浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



浅草そば尾張屋/中国手打拉麺馬賊浅草本店/国産牛ヒレステーキ桃屋のいかの塩辛キャベツ炒め添え

今日は三つ。

4366号

浅草・そば[尾張屋]

6月26日(月)第一食

ご飯ものが食べたい。

尾張屋

で天丼でも食うか。

曇りがちだが日も出る。蒸し暑い。

15時頃。
まあ、この時刻であれば、先客は二組ほど。
荷風先生の写真の隣に掛ける。

上天丼3300円也。

尻尾がはみ出している。
これが、浅草[尾張屋]名物。
天丼といいながら天重。
ノーマルな天丼は1800円。

開ける。

巨大な海老天。
澄まし汁付き。

大きいが決して大味ではない。

なんでこんな大海老天丼が生まれたのか。
おそらく、歴史的なもの。
明治あたりのこと、特に、かき揚げだったのだが、
東京の天ぷらやではとにかく大きさを競った
時期があった。
その関係であろう。

たまに食べたくなる。


台東区浅草1-7-1
03-3845-4500


6月27日(火)第一食

中国手打拉麺[馬賊]浅草本

今日は日は出ないのだが、どうも本格的に
暑くなってきた。
天気予報では、梅雨も後半に入ってきたといっている。

こう暑いと、冷やし中華だ!。

冷やし中華ならどこであろうか。
麺がうまい雷門の[馬賊]にしようか。

14時近く。ほぼ満席に近い。

いくつか冷やし中華はあるが、
ノーマルなもの。

ここはしょうゆはなく、ごまのつゆ。

麺。

なんであろうか、この弾力は。
手で伸ばして、叩きつけることを繰り返して打つ。
おそらく、日本のラーメンでもうどんでも、この食感の
麺は他にはないのではなかろうか。

堅いことは堅いのだが、堅いだけならもっと
堅いうどんはありそう。
やはり腰、ものすごい弾力、で、ある。

6月27日(火)第一食

国産牛ヒレステーキ桃屋のいかの塩辛キャベツ炒め添え

馬賊]から、松屋にまわる。
目当ては[日山]のステーキ肉である。
いつも通り、国産牛のフィレ。
シャトーブリアン、ちょっと厚いもの3629円也。

付け合わせを検索していたら、おもしろいものを
見つけた。
桃屋のページでいかの塩辛をキャベツで炒めたもの
これがステーキに合う、と。

ステーキとの組み合わせはかなり妙だが、
これはこれで、うまそう、で、ある。
キャベツは残っているのを使い切ってしまおう。
桃屋の塩辛を探す。
子供の頃から瓶詰といえば桃屋であったが、
売れ筋以外をスーパーで見なくなっている。
つゆを愛用しているが、いつも見つけるのに
苦労をしている。
桃屋製品は浅草だと国際通りの三平ストアに
多少多めの品揃えがある。
見つけて、購入。なんと500円を越えていた。
2~300円かと思ったが、高くなったものである。

帰宅。
国産牛肉フィレシャトーブリアン

個体識別番号から千葉県産2歳ちょいの雌、肉専用種X乳用種。

塩辛は、大さじ3、オリーブオイルで弱火で炒める。

塩辛は熱を掛けると、小さくなる。炒め続けると
溶けてしまう。適当にやめて置いておく。

肉を焼く。これはいつも通り。オリーブオイルを
たっぷり敷いて、肉投入。牛脂は使わない。冷凍庫へ。

スプーンで油を上から掛けながら焼く。中火。

いい色になったらひっくり返す。
https://www.dancyotei.com/2023/jun/gyu_pan_t.jpg

同時進行で、塩辛のフライパンにキャベツ投入。

それぞれ、いい感じ、まで仕上げ、終了。
肉は、あげて、休ませ、一応、金串を刺して、
火の通り具合を確認しておく。
肉の味付けは塩と粗挽き胡椒のみ。

皿へ。

ステーキのキャベツ炒め添え?!。
そのまんま、で、ある。

ビールを開けて、切る。

焼き具合はよい感じ。
柔らかくうま味が濃い。やはり[日山]の国産牛フィレは
信用できよう。

キャベツの桃屋塩辛炒め。ご存知かどうかわからぬが、
桃屋のいかの塩辛というのは、昔からかなり塩辛い。
この塩辛いのがうまい。キャベツとよい相性。
マッシュポテトだったり王道の付け合わせではなく、
おかず。まあ、時短つまみ、そのまま。

 

 

 

 

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