浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



スパイスカレー その2

4501号

引き続き、スパイスカレー。

昨日は飴色玉ねぎ、らしきもの、まで。
目標近く速くできたのだが、果たしてその成否は。

ここに、ホールのスパイス。

ベイリーフローリエ)、シナモン、クローブ

ベイリーフはさておき、シナモン、クローブ
どちらもパウダーもあるが、ホールのまま入れるのが
普通である。
理由はよくわからぬ。

ともあれ。
これも一緒に炒め、香りを出す。

最後に、レッドペッパー、ターメリック
カレー粉。

それぞれパウダー。

カレー粉はインデラカレー。
ガラムマサラがあればそれでよい。

これは特に香りを出すものでもない。
全体が一体になるほどに和える。

ここまでで、ルーといえるものの完成。

ここから煮込む。

圧力鍋の手羽先。

いい感じに、柔らかくなっている。

ここにルーを投入。

キューブのブイヨン2個。

トマト缶、

カット。

トマトは入れすぎてはいけない。
今日の量であれば、1/3程度でよいか。

味はともかく、トマトの赤い色にターメリック
黄色が負けてしまうのである。
ターメリックの役割は色のみで、香りや味に影響は
与えない。やはり、カレーなので黄色い方が
よろしかろう。

トマトを少な目にしたが、まだ赤いようなので、
ターメリックを足す。

そして、若干水分が多そう。

ここから煮込むわけだが、多少でも煮詰まるよう、
ふたを開けたままにする。

煮込む時間は30分程度。

カレーは二日目の方がうまい、などというが、
スパイスカレーの場合は、あてはまらない。
時間がたつと、せっかくテンパリングやら
して出した香りが飛んでしまう。

30分。

多少煮詰まり、トマトも煮崩れつつある。
そろそろ仕上がり。

お気づきかもしれぬが、
塩はまだ、まったく入れていない。
最後でよいと思っている。

味見をしながら、入れる。

この量で、大さじ1弱か。
思ったより多い。
スパイスが強いスパイスカレーは、塩味も
強くないとやはり負けてしまうのか。

そして、仕上げにカスリメティー

カスリメティーは豆科植物の葉っぱで、乾燥したもの。
豆の香りが付いてうまい、のだが、煮込むとすぐに
飛ぶので最後の最後。
まったく煮込まなくてよい。

出来上がり。

付け合わせ。きゅうりのピクルス。
冷蔵庫を開けると、いつも食べている
ディルピクルスが切れていた。

玉ねぎスライスの赤唐辛子和えインドの漬物、
アチャールを即席で作ろうかと思ったが、
らっきょがある。

ピクルスは甘いスイートピクルスと甘くない
ディルピクルスがあるが、甘くない方がなくなっていた。
甘いのは合わないので、らっきょうにする。

ご飯は今日は冷凍。
レンジ加熱。

皿へ。

ビールを開けて食べる。

なかなかよくできている。

辛味も今日はほどほど。

最初の飴色玉ねぎの、炒めすぎか、問題だが、
これはまったくわからない。
マスタードが黒くなってしまったのが気になるが、
特に問題はないのではなかろうか。
スパイスのバランスはわるくない。

手羽もほろほろ。

水分が多いか、と思ってもいたが、
このくらいしゃばしゃばがどちらかといえば
私の好み。

うまい、うまい。

うまければよいか。

お替りをしてしまった。

 

 

 

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