浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



スパイスカレー

4209号

11月14日(月)夜

さて、カレー、で、ある。
インドカレーというのか、スパイスカレーというのか。

この夏、例の大久保[魯珈]齋藤さんのレシピを

二回試みていた。

その1

その2

10分で飴色玉ねぎ、というのがポイントなのだが
かなり難しい、まだまだ会得できていない。
まともに炒めれば、1時間はかかるので是非、
我が物としたい。

手羽元を入れるのだが、前回は食べずらいので
圧力鍋で柔らかくしてみた。

手羽元と切れていた生姜だけ買ってきた。

ちょっと考えたのだが、手羽元はいきなり
圧力鍋でゆでていたが、一度焼いてから、にしたら
どうであろうか。

フライパンで軽く油を敷いて焼く。

焼くだけでは火は完全には通らないが、
脂も出し、焼き目を付けて見た。

圧力鍋へ。

少な目に水を入れ、ふたをし加熱加圧、5分。
火を止め、放置調理。

玉ねぎみじん切り。今日は量、少な目にしよう。
1/2個、ブンブンチョッパーでみじん切り。
にんにく、生姜は大さじ1/2程おろす。

スパイスは、いつも通り、クミン、コリアンダー
ホールからパウダーにあたり鉢で挽いておく。

圧力鍋はとうに30分をすぎているので、これはOK。
ご飯は、インディカ米、ここで炊き始める。

手羽元を焼いた脂にさらに少し油を足し、
マスタードホールからスタート。

パチパチするまで。

ここにクミンとコリアンダー

クローブホール、にんにくと生姜。

クローブは前回よりは多め。

よく合わせて、玉ねぎ。

中火をキープ。

柔らかくなってきたら、水。

あ、ターメリックもいれるんだっけ?。

ついでに、ガラムマサラも。

ん?。
これじゃ、飴色が、わからないじゃないか!。

間違えた~。
後だよ~。パウダーは飴色になってからであった。

あー、あ。
これで、できるのであろうか。

こうなったら、時間で決めるか。
10分、15分、水を入れつつ焦げぬようよく炒める。

もはや、チャレンジでもなんでもなくなっているが、
こんな程度でよいか。
レッドペッパーもここで入れる。

柔らかくなった手羽元とゆで汁。
トマト缶カット1/3~1/4缶。

トマトをつぶしながら、ゆで汁も入れ、粘度を調整。
塩を入れ、味見。

ふむふむ、よいかな。めちゃくちゃな段取りには
なってしまったがそれなりにスパイスカレーにはなって
いるよう。一安心。
齋藤氏のレシピのポイントはそれぞれのスパイスの
特性に合った調理のしかた、のはず。
まあ、滅茶苦茶、になっているのだろうが、、、。

そろそろ出来上がりだが、今日はカスリメティー
入れようか。

これは、まめ科の葉っぱだが、よい香りになる。
これは香りはすぐに飛ぶので最後。

香り米のご飯も炊けた。

盛り付け。ディルピクルスも切って添える。

一口目、きも~ち、なにかの苦みが感じられたが、
しかし、それでもそれなりにうまいカレーになっている。
クローブも十分感じられてよし。

手羽元を最初に焼いたがこの違いはほぼわからない。
効果なし、か!?。

今回入れたカスリメティーは、もう一つ、
実感できなかった。これはなぜであろうか。
入れた量の問題か。
今までの経験では、どちらかといえば汁気の
多いものの方が生きたような気もするが。
どんなものであろうか。

手羽元のゆで時間は別にフライパンでの調理時間は
完成まで1時間かかっておらず、それなりの
スパイスカレーができている。齋藤氏のノウハウは
少しは会得できているといってもよいのでは、なかろうか。
そんな気がしてきた。
さらに次回、間違わず、熟練していこう!。

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
匿名でのメールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、バックグラウンドなど簡単な自己紹介を
お願いいたしております。なき場合のコメントはできません。