浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



南稲荷町そば小倉庵かつ丼/浅草橋新福井町麺ろく月

今日は、二本。

4563号

5月15日(水)第一食

稲荷町そば[小倉庵]かつ丼

13時半。

最高気温、25.7℃(12時39分)。

夏日。
もう日差しも強くなり始めた

天気がよいと暑い。

半袖のTシャツ。
帽子の季節、スタート、で、ある。

先日開拓した、南稲荷町のそばや[小倉庵]へ
行こう。

近所なので。

問題は、なにを食べるか、で、ある。

手打ちの店なので、やっぱりそばが王道、
なのであろうが。
ここは本来、町のそばや。
通し営業で、ご飯ものもある。

大正期あたりからであろうか、東京の町の
そばやのノーマルな姿であった。
いわば、ここは正しい東京のそばや。

ここでご飯ものも一度食べている。
玉子丼とそばのセット。

手打ちそばがうまいが、一度ちゃんとご飯ものを
一品で食べておこう。
もちろん、そばやのご飯ものといえば、迷わず
そう、かつ丼

最近は、別の説も出てきているようだが、
とんかつを玉子で閉じたかつ丼は、東京の
そばやで生まれ、、たかどうかは別としても、
少なくとも大正期に東京のそばやで広まったのは、
ほぼほぼ確かなことであろう。
それで今でも東京の町のそばやには今も100%ある。
また、逆にとんかつやにはかつ丼はない。
もちろん、食堂と呼ばれるたところにも必ず
あった。大衆食堂はほぼ消滅したが、そばやの
かつ丼はちゃんとある。

と、いうことで南稲荷町[小倉庵]のかつ丼

850円也。

玉ねぎ入り、とてもノーマルな、正しいかつ丼
であろう。

うまかった。

ご馳走様でした。


小倉庵

台東区東上野3-6-6
03-3832-7743

5月16日(木)第一食

浅草橋・新福井町・麺[ろく月]

さて。

さて、今日は、ここ。

随分前に一度来たきり。

昼、1時すぎまで雨であったが、
急に晴れてきた。

1時半すぎに出て、左衛門橋通りを真っすぐ南下。

蔵前橋通りを越えて、総武線にぶつかる前の
福井町通りを左、四本目を左に入ったところ。

14時前に到着。

ろく月、と書いて、ロクツキ。

2013年開店で、もう既に10年。
なかなか長い。

入ったところの券売機で、
特製豚白湯、1200円也、にしてみる。

そう大きな店ではない。カウンターだけ。

きた。

特製というのは、全部のせ?。

わんたん、低温調理のチャーシュー、
煮玉子、メンマ。

麺。

細麺。

基本、豚骨、なのだが、クリア。
デリケートという形容詞が合っていよう。

細麺なのだが、豚骨らしく?、カタメ。

わんたんもかなり丁寧に作られており、
つるっとしたよい口当たり。

以前にきたのは、数えると7年前。
一度食べて、つまり7年間、食べていなかった。

当時の日記を読み返すと、それなりに関心
しているようなのだが、リピートしていない。

他にはない豚骨で、驚きはあるが、
今回も、冷静に考えて、同じようなことに
なりそうである。

なんであろうか、これは。

某サイトの評価は3.71で、高かろう。
だが、おそらく、私にはまらない、わからない、
ということなのであろう。

まあ、無理をして合わせる必要もなかろうが、
なんとなく寂しいような、気にもなる。

 

ろく月X

台東区浅草橋2-4-5

 

 

 

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