引き続き、インドカレー。
昨日は、玉ねぎみじん切りを狐色までし、
骨付き鶏もも肉を焼いたところまで。
焼いた鶏もも肉は皿に取っておく。
鶏もも肉を焼いたフライパンに
玉ねぎみじん切りを移す。
この玉ねぎみじん切りにスパイス類を
混ぜ込むのである。
狐色になった玉ねぎは水分を飛ばしてある。
これではスパイスと馴染まないので、
ここにもう一度水を少量足す。
水を少し足すだけで、きれいに馴染む。
スパイスは、先ほどあたり鉢で潰した、
クミン、ガルダモン、コリアンダー、フェネル。
さらにターメリック。
ターメリックはパウダー。
そして、肝心のレッドペッパー。
さらにS&Bの赤缶。
いわゆるカレー粉。
量はみんな目分量ではあるが、
目安として、クミンなどの個々のスパイスは
小さじ1程度ずつ。
ターメリックは大さじ1。
カレー粉も大さじ1。
問題の、レッドペッパーも大さじ1。
むろんこれはお好み。
このあたりで、部屋の中は、かなり強烈な香りで
充満している。
にんにく、しょうが、そして、スパイス類の
強力な香り、で、ある。
ここまでくれば、できたも同然。
煮込み用の鍋を用意。
今日は、圧力鍋。
別段、圧力調理をするわけではないが、
骨付き肉なので、深めのものがよいと
決めた。
焼いた鶏もも肉、スパイス類を混ぜ込んだ
玉ねぎみじん切りを入れる。
水、トマト缶一缶全部。
トマト缶は、カットしたものが
よいであろう。
そして、混ぜ込み以外の煮込み用スパイスを入れる。
煮込み用はベイリーフ、クローブ、シナモン、
それからカスリメティ。
ベイリーフはご存知のローリエのこと。
スープなど洋食の煮込み料理によく使うあれ。
日本語でいえば、月桂樹の葉。
ローリエはフランス語。これを英語読みすれば
ローレル。ベイリーフは英語。
インド料理だと英語。
それでベイリーフが適切であろう。
グローブではない。クローブ。
日本では漢方薬の名前で丁子(ちょうじ)であろう。
シナモンはご存知。日本語で言えばニッキ。
実際には日本のニッキとシナモンとは微妙に
違うものらしいが、まあこの際細かいことはよいか。
カスリメティはさほどポピュラーでは
ないと思うが、これがちょっと豆の香りがして、
うまい。マメ科の葉っぱ。
一応、コンソメスープの素、小さじ1ほど。
全部入れて、煮込む。
煮立ったら、弱火。
基本30分ほどでOK。
(ピンボケになってしまった。)
塩を入れて、味見、である。
塩の量は、洋食や、和食の煮込み料理よりも
かなり多くした方が、うまい。
辛さも調節するが、今日はOK。
かなり辛め。
タンドリーチキンも焼く。
前にも紹介しているが、セラミックの板が
入ったピザ焼き器。
脂が落ちるのでアルミホイルを敷いて、
最大の高温で焼く。
付け合わせに玉ねぎのアチャールも作る。
これは簡単。
薄いオニオンスライスを軽く塩もみし、
レッドペッパー、レモン汁を揉み込んで
しばらく置けばOK。
ご飯は、こう暑いと、なんだかタイの
ジャスミンライスが気分なのだが、
冷蔵庫に冷や飯があったので、これをレンジ加熱。
タンドリーチキンも焼き上がり、添える。
出来上がり。
ビールを開けて、食べる。
基本はシャバシャバのスープタイプ。
インドカレーの味は私の文章力では
文字にすることはできない。
時によって、クミンだったりクローブだったり、
どれかを強くすることはあるのだが、今日はどれということはなく、
バランスが取れた刺激。
そして、かなりの辛み。
御徒町の[デリー]のカシミール程度。
まあ、一般には激辛といってよかろう。
やっぱり夏は、辛い、刺激の強い
汗だくで食う、インドカレー、で、ある。