浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



赤酢の酢飯で、鉄火巻、かんぴょう巻

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11月7日(土)第二食

さて。

今日は赤酢の酢飯でシリーズ

今日は海苔巻。
海苔巻といえば、黄金のツートップ、
かんぴょう巻と、鉄火巻
この二種類をおいて他はあるまい。

もちろん、私もどちらも好きである。
また、鉄火巻は4月に一度やっていた

ただ、にぎりに比べると、回数は少ない。
今回は、どんなことになるのか。

かんぴょうとまぐろの買出し。

まぐろはいうまでもなく、吉池。
切り落としのようなところ、ミナミマグロ
358円。

かんぴょうは、どこでもよかったのだが、
吉池の地下が混んでおり、佐竹商店街のスーパー。
これは、最近、安いものは中国産であったが、
珍しく、栃木産。

作る。

まずは、かんぴょう。

ボールに

水を少し入れて、塩揉み。

水で洗い流し、鍋へ。

下ゆで。そこそこの柔らかさまで、10分ほど。

ゆで上がり。
長いので、半分の長さに切る。

甘辛煮る。

しょうゆ、砂糖、酒、みりん。
そこそこ、濃く。

アルミホイルの落としぶたをして、煮〆る。

こんな感じ。

いいだろう。

まぐろはこんな感じ。

例によって、飯台に水を張っておく。

17時、米を洗って、酢飯モードで炊き始める。

鮨酢の用意。赤酢7に穀物酢3。

飯台は水を開けて、水気を切っておく。

飯が切れたら、8分のタイマーで蒸らし、
酢飯作り。

(毎回同じなので、以前のもの。)

酢飯ができたら、やっぱりタイマーで8分。

この間に、わさびをおろしておく。
もちろん、本わさび。

今日は、かんぴょうもある。
かんぴょうにもわさびは欠かせない。
巻簾、海苔も用意。
海苔は、横位置に置いて、半裁。
つまり、長手方向に半分に切る。

鉄火巻から。
(またまた、BGM入り。ご注意を。)

詳細は例によって書かない。
是非視ていただきたい。

かんぴょう巻。

かんぴょうは、一本だけ入れた。
二本入れると甘すぎると考えた。
鮨やではどうしていたであろう。
二本入れていたか。
逆に、わさびは鮨やで入れてもらうと、ほんの少し。
少し多めがよいかと鉄火巻程度に入れてみた。

しかし、にぎりは、かなりの回数にぎってきたので
そこそこのものにはなったと思うのだが、細巻は、
まだまだ。トウシロウ。

出来上がり。

鉄火巻

ビールを開けて、つまむ。

にぎりというのは、ちゃんと握れていないと
味にも大いに影響する。が、海苔巻はそうでもない。

こんなものだが、十分に食える。
まぐろも、中とろ程度のところで、よかった。

かんぴょう。

これも、味は上々。
やっぱり、かんぴょう一本、わさび多めが
ちょうどよかった。
そして、毎回思うが、海苔巻というのは海苔の味が大いに
問題。常備している、吉池で最もよいもの。これも大事。

ミテクレはともかく、うまいものができた。
意外にもかなり満足。
巻き鮨とにぎり鮨、違うものである。