浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ミラノ風カツレツ

4266号 1月27日(金)夜 さて、ミラノ風カツレツ、で、ある。 昨日、豚ロースを1パック2枚買ったのだが、昨日は、焼いて塩胡椒だけで食べた。 豚ロースソテーというのか。これでも十分にうまい。 で、今日は残った一枚、考え付いたのがミラノ風カツレツ…

上野・そば・翁庵

4265号 1月26日(木)第一食 さて、またそば。 今日は、上野の[翁庵]。 先日、神田[まつや]を書いた。 居心地のよい老舗そばやとも書いた。 今、東京のそばやもかなりのバリエーションができている。その中で、自分がそばやに求めるもの、というのは…

味噌煮込みうどん

4264号 1月25日(水)第一食 10年に一度の寒気、とのこと。 日本海側だけでなく各地で大雪。京都ではJR西日本の列車に多くの人が長時間閉じ込められたり。 東京も今朝の最低気温が-2.9℃。どこかで雪もちらついたようだが、基本は晴れ。 風も強い。ベラン…

両国・山くじらすき焼き・ももんじや

4263号 2022年12月29日(木)夜 旧臘のことで恐縮だが、ここは記録のためにも書いておきたい。暮れと新年のドサクサで書き落としていた。 毎シーズン必ず行っている。両国の[ももんじや]。 猪鍋、で、ある。 むろん、私も好きなのだが、どちらかといえ…

牡蠣のスパゲティー

4262号 1月22日(日)夜 さて。牡蠣のスパゲティー、で、ある。 ちょうど昨年の今頃作ってみた。もとはあの、日高シェフのレシピ。 牡蠣の食べ方というのは、意外に多くない。生か、フライといったところ。 だが、スパゲティーというのは、あり、で、あ…

そば・神田まつや

4261号 1月16日(月)第一食 東京下町の老舗そばや。浅草のあそこも、上野のあそこも、流行っているのかもしれぬが、最近は、私はどうも行く気がしない。お気付きかもしれぬが。 味ではない。二軒、内容は違うが、居心地。私の場合、そばやというのは、…

蔵前中華蕎麦麺屋上々/牛ヒレカットステーキ

今日は、ラーメンと肉の二品。 4260号 1月16日(月)第一食 蔵前中華蕎麦[麺屋上々] 近所にできていたのに行っていなかった、鴨ラーメンの蔵前[麺屋上々]。 鴨ラーメンの店。旧臘、初めて行ってなかなかなものであることがわかった。この店とは別に…

タンメン 御徒町珍萬/仲御徒町富白

寒中お見舞い申し上げます。今日は、寒い今ならでは、タンメン二本。 4259号 1月16日(月)第一食 御徒町中華[珍萬] 寒い雨。 雨だと、そう頻度は高くはないが、御徒町の町中華[珍萬]。 寒いので、タンメン、で、ある。 駅近なので、バスで御徒町ま…

資生堂パーラー銀座本店

4258号 1月15日(日)夜 日曜日。夕方、有楽町に用があった。 夕飯を銀座でと考えた。銀座で夜飯を食うとなるとなんであろうか。日曜の夜というのは、銀座のそこそこ多くの店が休み。まあ、あまりあてもないのだが。 それで、思い付いたのがここ。資生堂…

浅草・イタリア料理・ブラカリ

4257号 1月14日(土)夜 さて、土曜日。 今日は、花川戸のイタリアン[ブラカリ]。 内儀(かみ)さんが予約をしていた。 今日は一日雨もぱらつく曇り。気温はべら棒に低くはないが、やっぱり寒々しい。 18時半から。タクシーで向かう。 着いて、入る。…

そば・浅草 平山

4256号 1月13日(金)第一食 さて、ここ、ご存知であろうか。 開店が2021年11月。1年と少し。2023年版ミシュランピブグルマン初掲載。 私は、ほぼ毎日のように前を通っていたがまったく知らなかった。お洒落な入口は目立たない。 両国の名店[ほそ川]出…

秋葉原麺屋武蔵巌虎/浅草雷門そば尾張屋本店

さて、ちょいと妙な組み合わせだがラーメンとそば、二軒。 4255号 1月9日(月)成人の日 第一食 秋葉原[麺屋武蔵巌虎] 数ある、麺屋武蔵系列の一つ。巌虎で、イワトラと読ませている。 秋葉原の西側、総武線の高架の南。昌平坂の通り沿い北側。住所で…

カジバタ

4254号 1月8日(日)夜 さて、カジバタ。 カジキのバタヤキ。 簡単でうまい。 浅草のOKストアで買ってきた。 これ。 セイシェル産、解凍。インド洋ということであろう。マグロも獲れればカジキも獲れる。 大きなものではないが、二枚299円。そこそこ安…

国産牛サーロインステーキと里芋とねぎの含め煮

4253号 1月6日(金)夜 正月もそろそろ終わり。 お節に飽きたら、、、!・ 肉。 ステーキにしようか。 いつもの浅草松屋の[日山]にきてみる。 あれ?、いつもの国産牛ヒレ、がない。 頼めば切ってもらえる。以前には切ってもらったこともある。出てい…

国立劇場初春歌舞伎遠山桜天保日記 その2

4252号 引き続き、国立の初芝居。 「遠山桜天保日記」。作は竹柴其水(たけしばきすい)。 この芝居の初演は明治26年(1893年)と書いたが竹柴希水は主に明治に活躍した歌舞伎作者で、かの黙阿弥翁の弟子。其水は黙阿弥の俳号。(ただ黙阿弥には三代河竹…

国立劇場初春歌舞伎遠山桜天保日記 その1

4251号 1月4日(水) さて、正月4日、またまた歌舞伎。今日は、国立。 今年の初芝居は、歌舞伎座と国立の両方に。国立は、建て替えが決まっており、さよなら公演と銘打っている。(国立の歌舞伎は3月の公演が最後か。) 毎度国立は、音羽屋尾上菊五郎が…

初芝居 歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎 第三部 十六夜清心 その2

4250号 引き続き、歌舞伎座の初芝居三部。 例によってあらすじを書くのはやめよう。ご興味あれば、こちらを。(wiki) 通し狂言といっているが、初演時の脚本を原作とすると、そこそこカットされていてかなりお話が飛んでいる印象。 ただ、三幕五場、三…

初芝居 歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎 第三部 十六夜清心 その1

4249号 1月2日(火)夜 さて、正月二日。初芝居、で、ある。歌舞伎座で、それも初日。 一年ぶり。昨年は結局、初芝居以来行かずじまいに終わってしまった。 地元浅草の平成中村座もあったのだが、あまり興味を魅かれなかった。 昨年の初芝居は国立で歌舞…

断腸亭の年越し2023

2023年令和5年癸卯 明けましておめでとうございます。本年が皆様におかれましてよい年となることをお祈り申し上げます。 相変らずの断腸亭料理日記ですが、飽かずに、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 断腸亭錠志 さて。年が明けて癸卯。癸卯はミズ…