浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



二長町ラーメン天神下大喜/本所石原レストランクインベル

さて、今日は二本。

4203号

11月1日(火)第一食

二長町・ラーメン[天神下大喜]

11月に入った。
のん気な私だが、時のたつのは、早いもの。

今日は曇り。
気温もあまり高くはない。

薄いステンカラーのコート。

自転車で出る。
なにを食べようか。一先ず、佐竹商店街から
秋葉原方向にでも。

特にあてはない、、、。

竹町から、蔵前橋通りに、、、

あ!。
大喜]はどうだろう。

先月にきていた。
ちょうどよいペースか。

なんにしようか。
前回は、ノーマルなしょうゆであった。

ここには、しょうゆでも、煮干というのがある。
これにしようか。

今日は、1時台。
カウンターだけの店だが、ほぼ満席。

きた、煮干。

煮干、なのだが、全面背脂。
白いのは、薄く切った蒲鉾。
青ねぎと、茶色い粒は味付きの挽肉。
海苔と、ちょっと沈んでいるチャーシュー。

アップ。

太平打ちちょい縮れ。

うまい。
煮干という名前が付いているが、煮干、煮干は、
まったくしていない。
このバランスの取れ方は、まさに味の魔術師、
[大喜]ご主人の真骨頂であろう。

ただ、いつも思うのだが、くるたびに味が違っている
ように思うのだが、なんであろうか、これは。

調べると、1月に煮干は食べていた。

ただ、この時は、全部のせの特製。
のせている具でも味は違ってくるかもしれぬ。
が、この時は、煮干感は感じられる、と、書いている。
今日は、あまり感じない。
味は、同じなのであろうか。

ともあれ。
くるたび、新鮮というのは、やはり、愉しいし、
まったく飽きることなない店、で、ある。


台東区台東2-4-4
TEL 03-3834-0348

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11月3日(木)第一食

本所石原・レストラン[クインベル

今日は、わりによい天気。
日も出ると、コートはいらない。

今日は、東、蔵前方面へ出る。

江戸通りを渡り[元楽]とも思ったが、またか、
の印象も強かろう。

思い切って、蔵前橋を渡ろうか。

渡ると、なにがあるか。
墨田区石原、レストラン[クインベル]。

前回は、内儀(かみ)さんと夜であった。

むろん、すぐ、なのだが、台東区の人間が橋を
渡るのは、心のハードルというのがあるのである。
それで、昼、というのは滅多にいかない。
行けばよいのだが。

時刻は14時頃。
やってるか?。

蔵前橋というのは、橋の欄干に相撲取りの
レリーフというのか、デザインになっている。
もう、若い人は、わからなかろうが、今、水道局の
スペースに国技館があったのである。

清澄通りを越えて右、[クインベル]。

よかった、まだやってる。
調べると昼は14:30までであった。
滑り込み。

ウイークデーのこんな時刻だが、半分は
埋まっている。

座って、なんにしよう。

看板のビーフカツサンドか、、、うーん、やっぱり、
オムライスがよいか。
中のご飯が、ドライカレー、玉子で包まれ、
ケチャップがかかり、まわりには、デミグラスソース。
他ではお目にかかれない、オムライスである。

きた。

デミグラスにはしめじも。

スプーンを入れる。

ちょっとわかりずらいかもしれぬが、
中のライスがドライカレー。
これがなかなかスパイシー。
デミグラスと合わせてもカレーの味は残り、
また、絶妙なバランス。
そう、ここのシェフもバランスの魔術師
である。

昼きても、いつもうまい。

ご馳走様でした。

 

クインベル

墨田区石原1-25-5
03-3623-1222

 

 

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