浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



元浅草砂場、竹町武井食堂、ポークジンジャー、焼きあご塩らー麺たかはし上野店、元浅草鯉作

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引き続き、夏休みに食べたもの。

8月11日(火)第一食

毎度お馴染み、元浅草[砂場]。
左衛門橋通りと春日通り交差点の北西角。

ご近所、元浅草七軒町の町内会も一緒。
拙亭に最も近い飲食店。
週に一度は、ずっと行っている。

頼むのは、これも毎度お馴染み、盛りにミニかつ丼

そばから手繰る。
そばは砂場なので、更科系の白いもの。
シャッキリとしたのどごし。
つゆは下町浅草らしい、濃いもの。香りもよい。
もちろん、うまい。

かつ丼はもう書き尽くしているが、好物。
かつ丼は、そばやでいい、そばやがいい。
やはり、週一回食べねば。


03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1

8月12日(水)第一食

七軒町の隣町小島町、町会は小島二丁目東の
これもお馴染み町中華の名店[幸楽]

へ行こうと思ったら、もう夏休み。
はて?!、、どうしよう。

で、佐竹商店街南、ここは町会でいえば、竹町南か。
氏神がここは鳥越ではなく下谷なので、アウェーなのだが。
[武井食堂]。

ここへきたら、かつ丼、とんかつ定食でもよいのだが、
やっぱり、これがうまかろう。
オムライス。

フワトロではなくちゃんと火が通った玉子焼き。
ケチャップライスがまたうまい。
ラードで炒めているか。
また、鳥ではない。牛か豚。
しめて、間違いない味。


03-3831-6267
台東区台東2-19-5 武井ビル 1F

同じく、
8月12日(火)第二食

豚生姜焼き、またはポークジンジャー。

ハナマサの厚切り豚ロース。
定食屋や、グリルなどで生姜焼きというと、
こま切れのような肉を玉ねぎと炒めたものもあるが、
あれはいけない。
やはり生姜焼きは、ロースで、それも厚みのある肉が
よい。

片面塩胡椒、両面小麦粉をまぶし、サラダオイルで焼く。
小麦粉は、たれのとろみ、にもなる。
たれは、しょうゆ、皮付きをそのままおろした生姜、酒。
塩梅が少し難しい。煮詰めるので、濃くなりすぎないように
気を付ける必要がある。また、キャベツにもかけたいので、
少し多めがよい。
両面焼いたら、たれを投入。軽く煮詰めて出来上がり。

キャベツ千切りは、カット野菜。
いま、なかなかにキャベツは高い。
むろん全部は使い切らぬし、半分でも多い。
こんな時には、100円程度のカット野菜で十分である。

ビールを開けて、ナイフフォークで切って食べる。
なかなかうまくできた。


8月13日(木)第一食

暑いので、つけ麺。
焼きあご塩らー麺[たかはし]上野店。

塩つけ麺。

ここは、焼きあご塩も、背脂醤油もうまいが、
つけ麺もうまい。

麺は平打ちストレート。
つけ麺専用ではなさそう。

熱いラーメンはうまいが、つけ麺はもう一つ、というところも
あるが、ここは同じように高レベルである。

スープも塩だが濃厚。
これがよいのかもしれぬ。

焼きあご塩らー麺たかはし

台東区上野4-1-5 上野中島ビル1F
03-6803-2790

8月13日(金)第一食

13日の金曜日
もうこのあたりのオフィスもさすがに皆、お休みのよう。

[鯉作]

同じ元浅草で左衛門橋通り沿いだが二丁目で町会は違う。
ここは永住町。
池波先生が育たれたのはここ。このあたりの町会は
小島など広いところは別だが、基本、旧町とイコール。

[鯉作]はもうこれしかない。鶏から定食。

どんぶり飯。
大きなものが4~5個。

鶏からというのは、大きく丸く揚げるのがうまい。
中がふっくら揚がるから。

安くてうまい。

 

台東区元浅草2-1-18
03-3841-4363