12月3日(水)夜
月火と、出張。
今日は、9時帰宅。
煮込みが食べたかった。
いわゆる、モツ煮込み。
このところ、寒くなっていたからだろうか。
先週は、実は、森下のやきとん、山利喜へ行ったのだが、
例によって、長い列であきらめたりしていたのである。
遅い帰宅であるが、圧力鍋ならば、なんとかなるであろう。
ハナマサで、やわらかモツ、なるものを買ってきた。
牛の白モツ。
一緒に、こんにゃくも買ってきた。
他には、にんじん、などもよいのだが、
まあ、今日はよいだろう。
作る。
こんにゃくと、もつを洗う。
にんにくをふたかけらほどスライス。
しょうがもスライス。
圧力鍋に水、日本酒、赤ワイン、砂糖、
赤味噌(八丁味噌)と、信州味噌。
赤ワインを入れるのがポイント。
これは、実は、その森下・山利喜のレシピを参考にしている。
(山利喜は実際はポートワイン。)
モツを入れる。
こんにゃくは、手でちぎって入れる。
それから、にんにくとしょうが、全部入れる。
最後に、ローリエ数枚。
ふたをして、加熱、加圧。
圧が上がってから、弱火。
これで、10分。
火を止めて、放置。
圧が完全に下がるまで待った方がよいのだが、
内儀(かみ)さんも早く食べたいようなので、
放置後30分、蒸気抜きから、念のため、蒸気を抜いて、
ふたを開ける。
(これをやらず、圧が高いままだと、ふたを開けたとたん、
大爆発、吹きこぼれ、ということになる。)
味見。
煮込みのつゆの味のポイントは濃い、ということである。
この濃さは、実は、しょうゆや、味噌ではなく、
砂糖の甘み、であることが多い。
やはり、少し薄い。
砂糖と、信州味噌を加え、少し煮込む。
OK。いいだろう。
ねぎをみじん切りし、盛り付け。
レンジで酒の燗も付ける。
食べる。
40分程度で完成。
こんな短時間でも、やわらかモツなので、かたさは問題ない。
味の染み込み具合はやはり、今一つ、ではあるが、
十分に、煮込み、にはなっている。
さて。
翌、夜。
疲れて、市谷からタクシーで帰ってきてしまった。
10時前なら、2000円かからないで、帰ってこれる。
今日は、昨日の煮込みに、豆腐を入れて食べようと
考えてきた。
やっぱり、ハナマサで木綿を二丁買い、帰宅。
と、昨日の圧力鍋がない。
内儀さんに片付けられてしまったようである。
冷蔵庫を開けると、プラスチックの容器に入れてあるのだが、
ふたを開けてみると、つゆが随分と捨てられている。
折角、味の染みたモツと、昨日のつゆに豆腐を入れて、
煮込めばうまいだろう、と、考えて帰ってきたのに、で、ある。
と、この時、ちょうど内儀さんが帰ってきた。
捨てたのか、と聞くと、入りきらなかったから、などと
いっている。
煮込みは、つゆが、すべて。
なにを考えているのか、まったくもって、
ひどいことをしてくれたもの、で、ある。
仕方がないので、圧力鍋に戻し、再度、赤ワイン、
信州味噌、しょうゆ、砂糖を加え、つゆを増やす。
また、にんにくスライスも加え、一度煮立てる。
豆腐は一丁を1/4に切って、入れ、煮込む。
むろん圧はかけない。
ある程度煮込めばよいだろう。
これは、さらに翌日。
金曜夜。豆腐もよく煮込まれ、よい味になっている。
うまい。
このあと、土曜日、さらにゆで玉子なんぞも入れて、
煮込んでみた。
山利喜では、玉子入り、さらに、ガーリックトーストを
つけて食べる。
ガーリックトーストもやってみようか。