浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



断腸亭の夏休み2023 慶良間~八重山 その8

4418号

引き続き、沖縄慶良間諸島渡嘉敷島

四回目のここでの最後のダイビングを終えて、
ホテルに戻る。
いつもの通り機材を水に漬けて、シャワーを浴び、
昼飯に出る。

今日はここ。

外に簡易の屋根があり、簡易のテーブルとイス。
フードトラックに近い感じの店。

こんな、ところも多い。

ビール。

オリオンの小瓶。
こんなのあるんだ。

アグー豚の豚丼

ガパオライス。

濃い味で
腹も減っているので、うまい。

これもいつもの通り、なんでも売っている
[新垣商店]をのぞいて、ホテルに戻る。

ビールを呑んで、昼寝。

さて、夜。

今日は、イタリアン。

前菜はこれ。

マグロのクリームパテ、とのこと。

沖縄というところは、あまり知られていない
かもしれぬが、マグロの揚がる場所。
渡嘉敷島でも揚がるよう。

おそらく加熱したマグロを使っている。
ちょっと、シーチキンのような感じでもあるが、
定番の味。

スープ。

これは前にも出たが、紅いものクリームスープ。

そう。
ここまで書いていなかったが、ここまで
スープは全部、冷製であった。
うまいもんである。

次は、パスタ、、、なのだが、写真を撮り忘れて
しまった。

島らっきょのペペロンチーノ。

入っていたのは、島らっきょとにんにく。
まあ、味は、それぞれ素材のままなので、
皆さん想像通りの味。

沖縄のらっきょう、島らっきょは、内地のらっきょ
よりもあさつきや、のびるに近いと思われる。
内地のらっきょもペペロンチーノにすることは
あまりないと思われる。
そういう意味で、新しいメニュー、で新鮮。

次は、肉のメイン。

アグー豚のロティ。

これ、我々の初日にも出たもの。
5日、6日もいれば、重なるメニューも出てこよう。

魚は、

ガーラのグリエ。
ソースはバター系か。

流石。魚は重ならない。
ロウニンアジ、とのこと。

ロウニンアジというのはダイビングをしていても
南のサンゴ礁で、大物としてお目にかかる魚。
1m近くなるもののある。

食べるのは、初めてかもしれない。
鯵の仲間なので、やはり真鯵に近い。
真鯵よりも、もしかすると、うまい?、
かもしれない。
決して、大味ではない。
むしろうまみが濃いかもしれぬ。
真鯵はもちろん、もっとずっと小さい。
こちらの方が、ガッツリ食べられよう。

内地近海にもレアだがいるよう。
しかし、基本は太平洋、インド洋の温かい海の
サンゴ礁がすみか。
こんなうまいのなら、もっと食べられてもよさそうだが、
沖縄でもそう多くは流通していないという。
やはりたくさんは獲れないのであろう。

あー、また忘れている。
どうもダイビングが終わって、気が抜けたか。
ドルチェも取り忘れた。

今日は、カッサータであった。
イタリアのチーズケーキ。
もしかすると私初めて食べたかもしれぬ。
シシリア、パレルモ発祥。リコッタチーズに
生クリームを合わせ、フルーツやナッツを入れ、
冷凍したもの、と。
私など、スイーツを語れるほどの経験値はないのだが
日本でも知られたものなのであろうか。あまり、
聞いたことがないように思うが。
うまいものである。

以上。

さて、6日目の朝。

今日は、ダイビングなしのため、和食。

ご飯は前と同じ、黒米入りのもの。
青菜のおひたし、ほうれん草か。温泉玉子。
きんぴらごぼう、鰆の西京焼き?、まぐろ佃煮。

 

つづく

 

ケラマテラス

 

 

 

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