浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



スパイシーカレーチャレンジ 二回目

いや~、暑い。
文字通り、暑中お見舞い申し上げます。
コロナ感染も爆発しており、皆様には、
ご自愛賜りますようお願い申し上げます。
断腸亭

4139号

7月29日(金)第一食

気象庁の発表では今週の東京は猛暑日には
なっていないのだが、感覚的にはかなり暑い。
暑いのだから仕方がない。

こう暑いと、どうしてもカレー。

作ったばかりだが、 やってみるか。
前回は、大久保[魯珈]の齋藤さんレシピに
チャレンジしたが、これ、リ・チャレンジしてみるか。

動画

を視て初めてやってみたのだが、そうそう素人には
できない職人仕事であることがわかった。
主として、飴色玉ねぎ10分の部分。
まあ、繰り返しやってみないと、勘所のような部分は
会得はできない。

これからは、齋藤流を少し突き詰めてみよう。

手羽元の調達。
それから、コリアンダーの買い直し。
古くなっているので。

そして、今回は前回のから少しアレンジ。

手羽元は、最後に加えて熱を通すだけの齋藤さん
レシピだが、これでは、骨付き肉は食べずらい。
最初に、柔らかく下煮をしておこう。

最初に圧力鍋。

ひたひた程度の水を入れ、ふたをして加熱加圧。5分。
あとは火を消し、放置調理。

玉ねぎ大きいもの1/2個、ブンブンチョッパーでみじん切り。
にんにく生姜を小さじ1程度おろしておく。

ホールスパイスをパウダーに。まずコリアンダー

さすがに新しいものは、さわやかな香りが強い。
スパイスというのは、そう大量に使わないので
どうしても長期間置いておくことになってしまう。

クミン。

前回と同様。これらも小さじ1。

ここからフライパンでホールを炒める。
マスタード。これも小さじ1。

冷たいところから温度を上げ、パチパチ跳ねるまで。

弱火にし、前回同様クミン。これも小さじ1程度。
そして、好きなクローブも入れてみよう。3~4粒。
軽く炒めて、おろしにんにくと生姜。

ずっと弱火。
軽く炒めて、玉ねぎみじん切り投入。

よくスパイスと合わせる。これがポイント。
スパイスに熱がかかりすぎないよう。

最初は強火。
側面に付かぬように、なべ底に集めながら炒める。

熱が上がってくる。焦げるか焦げぬかのはざま。
この境の見極めなのであろうが、やはり怖い。

中火に落とし、水を加える。
また強火。炒める。

この繰り返し。これで、いかに早く飴色まで行けるのか、
なのであろう。
だがやっぱり、10分は無理。

ともかくも、こんな感じかな。
パウダーのスパイス。忘れずにレッドペッパー
大さじ2、から。粉にしたコリアンダー、クミン。
ターメリックも大さじ2。

混ざりやすいように、少し水を足し、中火で
よく合わせる。

OKかな。

そう、今日は余っているなすも入れよう。
一口に切ったなすとトマト缶カット、半分を投入。

圧力鍋で柔らかくした手羽元。

煮汁も一緒に加える。

よく混ぜ、なすに火を通す。

水分量、粘度の調整。

塩。
味見。OK。

ここで煮すぎ、時間のかけすぎはいけなかろう。
なすにも火が通ってきたら終了。

今日は、飯は炊飯器ではなく、小鍋でジャスミンライス
タイ米を一合炊いてみた。
日本米よりも普通の鍋でも炊くのは簡単。

出来上がり。

盛り付け、切ったディルピクルスも添える。

ビールを開けて、食べる。

うまくできた。
手羽元はむろん柔らかくなったが、クローブ
全体に大きな違いを与えるほど、ではなかった。
もう少しクローブは入れてもよかったか。
飴色はまだまだ。経験値を積むしかなかろう。
しかし、レンジを掛けたり冷凍していたのは、
なんだったのであろうか。

 

 

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