2月24日(土)深夜
さて、土曜の夜中。
2、3日前に思い出して鶏肉にまぶして焼いて、
ケイジャンチキンにしてみた。
フライドポテトにかけてもよい。
トマトソースに入れれば、アメリカのいわゆる
チリソースの味になる。
独特の、あの味。
タコスのスナックがある。B級ジャンクで好きなのだが、
あれもあの味。
ぶっかければ、あの味になるので、かなり
お手軽で便利なのである。
そこでちょっと思いついたのが、ご飯。
チャーハンである。
あの味で、ご飯を炒めたらどんな風になるのか。
実は夜食に、毎度お馴染み、好物のチキンライスにしようかと
思っていたのだが、ちょっと方向転換。
ケイジャンスパイスミックスで味を付けてみようと考えた。
材料はチキンライス同様。
玉ねぎみじん切り、鶏肉もも、さいころ大に切っておく。
先にフライパンで玉ねぎと鶏肉を炒めておく。
ご飯はチャーハン同様、レンジで温める。
これはどうも炒めご飯の場合、なんでも必須のようである。
チキンライスなどの場合、ケチャップを入れるので、
パラパラには絶対にならないが、それでも温めておいた方が、
炒めるときにも扱いがしやすいし、そこそこ、ぱらぱらに
近くはなる。
熱いのが必須条件なので、ご飯のレンジ加熱は炒める直前。
それで、先に玉ねぎ、鶏肉は炒めておくのである。
ご飯が温まったら、フライパンに投入。
ほぐしながら炒める。
ほぐれたら、ケイジャンスパイスミックスを
投入。
このスパイスミックスは塩も入っているので、
入れすぎには注意が必要。
味見。
もう少し、か。
うーん。
もう一つ。
なにか足らない。
!。
そうだ。
ケチャップ!。
ケチャップを入れればまとまるのではなかろうか。
むろん、既にケイジャンミックスで塩味は入っているので
チキンライスほどの量はいけない。
チキンライス全量の1/3程度、入れてみる。
混ぜる。
味見。
うん、うん。
よいぞ。
これは、まとまった。
出来上がり。
もしかすると、これ、ジャンバラヤになっているのでは
なかろうか。
ジャンバラヤというのはなんであったか。
ファミレスなんぞで、いい加減なもの(?)を食べた
くらいで、本物がどんなものかすら知らない。
調べると、やはりこれケイジャン料理。
アメリカ南部、ニューオーリンズ、ルイジアナ。
起源はスペインのパエリアでトマトベースに
スパイスを入れ、炊き上げたもの、とのこと。
なるほど。
やはり、かなり近いものにはなっているのでは
なかろうか。
ジャンバラヤもどき。
うまい。
ケイジャンスパイスミックスは赤唐辛子パウダーも
そこそこ入っているの、スパイシーな仕上がり。
ケイジャンスパイスミックスの、ケイジャンたる部分は
なんであったか、というのが以前からの課題であった。
(つまり“あの味”の肝とは。)
スパイスとしてのパプリカ、セロリ、オレガノ。
このあたりが中心。
そして、にんにく。
「ルイジアナ州の料理では玉ねぎ、パプリカ、セロリをあわせて
聖なる三位一体と呼ぶ」なんという記述もウィキペディアの
「ジャンバラヤ」で見つけた。
パエリア、ピラフ式にジャンバラヤを炊き込んで作ろうとは
さらさら思わないが、ケイジャンスパイスミックスを使った
ジャンバラヤ風、簡単でちょいとおもしろい。
ミックスも残り少なくなってきた。
買っておこうか。