引き続き、セイシェル。
四日目、次はディナー。
今日は、このリゾートに一軒だけある中華のレストラン。
なぜであろうか。
このリゾートのレストランは今までのところ、
むろん、値段も安くはないが、味は満足できるものであったが、
それらと比べかなりレベルが低かった。
前菜とスープ、デザートがFIXでメインを選ぶ形式
だったと思う。
私は麻婆豆腐を、内儀(かみ)さんは炒め物を選んだ。
前菜は、揚げた海老の入ったサラダのようなもの。
盛り付けも、ただ皿に入れただけで、なにか家庭料理、あるいは
社食の料理のような感じである。
ワンタンスープ。
まずくはないが、化学調味料たっぷりの味である。
麻婆豆腐。
辛みが少ない普通の麻婆豆腐。
豚肉と野菜の炒め物。
(写真までピンボケになってしまった。)
甜麺醤系の甘辛味の炒め物。
デザートはバニラとストロベリーのアイスが一山ずつ。
このアイスは、ラクトアイスのような安っぽい味であった。
通して、香港だかシンガポールの屋台、あるいは、
街の小さな食堂のレベルといってよかろう。
他がよいだけに残念なレストランであった。
さて。
一夜明けて、いよいよ滞在最終日。
いつものように、朝飯。
右側は、トマト系のクレオールソース味の白身魚と、チキンのカレー。
11時からダイビング。
これも最終。
今日も昨日同様、雲はあるが日が出てよい天気。
右側、ほんの少し写っているが、これはドイツ人の若い女性。
いつも1ダイブが7〜8人で、我々以外はフランス人とドイツ人のようであった。
(なかでもドイツ人が多くこのリゾート自体が、1/3〜半分程度がドイツ人のように
見られた。)
ダイビングポイントは同じ。
エントリー。
なん回か出しているが、尻尾が黄色で胴体が鮮やかのブルーの小魚と、
枝サンゴ。
(今日は魚の名前を調べて、書いてみる。)
これは、ソラスズメダイというよう。
ここにはたくさんいる。
いかにも熱帯魚らしい形。
南の島にはどこにでもいる。
ツノダシという。
優雅な容姿の割に無粋な名前であろう。
サンゴも美しい。
これはチョウチョウウオという。
これも、どこにでもいる。
アミメモンガラという名前のようである。
モンガラカワハギの仲間。
(ハデな柄でダイバーには有名なモンガラカワハギだが、
ご存じない方もあるかもしれぬ。ここでは見なかったが、こんな奴↓。
(ウィキペディアより。)
ひょっとすると、スイーツかアクセサリーのように見えてしまうが
これ、ウミウシ、で、ある。
ウミウシは貝類の貝殻のなくなった者ども。
こ奴の大きさは4〜5cm以内で小さいものだが
南のウミウシはこんな色のものが多い。
先ほどのチョウチョウウオと同じ形で模様違いである。
大きな黒点が一つで、イッテンチョウチョウウオという。
と、また現れた。
ウミガメ。
これもまた、タイマイ、ではなかろうか。
(甲羅の縁がギザギザしているのがタイマイの一つの特徴らしい。)
タイマイ自体は珍しいのだと思うが、
この辺りには比較的多いのかも知れない。
エキジット。
つづく。