浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



仲御徒町・路麺・かめや/鮭鱒ポワレ

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3831号

今日は二本。

4月6日(火)第一食

仲御徒町・路麺・かめや

今日は、晴れた。
だが少し肌寒い。

まだ仕舞っていなかった、ステンカラーの
コートを着て、出掛ける。

今日は、先日思い付いていた、魚のポワレ
作ろうと考えた。

吉池に向かう途中、第一食は、これまた
気持ちまわるが通り道、先日書いた、
路麺の[かめや]

13時半頃。
ちょっと昼からはずれているが
満席に近い。
「路麺」(立ち喰いそば)ではあるがスツール。

メニューは夏でなくとも冷やしがあったり、
もり、ざるもある。
またノーマルなかき揚げ以外には、天ぷらは、
定番の春菊、あるいはB級のソーセージ、なども
ないが、いか、海老などがある。

いかにしてみた。

大きないかだが、食べやすく三つに切っている。

ここ、なかなkよいかもしれない。


03-3833-1380
台東区台東3-41-4 加藤ビル 1F

4月6日(火)第二食

鮭鱒ポワレ

予定通り、吉池まできて、鮭。

10月に谷シェフのレシピで焼いてみた。

ポワレなので、もちろん塩鮭ではなく、
生の切り身。

生の切り身、、、。
二種類ある。

といっても、一つは、カナダ産アトランティック
サーモン、ふた切れ入り810円。
もう一つは、本ます、と書いてある、
青森産、540円。

どんなものか、わからないが、どちらも買って
食べ比べをしてみようか。

帰宅。

こんな感じ。

値段も違うが、大きさが随分違う。

アトランティックサーモンというのは、
正式和名、大西洋鮭。
刺身用などで入ってきているノルウェー産の
サーモンがこれ。
文字通り大西洋の鮭。
今日のカナダ産も養殖。

これに対して、本ます。
これ、知らなかったが、調べたら、
さくらますのこと。
主に日本海側か。
川でも獲れるし、海でも獲れる。
富山のますのすしは、本来、これを使うが
今はほとんど獲れなくなり、希少な
高級魚となっていると聞く。

川だけで海に下らないものはヤマメ、
あるいは、アマゴ。

どんなものか。

洗って、塩をする。

フライパンにオリーブオイルを
比較的たっぷり。

皮目から弱火でじっくり焼く。

焼けてきたら、焦がしバターを作る。

粒々はケッパー。

火が少し弱かったか。
もう一つ、皮パリ、とは
いかなかったが、焼けてきた。

火は通って、いるだろう。

皿に移し、焦がしバターもかける。

胡麻化しているが、ひっくり返す時に
崩れてしまっている。
皮をパリッと仕上げるのも、洋食ではマストな技
だと思うのだが、魚を、フライパンで焼くのは難しい。
かなり慎重にしなければいけない。

ビールを開けて、食べる。

火は通っているし、焼け具合
わるくはない。

アトランティックサーモンと、
本ます(さくらます)の違い。

これ、いや、ほんとに、ほぼわからない。

つまり、どちらも、うまいということなのだが。
びっくりするほど、同じ。
ちょっと、拍子抜け、ではあるが、
おもしろい。

鮭、鱒の類は世界中にたくさんいるが、
実は、遺伝子的にはあまり違わないとも
聞いたような記憶もある。
そんなもの、なんのかもしれぬ。

 

 

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