浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ステーキ

1月29日(火)夜 さて。 肉、ステーキ、で、ある。やはりたまに食べたくなる。 まあ、いつものことだが、特別なソースをつくるわけでもなく、ただ焼くだけ、ではあるが。 塩と胡椒だけで、十分うまいではないか。 ただ、少し前から、にんにくスライスの乾燥…

カレーうどん・古奈屋/上野アトレ

1月28日(月)第二食 時間もあるし、上野へフェルメールを観にいくことにした。 昨年からやっている。話題で、人気、なのであろう。 普段、絵画を観る趣味はほとんどない。 ただ日本画、例えば尾形光琳、酒井抱一などの琳派や、北斎、広重、豊国などの浮世絵…

四川風(?)もつ鍋

1月26日(金)夜 いつのもことなのだが、冬から春先にかけて出てくる、アレルギー性鼻炎。検査をしていないのでいわゆるアレルゲン、原因がなんなのかはわからないが、おそらく杉花粉だけではないのであろう。出る時にはかなりひどい。朝からくしゃみと、鼻…

スタンドカレー探検隊?上等カレー

1月24日(木)昼 ちょっと間があいてしまったが、「スタンドカレー探検隊?」。 基本的にチェーン店はここには書かないことにしていたのだが思いがけず、書き始めた。 そもそもは[日乃屋] から始まっていた。 「神田カレーグランプリ」受賞という看板に魅…

小島町・中華・幸楽

さて、ここ。台東区小島町二丁目、中華[幸楽]。 元浅草七軒町の拙亭からも、かなりのご近所。 知っている方はほぼいない、か。 去年、西浅草二丁目、合羽橋裏通りの[十八番]を書いたが、ここも同じくとんねるずの“きたなミシュラン”。 “町中華”ともいえ…

かきのガーリックバター焼き

寒い日が続いています。 寒中お見舞い申し上げます。 インフルエンザも流行しているよう。皆様、お元気でしょうか。くれぐれもご自愛下さりますよう、お願いいたします。 1月21日(月)夜 寒いので、かきのガーリックバター焼き。 吉池をのぞいてみる。 かき…

小肌とやりいかのにぎり鮨 その2

引き続き、小肌とやりいかのにぎり鮨。 小肌は酢からあげて、乾かし中。飯は炊き上がり待ち。 茹であがったやりいか。 江戸前にぎり鮨のいかは、煮いかという。 やりいか、するめ。やりいかが多いと思うが[弁天山美家古]などはするめだった。 プロの仕事は…

小肌とやりいかのにぎり鮨 その1

1月19日(土)夜 1月19日(土)夜 さて。 午後、吉池をのぞく。 目に留まったのは、開いた小肌。 開いたもの。 小肌はかなりの割合で、吉池にあるのだが、開いたものはいつもというわけではない。このところ、置いているのに気が付いていた。 作ろうか。〆て…

あんかけ焼きそば

1月18日(金)第一食 さて、白菜、で、ある。 もちろん、冬が旬。 だが、1/4を買っても使い切るのがたいへんなので今シーズンも買っていなかったのだが、食べたくなった。 うまい食べ方。鍋というのもあるが、中華の炒め物。焼きそばにしようと考えた。 肉は…

上野・蕎麦・翁庵

1月17日(木)夕 夕方、上野の蕎麦や[翁庵]。 ちょっと久しぶりであろうか。 もうなん年も通っているが、いつきても変わらない。これがいい。 ほぼ上野駅前。浅草通りに面し、上野警察前。 毎度出している江戸の地図も出してみよう。 現代の地図も。 だい…

両国・山くじらすき焼き・ももんじや

1月13日(日)夜 日曜日。 両国の[ももんじや]である。 「山くじら」とは、猪肉のこと。そのすき焼き。 ここの創業は享保3年(1718年)。江戸も真ん中あたり。吉宗の頃。 東京で今も続いている江戸創業の飲食店はそう多くない。なかでも、享保創業というの…

食べたものいろいろ その3

もう少し、いろいろ。 引き続き、 1月11日(金) 新宿南口前で“真のナポリピッツア”を食べてから伊勢丹にまわる。 高校生の頃から新宿を通って通学していたので地元といってもよいくらいであったが、東京の東側に引越してから、ほとんどこなくなっており、た…

食べたものいろいろ その2

引き続き、いろいろ、だが、今日は二つ。 1月10日(木)夜 はぜ唐揚げ。 塩もみをしてなん度も洗い、ぬめりだけは取って冷蔵庫に入れておいたもの。 ぬめりというのは、どうしても生ぐささになるのであろう。 その他は特に下味などもつけずに片栗粉をまぶし…

食べたものいろいろ その1

旧臘から長々、京都、歌舞伎と、イレギュラーバージョンを書いてきたが、そろそろ通常バージョンに戻る。その前に、今年になって食べたものを少し。 1月7日(月) 吉池で買った鰤のあらで、鰤大根。 大根は半分に切ったもの。皮をむいて、厚いいちょう切り。…

かんだ やぶそば

引き続き、1月6日。 国立の芝居がはねて、さて、どこへ行こう。 神田須田町あたり。 タクシーで内濠通りから靖国通り。神保町をすぎて、[まつや]の手前で降りる。 着物を着ているのでやっぱり和食系がよい。それも、老舗。 と、すると須田町界隈。 戦前以…

初芝居 国立劇場 その2

引き続き、国立劇場の歌舞伎「姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしづえ)」。 この芝居、平成3年(1991年)に国立で「袖簿播州廻(そでにっきばんしゅうめぐり)」という原作と同じ名前で上演されている。初演後一度も再演されておらず、この時…

初芝居 国立劇場 その1

1月6日(日) 正月六日。 今日は、国立。またまた、歌舞伎、で、ある。 初芝居は毎年、歌舞伎座か国立のどちらかであるが、今年は両方観ることにした。 国立は、菊五郎。菊五郎劇団といってよいのか、区別がわからぬが、音羽屋中心の配役、で、ある。 12時開…

初芝居 歌舞伎座 その3

歌舞伎座の初芝居、三番目。 三番目は「松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく)」。 歌舞伎を観る場合はいつもイヤホンガイドを聴いているのだがこの芝居、かなりわかりやすかった。帰ってきてから、日記を検索してみたら、2009年、一つ前に上演…

初芝居 歌舞伎座 その2

引き続き、初芝居、歌舞伎座。 一番目の「絵本太功記」。 この物語に限らず、歌舞伎では明智光秀に同情的、いやむしろヒーロー扱いであった件、で、ある。驚きではないか。違和感の塊である。もちろん、これは歌舞伎に限らない、江戸期の一般庶民の評価、イ…

初芝居 歌舞伎座 その1

1月3日(木)正月三日。例年通りであるが、初芝居。歌舞伎座、で、ある。 とはいっても、今年は時間があるので6日には国立のチケットも取ってある。 歌舞伎座は夜を取った。たいした意味はないのだが、夜は猿之助が出演るので。猿之助はどうしても応援したく…

19年断腸亭の年越し

2019年平成31年あけましておめでとうございます。 本年もあいかわりませず、ご愛読賜りますよう、お願い申し上げます。また、この一年のが皆さまに取りまして佳き年となりますようお祈り申し上げます。 断腸亭錠志 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ さ…

明けましておめでとうございます。

2019年平成31年 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 断腸亭