浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



赤酢の酢飯でまぐろと鯛昆布〆のにぎり

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8月15日(土)第二食

お盆であり、終戦記念日である。
毎年、夏休みで南の島にダイビングに行くことが
多いのであるが、むろん、家にいる。

今日は、例の、赤酢の鮨

を作ろう。
生わさびも、値段は通常のものだが、吉池で買ってある。

自転車で吉池に出かける。
昼間の魚の買い物なので、保冷バッグに凍らせた
500mlペットボトルを入れて。

前回は鱸の昆布〆

やはり、赤酢のにぎりには、白身であれば
昆布〆がよく合った。

今日は?。
鯛。

鯛も、天然もの、養殖もの、二種ある。
そこそこの値段である。

養殖でいいか。
それでも半身、687円。

もう一品、まぐろでよいか。

まぐろは、まぐろコーナー。
インドマグロの、中トロっぽいところ。
にぎり用に切ってあるもの。
5~6枚入ったものが、319円。
安いが、いつもこんな値段である。

もう一つ、ボイルしたやりいか。
吉池にいつもあるが、今日は子持ちである。
これはレア。甘いたれをかけるだけだが買おう。

帰宅。

先に、鯛。

前回同様、真昆布で〆よう。

はさんで輪ゴムで止めて、ラップ。

冷蔵庫へ入れておく。

食べる1時間前。
米を洗って、炊飯器のカタメモードでスイッチオン。

いつもの通り、飯台は箍が緩んでいるので
水を張って置いておく。

炊飯器が切れたら、タイマーで計って8分。

鮨酢も用意。
これもいつも通り、1合に40cc、赤酢:穀物酢、8:2程度。

タイマーが切れたら、1合を飯台に取る。

赤酢をかけ回す。

手早く、混ぜ込む。

やはり、混ぜ残しが残ってしまう。
赤酢は、目立ちやすい。
白いところに、赤酢だけ1滴たらして、混ぜておく。

鯛。

前回の鱸は包丁が動かしずらいほど水分が抜けたが
今回はちょっと様子が違うような、、。

昆布が水を吸ってはいるのはわかるので、ある程度は
抜けているはずではあるが。
魚の種類や、状態によっても違いそうである。

にぎり用に切る。

生わさびもおろす。

まぐろ。

自分でにぎり用に切るよりも小さい。
やっぱりこのくらいが、標準なのである。

やりいか。
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洗って切り、ストックしてある煮詰めたアナゴの煮汁。
甘いたれをかける。

先に出しておく。

さて、ここからにぎる。
なん度もアップしている

のでもうよいであろう。

当初はおにぎりほどの大きさであったが、少しずつ小さくしてきた。
特に今日は、まぐろは小さい。
これにできるだけ合わせてにぎるようにした。

やはり、小さくにぎる方がむずかしい。
手のひらの大きさよりも、そうとう小さいのである。
小さい方が、あらが目立ちやすいということもあろう。
そう、以前のものは手のひらサイズであったのである。

鯛昆布〆とまぐろ中トロのにぎり、できた。

まぐろにはしょうゆを塗り、
鯛には、塩をのせてみた。

まぐろは切ったものに合わせたので鯛よりも小さい。

どうであろうか、まだ大きいか。
ズングリ、であろう。
もっと細くしなくてはいけない。

味は?。
これは、上々。

鯛昆布〆は、思ったよりはよい感じ。

子持ちやりいかも、うまい。

今日は、成功。