浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



そば元浅草砂場/ラーメン九州じゃんがら秋葉原本店

さて、今日は、二本。

4300号

3月15日(水)第一食

そば・元浅草[砂場]

今日も天気はよい。
気温も上がっているよう。

よし!。
かつ丼にしよう。

もちろん超ご近所、元浅草[砂場]。

かつ丼ともりそばのセットではあるが。

ここで食べるとなると、12時台には店に
入らなければいけない。
かつ丼が切れてしまう。

ご飯ものが食べたいとなると、ここのかつ丼
最もよいのだが、後ずれしている食生活をしている身
としては、なかなかこれない、ということに
なっている。

16時間、断食?糖質抜き?のダイエットというのがある。
16時間あけると、体脂肪を消費してくれる、というのが
根拠?。なんとなく、信憑性がありそうな気はしている
のである。
夜中に食べてしまうとなかなかそうはならない
のであるが、それでもできるだけ第一食は、後に
した方がよいか、と。

ただまあ、それはきっかけで、ただダラダラしている、
だけ、という側面も否定はできない、か。

そんなことで、やっぱり、こなければ。

花粉の激しい時刻なので、一瞬だが、帽子をかぶって、
マスクをし、保護ゴーグルをかぶって12:55分到着。
やはり、お昼のお客が引き始めた頃。

いつものミニかつ丼ともりそば。

そば猪口の上に薬味のねぎとわさびをのせた小皿。
こういう店は多いが、ここも、いつもこう。

まあ、どちらでもよいのだが、
これ、なぜであろうか。

箸先にわさびをほんの少し取り、一箸分のそばを
つまむ。
毎度書いているが、そばをうまく手繰るためには、
このつまみ方が大いなる問題である。

東京のそばの手繰り方は、一箸で、一気に
手繰らなければいけない。
つゆにドボンと全部つけてはいけないし、箸から
放してもいけない。
つまり、一気に手繰れる量だけつままなければ
いけないのである。
口に入らぬほど取りすぎたり、また、一気に手繰れない
長さにつまんではいけない。
そばが長い場合は、折りたたんでつまむ。

つまんだら、そばつゆにそばの先1/3ほどをつけて、
一気に手繰る。
一噛み、二噛み、、ほどで、のどへ。
この時、左手はそば猪口を持つか、少なくとも
添える。背筋はできるだけ伸ばし、前かがみの
犬食いだけは避けたい。

しょうゆの勝った、東京下町風そばつゆ。
白い、しゃっきりしたそば。

そばを平らげて、厚みのあるかつのかつ丼
かかる。

うまかった。

いつもご馳走様です。


03-3841-8001
台東区元浅草1-1-1

3月16日(木)第一食

ラーメン[九州じゃんがら秋葉原本店

今日は、昨日よりもさらに暖かい。

昨日は桜も、まだパラパラであったが、
これで一気に開くのではなかろうか。

博多のとんこつラーメンが食べたくなった。
上野浅草界隈には[一蘭]がたくさんあるが、
正直、あまり惹かれない。溢れすぎ。
味に文句はないが居心地がもう一つ。

行くのであれば、同じチェーンでも私は
九州じゃんがら]を選ぶ。

秋葉原、で、ある。

[じゃんがら]は博多発祥ではなく、この
秋葉原が本店というくらいで、博多という定義に
ほんとうは入らないのであろう。
私自身、博多ローカル人でもないので、違いは
わからない。それでもいつも十分、満足。

博多(的)とんこつラーメンの東京元祖は、
どこなのであろうか。[じゃんがら]の開店は
昭和58年(1983年)で、調べると私は食べたことは
ないが、西麻布[赤のれん]が昭和53年(1978年)と
5年早いよう。
ただ、個人的に熊本[桂花]は別にしてとんこつ
ラーメンを初めて食べたのは[じゃんがら]の
赤坂であったと思う。

15時少し前。
この時刻であれば、並ぶこともない。

ノーマルな九州じゃんがら

この丼のデザイン、ありそうでない。
なかなかよいではないか。

チャーシュー、青が勝ったねぎ、メンマ。
メンマは比較的薄味。

アップ。

博多らしい堅めの細麺。

九州じゃんがらのスープはスッキリとんこつ。
十分うまい。

白人外国観光客のグループも見かける。

なん度もきているが、居心地も含め、ここで、
がっかりしたことはない。
よい店であろう。


九州じゃんがら

千代田区外神田3-11-6
03(3251)4059

 

 

 

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