浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牛バラ肉のカレー

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3918号

8月16日(月)第二食

やっぱり、定期的に、一週間に一度以上は
食べたくなる、カレー。

今日は簡単にルーのカレーを作ろうか。

ルーは常備のジャワカレーだが、
肉はなにがよかろう。

牛。

牛であれば塊。

ハナマサに買いに出る。

カレー用、などと書かれている角切りが
ハナマサ以外にもあるが、これはなんであろうか。
なにの角切りなのか。書いてもらいたいものである。

これは避けて、バラがよいだろう。
牛バラというのは、いわゆるカルビだと思うが
塊、角切りはよく煮込みにする。
脂もあるし、うまい。

オーストラリア産グラスフェッド。
煮込み用、牛バラ角切り。
250g1パック400円ちょい。2パック買おう。

作る。

最初に米を研いで、スイッチオン。

角切りだが、まだ大きいので一口に切る。

にんにく、生姜みじん切り。

玉ねぎは1個、半分は薄いスライス。
もう半分は、大きいスライス。

玉ねぎというのは、煮込むとすぐに溶けてしまうので
大きく切ったものも用意する。

肉から、焼く。

各面、こんがり焦げ目を付ける。

焼けたら皿にあげておく。

残った脂で、にんにくと生姜。

香りを出し、薄くスライスした玉ねぎ投入。

いい色までよく炒めて、大きなものも投入。

軽く炒める。

圧力鍋を用意。
バラの角切りなので、柔らかく煮込みたい。

焼いた肉を入れ、炒めた玉ねぎ、ホールのスパイス。

スパイスは、ローリエクローブ
ルーのカレーでもこの二つをは入れたい。

煮込むと嵩(かさ)は減るので、水は極力減らしたい。
ヒタヒタよりも気持ち多いくらい。

ふたをして点火。
加熱加圧、5分。
消火し、放置調理30分。

圧力鍋の圧は、30分かからずに下がっているようなのだが
それでも放置している間に調理は進んでいるようである。

ふたを開ける。

こんな感じ。

ルーを投入。

レッドペッパーもここで追加。
それから、ガラムマサラも。

水量もテキトウなので、味と粘度をみながら
ルーを追加。

溶かし切って、出来上がり。

盛り付け。
添え物は酒悦の福神漬けとディルピクルス。

カレーの肉にはなにがよいか。
これは、なかなかの問題、で、ある。

鶏であれば骨付き。
ももか、手羽
出汁がよく出る。
だが、食べずらい。ほろほろに煮込む。
ルーのカレーよりも、ちょっと水分の多い
インドカレーがよいかもしれぬ。

豚であれば、バラの角切り。
ちょっと厚めのスライスでもよい。
この場合、ルーでよいが多少ゆるい方が
よいかもしれぬ。
脂がうまい。

牛であれば、今日のバラ角切り。
これも柔らかく煮込むのが原則であろうが、
かなりうまい。
肉を喰っている、という感じがし、よい。
そして、やっぱり、脂。
牛バラの場合、今日のようにルーの方が
よいのではなかろうか。
やったことはないが、インドカレーでは
カレーの方が主張し、牛と喧嘩をしそうである。

ともあれ。
今日は、なかなかよくできた。

 

 

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