浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



鶏もも肉のソテーとおろしぶっかけ

dancyotei2015-07-05



7月4日(土)



水木金とビッグサイト
疲れた一週間であった。


よし!、今日は、呑んだくれだ。


簡単に冷凍庫に凍っている鶏もも肉をフライパンで焼こう。


付け合わせにはキャベツ。


先週買った、春キャベツがあるので、
ワインビネガーで軽く煮る。


キャベツは粗めの千切り。
小鍋に切ったキャベツを入れ、ワインビネガー、
ローリエを一枚、コンソメを少々。
黒胡椒のホールもパラパラと入れる。


点火し、煮立ったらよくかき混ぜてふたをする。
蒸し煮、で、ある。


しんなりしたらふたをしたままそのまま置いて
余熱調理。


鶏もも肉はレンジで解凍。


厚い部分に包丁を入れて、広げる。
これは大切。


鶏もも肉をフライパンで焼く場合、
意外に火が通りにくい。


表面に塩胡椒。


フライパンに油を敷いて、皮側から焼く。


とにかく、皮をパリッ仕上げたい。


そしてポイントはこの時、上から重しをすること。





こんな感じ。



小皿を置いてその上に水を入れた小鉢。


フライパンへの設置面積が大きいと
きれいに焦げめも付けられ、火もよく通る。


このまま弱火で焼けばよいので簡単。


皮をパリッとさせたら、ひっくり返す。


両面こんがりよい焼き色がつけば焼き上がり。


キャベツも添える。





キャベツもこれだけでちょいとした
付け合わせにもなる。


ホールの黒胡椒はアクセントによい。


鶏もも肉もなかなかよく焼けた。


ビールからレモンサワー。


レモンサワーは書いている通り、「キンミヤ」の焼酎。
これを190mlの缶入りのソーダで割ってレモン果汁
(ポッカレモン的なもの)を入れたもの。


このまま、転寝。



起きたのは二時前。


今度は、またまた、おろしぶっかけ。


冷蔵庫にこの前の大根と、
天かすが残っていた。


使いかけの大根を新聞紙にくるんで水を含ませ、
その上からラップできっちり包んでおいた。


わかっているが、なかなかこういう細かいことは
面倒でできないのだが、やはりこうしておけば、
一週間くらいは、スも入らずちゃんと大根おろしになる。


乾麺のうどんを半把ゆでる。
つゆは毎度お馴染み、桃屋のつゆ原液のまま。
おろしの水は切らず、これでちょうどよい濃さにする。


ねぎもきざむ。





やはり、おろしぶっかけ、うまいもんである。



ただ。



大根はよいのだが、天かすの方が
冷蔵庫に入れたままだったので、ちょっと
湿気た感じ。


一度、オーブントースターででも
加熱すればよかったか。


どうせつゆにひたすのだから、なんでもよい
ようなものの、やはり揚げたてのサクッとした
食感が残っている方がうまいのは、
当然のこと、か。