浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



オムライス

2月23日(日)第一食



さて。



日曜日。



また、と、いうべきか、
オムライス、で、ある。


いつ作ったか調べると、いつ作ったか調べると、去年の10月であった。


この時は朝ドラが動機であった。


で、今回はなにかというと、
冷飯があったのと、チキンライスが食べたくなったのと、
昨日の「チューボーですよ!」でオムライスをやっていたから。


毎度書いているような気がするが、
私自身は、チキンライスは好物だが、
オムレツはさほどでもない。


だが、チキンライスではなく、
オムライスにしようと思ったのは、
やはり、多少はオムレツを上手く作れるゆうになりたい、
という気持ちから、なのであろう。


さて。


先ずはチキンライスから。


マッシュルームなどはないので、玉ねぎと鶏。


しかし、洋食やで出てくるチキンライスには、
マッシュルームが決まって入っているが、
なぜであろうか。


鶏が入らなければ、名実ともにチキンライスにならない。
鶏がないので豚肉で作ったことがあるが、やはり今一。
やはり、ケチャップライスはチキンがもっともうまい。


これに比べて、マッシュルーム。
こいつは入っても入らなくても、
チキンライス全体の味には
ほとん影響はないのではなかろうか。


むろん、マッシュルームが嫌いなわけではない。
淡白なマッシュルームはケチャップのような濃い味に
負けてしまっていると思うのだが。


ともあれ。


鶏もも肉を解凍し、1〜2cmの角切りにする。
玉ねぎは1/4個みじん切り。


冷飯はレンジで温める。
チャーハンにしても、チキンライスにしても最近は
炒める前に温めることにしている。
チャーハンはパラパラに仕上げるためにも必須である。


冷めないように、炒める直前がよいので、スタンバイ状態まで。


テフロンのフライパンを熱し、無塩バターを溶かし、
玉ねぎ、鶏肉を炒める。


ある程度炒まったら塩胡椒。
ウィスキーを加えて、フランベ。
煮詰める。
OK。


今日はここにケチャップを先に入れてみる。
鶏肉、玉ねぎと合わせ、ケチャップを煮詰める。


ここで一度火を止め、冷飯のレンジ加熱開始。


温まったらフライパンへ。


強火で手早く混ぜる。


ん!やっぱりケチャップが足りない。


フライパンの真ん中にスペースを作り、ケチャップを広げ、
煮詰める。


ふつふつと煮たったら
また混ぜる。


よし、いいかな。
チキンライスはOK。


さて。


問題の玉子焼き。


玉子二個、割りほぐし、よく腰を切る。


昨日の「チューボーですよ!」は、例の、タンポポオムライスだったが、
まさかできるわけもない。


ノーマルなもので、かつフライパンの上でさえくるめない。


ほぐした玉子にほんの少し、
マヨネーズを入れる。


テフロンのフライパンをきれいに洗って
また、バター。


溶けたところで玉子投入。


菜箸で混ぜる。
(これ、なんのためだっけ?)
考えている暇はない。


ある程度固まってきた。
半熟。


盛りつけておくのを忘れた!。
チキンライスの皿、皿。


ちょっと不恰好だが形になった。


急がねば。


わ!。


火を止めていなかった。


あ〜あ。


せっかく、半熟で止まったと思ったのに。


フライパンをひっくり返して、皿のチキンライスの上がかぶせる。


やっぱり、ちょっと色がついてしまった。


中央にケチャップを塗る。





やっぱり、玉子焼き系は鬼門。


が、まあ、別段食えないものができている
わけではない。


むろん、チキンライスは、いつもの味。


ともあれ、いつまでたっても、なかなか会得できない
オムライス、で、ある。