浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



稲荷町支那そば大和/神田たまごけん秋葉原店

今日は二本。

4448号

11月12日(日)第一食

稲荷町支那そば[大和]

さて、日曜日。

日曜日というのは、基本チェェーン以外は休みで
なかなか食べるところに困るのだが、ここ。

ご近所ではあるが、浅草通りを渡った北側の
稲荷町・支那そば[大和]

ここは土日もやっている。

雲呑(わんたん)に澄んだスープが看板。
ちょっと久しぶりかもしれぬ。

スープは黒だしと白だしの二種類。
雲?も海老と肉の二種類。

今日は、黒で、海老と肉の両方二つずつはいった
ハーフ。

なぜであろうか、今、日本のラーメンやではまずないが、
チャーシューの縁が赤いのもここの特徴であろう。
元来の中国料理の叉焼はおめでたく赤く染める。
ラーメンやのチャーシューは今は多くは煮豚やさらに
真空調理も多いが、クラシックというのかオーソドックスな
チャーシューといってよいかもしれぬ。

麺。

ちょっと細い堅めのストレート麺。

雲呑は海老も肉も具がびっしりの、ぷりぷり系。

わんたんは、最近はぷりぷり系が多いように
思うが、もう一方、皮が主体の、フニャ系というのか、
もあり、私はどちらも好き。

白が塩なのであろう。
では黒はしょうゆなのかと思うが、しょうゆと
書かないのはどうしてか。
よくわからぬが、ともかくも、しょうゆらしい味は
あまり強くはないよう思われる。しょうゆという
言葉を使いたくない、のであろう。

さっぱり、すっきりうま味が濃く、香りもよい
スープ。

うまかった。

ご馳走様でした。


支那そば大和

03-6231-7026
台東区東上野6-1-7 MSKビル 1F


11月13日(月)第一食

[神田たまごけん]秋葉原

さて、オムライス、で、ある。

いつもであれば、竹町の[武井食堂]の
しっかり焼いた玉子のオムライス、なのだが、
例によって、時刻がずれているので、
あきらめねばならない。

で、グーグルマップで調べてみた。

すると、出てきたのが、秋葉原の[神田たまごけん]。
フワトロ系オムライス専門店。

ここ、ご存知の方はおられようか。
私は、聞いたことがあった。

今も卵の価格は高止まりしたままのようだが、
急に上がった時に影響が大きい飲食店として
TVニュースのインタビューでここの社長が
なん回か登場していたのを憶えている。

秋葉原、中央通り西側の裏路地。
それも本当の裏。
あのあたりも、2~3日置きにはうろうろしているが
まったく気づかなかったのは、通りからさらに
入ったところであったから。
ほう、あんなところにあったか。

[じゃんがら]だの中華の[雁川]のある北。
牛丼の[サンボ]の脇を入った裏。

15時半頃。
二階もあるようだが、一階細くカウンター。

掛けると、厨房のお姐さんがなにか言ったのだが、
はっきり聞き取れず、ぼーっとしていると
もう一度、カウンターのQRコードからご注文下さい、と。

QRコードを読み取って開くと注文画面で、
ここから選ぶよう。
なるほど、これはなかなか便利。
店も手間が減り、間違いもなくなる。
今時、スマホを持っておらず、QRコードを
読めない人も少なかろう。

ソースも選べて、ハンバーグだったりトッピングも
できるようになっている。

トッピングはなしで、トマトとハヤシソースの
あいがけにしてみようか。(1050円。ちょい高価格
設定かもしれぬ。)

ほどなく、きた。

玉子が大きくフワトロ。

玉子の中は?。

こちらは、ノーマルなケチャップライス、
の、よう。

どこかにも書いてあったが、ソースはどちらも
強い味ではなく、シンプル。
毎日でも食べてほしいから、と。

女性ターゲットなのか、量は少なめ。
私などにはちょうどよいが、若い男性は
大盛にしたくなろう。

なるほど、こういう店であったか。

ご馳走様でした。


神田たまごけん

千代田区外神田3丁目14?3

 

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。