4521号
3月7日(水)夜~
今日は雲はあるが天気はわるくない。
ただ、やっぱり寒い。
昨日は朝、多少の雪。
やっぱり早く春になってほしい。
さて、今日は久しぶりに、雷門[松喜]の
肉を喰おうか。
ステーキではなく、すき焼き。
あそこの牛肉はやっぱり伝統的なすき焼き用の
スライスがうまいだろう。
安売りのこま切れから、高いものまで、
かなりのバリエーションがある。
中で、国産牛ロース細切れという800円/100g、
ここでは真ん中くらいのものを200g買ってみる。
これ。
今はまず見ることがなくなった
肉やらしい輪ゴムでとめた紙の包み。
中も懐かしい紙の経木。
開けると、こんな感じ。
国産牛ロースこま切れ、という名前だが、
きれいな霜降り。
なかなかよいもの。黒毛和牛ではなかろうか。
最悪、肉だけでもよいか、と、他になにも
買わなかった。
これだけよい肉なら、ちゃんとすき焼き風に
しようか。
割り下だけは、やっぱり[松喜]のものが
常備してある。
ねぎはある。
麩もある。麩も入れようか。
丸い観世麩。
三つ水に漬けて戻し、搾っておく。
ねぎは斜めに切る。
フライパンを熱し脂身を投入。
十分に脂を出す。
麩から先に入れ、ねぎ、牛肉。
割り下。
煮詰めながら、肉を焼く。
麩に割り下を十分に含ませる。
肉が焼けたら、あげて、ねぎにも火を通す。
一先ず、出来上がり。
溶き玉子も用意。
ビールを開けて、食べる。
やっぱりこれ、よい肉。
厚みもあって、かなりうまい。
そして、やはり脂も多い。
脂が多いので、たくさんは食べられない。
生肉もまだ、半分残っている。
脂身もフライパンからあげて、冷蔵庫へ入れておく。
翌日。
せっかくなので、もう一度[松喜]。
白滝を買い足しにきた。
なん度か書いているがここに置いている白滝は、
例の細いタイプ。
[大原本店]というところのものなのだが、
[松喜]に置いているものは特別細い。
[大原本店]は、拙亭近所に店兼工場があって、江戸の生麩
であるつとぶや、生麩や湯葉、こんにゃく、白滝などを
製造販売している。(ただ、前にここへ直接買いに行った
ことがあるのだが、細いものは売っていなかった。
[松喜]に置いているものは必ず細いものである。)
それから、生椎茸、焼豆腐も。
これ。
おそらく長いので、半分に切る。
湯がいておく。
どうであろうか。
ちょっと縮尺がわかりずらいかもしれぬが、
この細さ。
白滝、椎茸、麩、ねぎも入れて、もう一度、
肉を焼く。
出来上がり。
やっと、完全なすき焼きになった。
うまい肉には、細い白滝。
これだけで、大満足。
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