浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



二長町ラーメン天神下大喜/鶏天そば

4189号

今日は若干前後するが、ラーメンと自作の二本。

10月10日(月)スポーツの日 第一食

二長町・ラーメン天神下[大喜]

さて、スポーツの日、だそうである。
体育の日からの名称変更。変更後初めての
スポーツの日。
実際には、2020年からスポーツの日になっていた
らしいが、東京オリンピックの開催に合わせ
開会式の日に休みを振り替えさらにコロナで21年に延び、
22年今年が初めてのスポーツの日になった、という
ことらしい。

ともあれ、天気は相変わらずパッとしない、曇り。

気温は高くもなく、低くもない、か。
2時すぎ自転車で出る。
特にあてもなく、出る。小島町から佐竹、二丁町、
秋葉原あたりで食べるか。

蔵前橋通りまで出た。

お!、そうであった。天神下[大喜]。

前回は3月でちょっと久しぶりである。
暖簾は出ている。

のぞくと、お客は一人。珍しい。
休日なのに、、15時の昼の閉店時刻が近いからか。

入って、右側の券売機。
なんにしよう。
久しぶりなので、ノーマルなしょうゆ、にしよう。
しょうゆは濃口、薄口とあるが、濃口。
麺も太いものと細いものと選べるが、細い方。

きた。

濃口しょうゆ、細麺。

全部のせでなくノーマルだがいろいろのっている。
センターの白いのは、蒲鉾。
あまり見たことがないと思うのだが、やはり、
ここはくるたびに変わっているのではなかろうか。
他に、チャーシュー、メンマ、海苔、かいわれ、
右上は背脂、か。

食べる。

えー?!。
これ、かなりうまい。

うまみ濃厚。
魚介系の風味も感じられる。
だが、かなりのバランスの取れ方。
流石、天神下[大喜]の完成度、ではなかろうか。
これがここの真骨頂だと思う。

うまかった。
ご馳走様でした。

で、この文章を書くために、同じものを
食べていないか、さかのぼってみた。
と、2月に濃口しょうゆは、全部のせの特製だが
食べていた。

これを読むと、なにか、ピンときていない様子。
とても、フツー、と。

これはブレ、ではなかったのではなかろうか。
前回から、今回はおそらく変わっている。

進化ではなく戻る場合もある?かもしれぬが
いつも変わっている。
これもここの特徴かもしれぬ。


台東区台東2-4-4
TEL 03-3834-0348


10月14日(金)第一食

鶏天そば

今日の、第一食は家で温かいそばにでもしよう。
いつもであれば、天かすがあるのだが、切れた。

天ぷらを簡単に揚げようか。
そうである、昨日、鶏むね肉を買っていた。

讃岐うどんに鶏天というのは、好きな組み合わせ、
なのだが、日本そばに、鶏天というのは、
路麺(立ち喰いそば)にも[よもだそば]に
ささみ天があるくらいで、ほとんどない。
自分でやってみよう。

もも肉は比較的小さく切って、かき揚げでは
ないが玉ねぎも入れる。全卵一つ、水、天ぷら粉。

天ぷら油で揚げる。

ちょっと、ゆるかった。もう少し固まる感じ、
厚衣でもよかったが、まあこれでも鶏天。

つゆは桃屋を薄めて、ねぎ。

乾麺のそばをゆでて、出来上がり。

どうなのであろうか、これ。

文字通り、鶏天そば、なのだが、どこかピンとこない。
なんであろうか。
鶏の天ぷらに、慣れていない?。

野菜天、海老天、いか天などは、東京のそばつゆに
合っているが、鶏天は合わない?。

讃岐うどんの鶏天は衣に味を付けている。
これか?。
いや、東京のそばつゆは濃いので、その必要は
ないはず。他の天ぷらは合っている。

東京の日本そばに鶏というとそばつゆで
煮た、かしわそば、鶏南蛮。

コロッケや魚肉ソーセージまで揚げてのせる
路麺にすら鶏天はない。
やはり、合わないのか!?。

いや、そんなはずは、ない。

もう少し試行錯誤してみようか。

 

 

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