浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



かきのカレー その2

f:id:dancyotei:20210124215741g:plain
引き続き、かきのカレー。

昨日は、玉ねぎを狐色に炒めるまで。

このレシピは、ここで、トマト。

私のいつものインドカレーでは、玉ねぎを炒めて、
スパイス、その後、水を入れてトマト。

トマトを炒めてしまうというレシピ、で、ある。
どういう違いがあるのか。

ともあれ。

生のトマト、と青唐辛子を入れる。
レシピはトマト一個だが、小さいので二個。
1/8程度に切って。
青唐辛子は1本、小さな輪切り。
また、レシピではここにパクチーコリアンダー)の根も
入れるが、パクチーもだめなので割愛。

あざやかな赤。

カゴメの、高リコピントマトというもの。
西友で買った。
特別高いものではなかったと思う。

炒める。

レシピではトマトの水分がなくなるまで、という。

つぶしながら。

ペースト状。

こんな感じかな。

トマトを炒めるこのレシピの場合、煮込まない。
先にトマトを炒めれば、煮込まなくてもよい。
そういうことになろうか。

ここにパウダーのスパイス。

つぶしたコリアンダー小さじ2、ターメリック同1/2、
レッドペッパー同1。

ここで、フライパンは一度ストップ。

タマリンドの登場。

タマリンドはぬるま湯に溶く。
10g。
ぬるま湯は400ml。

種のような堅い部分も混じっているようだが、
これも面倒なので、分けずにそのまま果肉を
ほぐす。

十分に溶いたら、フライパンへ。
結構な量、で、ある。
出来上がりで、3人前程度にはなりそう。

ここでココナッツミルク100ml、
なのだが、私は、書いたようにココナッツミルクが
苦手なので、バターで代用。

バターと水100ml。

溶けたら、かき。

2パック洗って、投入。

最後に洗って切ったほうれん草を投入。
ここでレシピでは、やっぱり生のパクチーも入れるが
これは断然、カット。ほぼ私は食べられない。

ほうれん草は一把とあったが、一把はちょっと
多そうなので少し減らした。
火が通ればいいだろう。
http://www.dancyotei.com/2021/jan/spinach.jpg

最後に塩を入れ、味見。
塩は、小さじ1.5とあるので、控えめ。

さて、どんなことになっているのか?!。

冷凍飯を温めて、盛り付け。

見た目はなんだかそれらしい。

ビールを開けて、食べる。

かなりシャバシャバなスープ状カレー。
辛みはレッドペッパーに青唐辛子も入り
そこそこ辛い。

だが、、、
うーん。

このレシピの正解がわからないし、
レシピ通りにココナッツミルクを使っていないし。

カレーというよりも、トムヤムクンのよう。
つまり、かなり酸っぱい。

インドというよりもやはりタイカレーに
近いのではなかろうか。
いや、タイカレーでもここまで酸っぱくはなかった
ような気もするが。
まあ、これが正解かどうかもわからない、、が。

ただ、タマリンドというのは、思ったよりも
かなり酸っぱいということ。

レシピ通りココナッツミルクを使うと
酸味が抑えられるのか?。
いや、それもあまり考えられなさそう。

だがまあ、こういうものだと思えば、
わるくない味、ではある。

あ。
かきの味?。

カレーの味が強く、フライなどで感じる牡蠣の
ダイレクトな味はほぼわからない。
まあ、これも当然のことで、こういうもの
であろう。

調べてみると、このタマリンドが入るレシピは
貝だけでなく、魚のカレーでは一般的なもののよう

(ナイルシェフなのでタイといわず、インドでも。
南部であろうか?。地方は不明。)

どんなものであろうか。
私はやっぱり、もう一つ、まだ慣れない、かもしれぬ。

 

 

※お願い
メッセージ、コメントはFacebook へ節度を持ってお願いいたします。
メールはお断りいたします。
また、プロフィール非公開の場合、簡単な自己紹介をお願いいたしております。
匿名はお控えください。