4692号
12月2日(月)夜
さて、もつ煮。
もつの煮込み、が食いたくなった。
寒くなってきた、というのもあるのだが、
やはり、これも時として無性に食べたくなる。
居酒屋のメニュー、、いや、もう少しフォーカスを
絞ると、競馬場だったりウインズのそばのバラック建て
のような呑みや、といったところのイメージ。
だが、もちろんうまい。
どこのものもうまい、のではあるが、私のもつ煮レシピは、
大昔から評判の、深川森下の[山利喜]のものがベースに
なっている。実際に店でなん度も食べているが、ここの
ご主人がやはり数十年前だが、NHKの料理番組で公開して
いたもの。
買出し。
今日は、千束のハナマサ。
モツは白モツ、白コロ。
豆腐、こんにゃく。
それに、味噌、しょうゆ、砂糖、にんにく、生姜、
日本酒、赤玉ポートワイン、ローリエ。こんなところ。
調味料系は全部ある。
白モツは冷凍のもの、白コロは生のもの、豆腐、
こんにゃくを買ってきた。
白モツは半解凍し、大量にあるので、半分を利用。
あとは冷凍庫へ。白コロは水洗い。
生の白コロからは脂が出るので必須である。
にんにくは1個スライス、同量程度の生姜もスライス。
あ!。
冷蔵庫に大根が残っている、入れようか。
5mm程度の銀杏切り。
圧力鍋に白モツ。
白コロ。
白コロ、にんにく、生姜。
大根、水、味噌。
味噌は、信州味噌と八丁味噌。3:1程度の割合。
それからしょうゆ、砂糖も。
赤ワインと砂糖でもいいのだが、これがオリジナル
レシピ。日本酒。
ローリエ3枚ほど。
点火し、沸騰したらふたをせず、中火で5分程度煮込む。
これでアルコールを飛ばす。
その後、ふたをして点火。加圧。
圧が上がったら、中火のまま5分。
これで、消火。放置。
ほぼなんの煮込み料理でも圧力鍋はこの程度。
これで柔らかくなる。
また、圧を掛ける時間がこれ以上になると食感が
なくなってしまう。
豆腐、こんにゃくには圧はかけられない。
置いている間に、玉子をゆでる。
煮込みには、ゆで玉子も入れたい。
もちろん、玉子にも圧は掛けられないので、
この間に、ゆでておく。
ゆでたら、冷水でしっかり冷やし、むいておく。
いろいろやって、1時間後。ふたを開ける。
こんな感じ。白コロから脂も出ている。
大根を入れたから、こんにゃくはいいか。
結局、こんにゃくは嵩(かさ)増しなので。
豆腐1丁切ったもの、ゆで玉子を投入。
ここから弱火でゆっくり煮込み。
味見もしておく。
ちょっと濃く、甘め。水、しょうゆを足しておく。
ん!、忘れた。フランスパン。
これも[山利喜]流だが、ガーリックトーストを
煮込みには添える。
弱火で煮込みつつ、フランスパンの買出し。
ある程度煮込んで置いておく。
放置、1時間後。
玉子、豆腐もこのくらいになればよいか。
ガーリックトースト。
にんにくをおろし、オリーブオイルへ。
これをフランスパンに塗ってオーブントースターで
軽く、焼く。
盛り付け、出来上がり。
ビールを開けて食べる。
なかなか、よくできたのではなかろうか。
白コロから、脂が出てこってり。
やはり、白コロは必須。
もつ煮、というのは意外に味付けが難しい。
濃い味噌味、と思いがちではなかろうか。
思いがけず、甘味が入らないと、煮込みらしくならない。
それでちょっと甘い赤玉ポートワインが入る。
(ただ、甘すぎてもいけなかったのが、今日で
あったが。)
ガーリックトーストは、つゆに浸して。
これも、欠かせない。
玉子もgood!。
もつ煮込み、で、あった。
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