浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



今日の料理・栗原はるみレシピ・かきのグラタン

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1月16日(土)第二食

さて、今日はかきのグラタン。

ねた元はNHK今日の料理。
先生は、栗原はるみさん。1/13の放送。
普段は放送を視ることはほぼないのだが、
たまたまチャンネルを回したらやっていて視た。

基本、私はプロの料理人のレシピをNo.1と
考えている。
料理研究家という人のもの、増してネットにある
一般の人のものは、参考にしない。

が、栗原はるみさんだけは別。
私は信用している。
「プロフェッショナル」などでも出ていたが、
先生のレシピが放送されるまでには、ありとあらゆる
場合を考え、どんな人もレシピを視れば、その料理が
失敗なくできるように作られている。
料理研究家でもプロ中のプロであろう。

今回は、かきのグラタン。
番組のHPにはこの日のメインの、かきご飯だけで、
グラタンは出ていない。1/20までは見逃し配信
視ることができる。

グラタンであるがベシャメルソースは使わない。
かきと生クリーム、チーズ、じゃがいもだけ。
これらを焼くだけ。

かなり簡単。そして、うまそう。

作る気になったのだが、問題はこれ、パイ皿を使う。
パイ投げ」や(?)、フリスビーの元になった、アルミ
であろうか、軽い金属の丸くて浅い皿。

そんなものはない。買っても使うあてはなさそう。
また、オーブンを使うのだが、これも家のオーブンレンジの
オーブン機能は余熱ができず、オーブンとしては
使いにくく、使っていない。

そこで考えたのが、ガスコンロのココット機能。
短時間で高温に上がり、焼き物を中心に
いろんな調理ができる。
これを使ってみよう。

ただ、これ、形が長方形。
パイ皿を入手しても、入らない。
長方形の金属の浅い器?。
調理用のパッド、トレーの類だ。
寸法を測り、入るものをアマゾンで買った。
拙亭は、合羽橋が至近であるが、調理器具は、
アマゾンで探すことが多い。
理由は、合羽橋よりもアマゾンの方が安い、
のである。プライムなので送料もかからない。
探すのもらく。

これが届いたのが今日。
トレーは焼くためのものではないが、ステンレス
なので、直に火にかけても問題はないだろう。

かき、切れていたじゃがいもを買出しに出る。

かきは大きいものがやはりうまかろう。
吉池で大きいものを1パック。ただ、量がちょいと
少ないので小さいものも1パック。

チーズはある。

作る。

まずは、トレーにバターを塗る。
これは有塩。

じゃがいもは一個皮をむき、2~3mmにスライス。
塩胡椒。胡椒は粗挽き黒胡椒。

かき、大きいもの。

同じく、小さいもの。

じゃがいもの上にチーズを敷いて、その上にかき。
大きいものを置いて、間を埋めるように小さいものを並べる。

上から生クリーム1/2カップ

その上にバター。

カス台の「ココット」へ。

点火し、加熱を始める。

あ!。一番上にもチーズをのせるのであった。
番組のレシピの動画を見直して気が付いた。

火を止め、追加。

レシピでは230℃のオーブンで15分。
ココットは温度も火力もコントロールはできない。
時間だけ。
同じ15分にセット。

表面はいい感じに焼けた。
問題は、中。
じゃがいもに火が通っているか、で、ある。
串を刺してみる。一応、刺さる。
いいかな?

ビールをあけて、食べてみる。

あー、、、じゃがいも。
食べられるが、気持ち堅い。
ココット機能は、直火が強すぎるたか。
中心、底まで熱が伝わり切れていなかった。
ふたがあるのだが、トレーの厚みでふたができなかった。
この影響であったかもしれぬ。

よし。このトレーを直火にかけよう。
ステンレスなのでもちろん火にかかる。
下からの火なのでじゃがいもを加熱できる。1~2分。

これで、リカバー。すぐに火が通る。

ちょっとばたついたが、かなりうまいものができた。
なにしろ、かきがうまい。大きいもにしたのもよかった。
塩はじゃがいもにしたもの、のみ。
あとはチーズとバターだけ。これで十分。
さすがの栗原先生レシピである。

 

 

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