより、ただ、せいろ、というよりは、おもしろい。


入って、一階。


この時間なら、空席も多い。


一人で奥のテーブルに座る。


ビール。
ヱビスの瓶。





そして、メニューをみると、あったあった、
サラダ蕎麦。


迷わず、頼む。


喉も乾いており、ビールを一杯、二杯。



ほどなく、サラダ蕎麦も、きた。





運んできた、女将さんが、具をのせて、
そばつゆと、ドレッシングをかけて、お召し上がりください、
と、説明をしていった。


去年と、同じ、で、あろう。


いわれた通り、のせて、かけて、混ぜた。





ドレッシングは、白いフレンチドレッシングのようだが、
酸味は少なく、男にも食べやすい。
(日本人の男性は、酸味が苦手、なのである。)


肉は、鴨肉のレア。


うまい、うまい。




食べ終わり、勘定をして、出る。





上野藪蕎麦の創業は明治25年



池の端、並木、神田、の、いわゆる、いわゆる三藪に
引けを取らない、押しも押されぬ、老舗蕎麦屋、と、
いって、なんら問題はなかろう。


そこで出される、サラダ蕎麦。


賛否両論はあろうが、先日の、日本橋の吉野鮨、
ではないが、『たかが蕎麦、されど蕎麦』。


そういうこと、ではなかろうか。








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