浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



インドカレー

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さて。お休みを数日頂いた。

いつもお世話になっている箱根、塔ノ沢温泉の[福住楼]へ
行っていた。
これは後程書くとして、その前に、これ。


3月16日(月)第一食

某朝の番組にゲストとしくるはずであった
男性アイドルが、持ってくるはずであった自作の
カレーを作っていて、寝すごして、こなかった。
これを視ていたのだが、カレー、作ろう!と
思い立った。

毎度作っている、インドカレーである。

まずは、米を洗って、飯を炊き始める。

次に玉ねぎ。

みじん切りだが、例によって、みじん切り器

を使って製造。
使いかけが半分あったので、本来一個だが一個半。

フライパンで狐色まで炒めるのだが、いつも通り
レンジで簡易に。

大きな皿にのせ、少量油を混ぜ、レンジへ。
まず10分。

5分で、一度止め、混ぜる。
もう5分。

まだまだ。

もう5分でレンジに入れ、肉を買いに出る。

今日は牛肉が食べたい。

カレー用、煮込み用だの色々あるが、バラ塊にする。

にんにく、生姜、トマト缶は、ある。

スパイス類もすべてある。

OK。

レンジの玉ねぎはもう少し。
再度かき混ぜ、5分。計20分。

レンジだけでも、だいぶいい色になってきた。
フライパンで、付きっ切りで炒めるよりも
そうとうに楽である。
ただ、レンジは、一部に熱が集中するので、そのままでは
コゲが出てしまう。
時折、混ぜるのは必須。

スパイスをあたり鉢で潰す。
フェンネル、クミン、コリアンダーシード、ガルダモン。
それぞれ、仕上がりで小さじ1。

玉ねぎは、仕上げにフライパンへ。
油を少量追加し、炒める。
狐色、まで。

ここにスパイスを混ぜ込むのだが、水を少し加えて
合わせやすくする。

ホールからパウダーにしたものと、パウダーのターメリック
レッドペッパーも。
ターメリックは大さじ1、レッドペッパーは大さじ半分といった
ところか。

シナモン、クローブベイリーフのホールも加える。

シナモンは3cmほどを割って、クローブは10粒ほど、
ベイリーフは3~4枚。

混ざったら、鍋へ。

牛バラは一口に角切り。

同じフライパンで焼く。

全面、焦げ目を付ける。

OK。
鍋へ。

フライパンに水を入れ、加熱し、フライパンに残った
焦げなどもこそげ落とし、鍋へ。

ここにカレー粉、S&B赤缶、大さじ1。

トマト缶。
冷蔵庫に、使いかけがあったのでこれを使い切る。
一缶の八割ほどはあるのだが、本当は半分程度でよい。
だが、既に使いかけ、全部入れてしまう。

なかなか悩ましい。
トマトが多いとカレー味なのだが赤くなってしまう。
ターメリックをここで再度入れる。

コンソメ1個。

水を加え量の調整。
最近、一回に作る量を減らしているので少量。

玉ねぎも、トマトも多めなので、粘度は高めになる。

30分弱火で煮込む。

塩は最後に。味をみながら、大さじ1弱程度。

仕上げにフェネグリークリーフこれは豆類の葉っぱで
香ばしいよい香りがつく。

軽く煮込んで、出来上がり。ピクルスを切って添える。

食べる。
ん!。

カレーはうまい。
従来の私のレシピは水が1.5倍は入りシャバシャバ。
シャバシャバも、インドカレーとしてはありで、うまい。
だが、今日のは粘度が高い=濃いのだが、これはこれであり。

だが、牛肉が硬かったぁ。

この大きさだが、噛み切れず、ナイフで切って食べるほど。

結局、さらに30分ほど煮込んでまあ柔らかくなったのだが、
牛バラをなめていた。