浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



浅草・洋食・ヨシカミ

dancyotei2011-04-12

4月11日(月)夜



今日は、つくば。



6時前、だいぶ大きな余震がまたあった。
東京よりも震源に近い、つくばは、揺れも大きい。


なかなか、不安なもの、で、ある。


また、帰れなくなってはたいへんだ、と、
とっとと、TXに乗る。


今日は帰りに浅草で降りて、久しぶりに、
ヨシカミ、に、寄ろう、と、決めていた。


前回、この日記に書いているのが、昨年の3月で、
その後。書いてはいないが、きているのかどうか、
よく憶えていないが、いずれにしても、ちょいと、久しぶり、で、ある。


浅草というのは、仲見世あたり、新仲見世
あるいは、六区にしても、大方は夜が早い。


これは、浅草という街の、一定部分が、
観光客相手、ということを物語っている。


しかし、そんな中でも、観光客があまりこない、
西浅草、六区でも奥山方面、あるいは、
観音裏といったところは、遅い時間までやっているところも、
ある。


六区の真ん中にありながら、洋食のヨシカミは10時までやっている。
飯が食えるところで、この時間はありがたい。


TXの浅草駅で降りて、
深い地下から上がってくる。


上がって出てくると、六区。


すると、あれま。


雨。



風もある。



あわてて、コンビニに入り、傘を買って
ヨシカミへ。


ドアを開けて入ると、
威勢のよい、従業員の声。


カウンターへ。


土日のこの店は、行列だが、
ウイークデーのこの時間(8時半)、
座れないほど、混んでいることはない。


手前側、メニューが出された席に座る。


座って、すぐに、ビール。


スーパードライの中瓶。
塩味の揚げたおかきが小皿で出される。


メニューも開けずに、注文は、
コンビネーションサラダと、チキンライス。


ヨシカミへ寄ろう、と、思った瞬間から
この二つに決めていた。


チキンライスは、実際のところ
私がこの店にくれば、もう100%
頼むメニュー。
このため、考える必要もない。


そして、コンビネーションサラダは、
どこにもない、この店の味。
ビールを呑みながら、待つ。


カウンターの中はさして広くない調理場に、
6〜7人、若い従業員達が、働いている。


彼らの動きを見ているのは、楽しいもの、
で、ある。


自分の頼んだものも、段々に出来ていく。


見ていると、サラダが先で、チキンライス担当の彼は、
準備はしているが、仕事にかかっていない。


頼んだわけではないが、
時間差をつけているようである。


今まであまり疑問に思わなかったが、
考えてみれば洋食やでは、サラダを先に出すのは、
当たり前の話か。


サラダの彼は、私の目の前。
レタスをザクザクと切って、ボールに入れる。
そして、そこへマヨネーズを入れ、小気味よい音を
立てて、両手でボールを煽りながら、和えている。


トマトの皮むきの手際が鮮やか。


盛り付けて、できた。





上にトマトとアスパラがのっているが、
その下のレタスが、さっきボールでマヨネーズと
和えていたもの。


上からマヨネーズはかかっているが、
下のものにもきちん味が付けているところは
そうそうないように思う。
どこにでもあるコンビネーションサラダだが、こういうところが
この店の違い、である。


そして、マヨネーズの味もすっぱすぎず、よい。


うまい、うまい。



ちょうど、食べ終わる頃、チキンライスが
出来上がる。






もう、なん年も、なん十回も食べているが
やっぱりうまい。


濃いめの味付けのチキンライス。


食べ終わって、勘定をし、従業員の
ありがとうございましたぁ〜、の合唱に
送られて、店を出る。


満足、で、ある。






ヨシカミ













 


4月11日(月)夜



今日は、つくば。



6時前、だいぶ大きな余震がまたあった。
東京よりも震源に近い、つくばは、揺れも大きい。


なかなか、不安なもの、で、ある。


また、帰れなくなってはたいへんだ、と、
とっとと、TXに乗る。


今日は帰りに浅草で降りて、久しぶりに、
ヨシカミ、に、寄ろう、と、決めていた。


前回、この日記に書いているのが、昨年の3月で、
その後。書いてはいないが、きているのかどうか、
よく憶えていないが、いずれにしても、ちょいと、久しぶり、で、ある。


浅草というのは、仲見世あたり、新仲見世
あるいは、六区にしても、大方は夜が早い。


これは、浅草という街の、一定部分が、
観光客相手、ということを物語っている。


しかし、そんな中でも、観光客があまりこない、
西浅草、六区でも奥山方面、あるいは、
観音裏といったところは、遅い時間までやっているところも、
ある。


六区の真ん中にありながら、洋食のヨシカミは10時までやっている。
飯が食えるところで、この時間はありがたい。


TXの浅草駅で降りて、
深い地下から上がってくる。


上がって出てくると、六区。


すると、あれま。


雨。



風もある。



あわてて、コンビニに入り、傘を買って
ヨシカミへ。


ドアを開けて入ると、
威勢のよい、従業員の声。


カウンターへ。


土日のこの店は、行列だが、
ウイークデーのこの時間(8時半)、
座れないほど、混んでいることはない。


手前側、メニューが出された席に座る。


座って、すぐに、ビール。


スーパードライの中瓶。
塩味の揚げたおかきが小皿で出される。


メニューも開けずに、注文は、
コンビネーションサラダと、チキンライス。


ヨシカミへ寄ろう、と、思った瞬間から
この二つに決めていた。


チキンライスは、実際のところ
私がこの店にくれば、もう100%
頼むメニュー。
このため、考える必要もない。


そして、コンビネーションサラダは、
どこにもない、この店の味。
ビールを呑みながら、待つ。


カウンターの中はさして広くない調理場に、
6〜7人、若い従業員達が、働いている。


彼らの動きを見ているのは、楽しいもの、
で、ある。


自分の頼んだものも、段々に出来ていく。


見ていると、サラダが先で、チキンライス担当の彼は、
準備はしているが、仕事にかかっていない。


頼んだわけではないが、
時間差をつけているようである。


今まであまり疑問に思わなかったが、
考えてみれば洋食やでは、サラダを先に出すのは、
当たり前の話か。


サラダの彼は、私の目の前。
レタスをザクザクと切って、ボールに入れる。
そして、そこへマヨネーズを入れ、小気味よい音を
立てて、両手でボールを煽りながら、和えている。


トマトの皮むきの手際が鮮やか。


盛り付けて、できた。





上にトマトとアスパラがのっているが、
その下のレタスが、さっきボールでマヨネーズと
和えていたもの。


上からマヨネーズはかかっているが、
下のものにもきちん味が付けているところは
そうそうないように思う。
どこにでもあるコンビネーションサラダだが、こういうところが
この店の違い、である。


そして、マヨネーズの味もすっぱすぎず、よい。


うまい、うまい。



ちょうど、食べ終わる頃、チキンライスが
出来上がる。






もう、なん年も、なん十回も食べているが
やっぱりうまい。


濃いめの味付けのチキンライス。


食べ終わって、勘定をし、従業員の
ありがとうございましたぁ〜、の合唱に
送られて、店を出る。


満足、で、ある。






ヨシカミ













 


4月11日(月)夜



今日は、つくば。



6時前、だいぶ大きな余震がまたあった。
東京よりも震源に近い、つくばは、揺れも大きい。


なかなか、不安なもの、で、ある。


また、帰れなくなってはたいへんだ、と、
とっとと、TXに乗る。


今日は帰りに浅草で降りて、久しぶりに、
ヨシカミ、に、寄ろう、と、決めていた。


前回、この日記に書いているのが、昨年の3月で、
その後。書いてはいないが、きているのかどうか、
よく憶えていないが、いずれにしても、ちょいと、久しぶり、で、ある。


浅草というのは、仲見世あたり、新仲見世
あるいは、六区にしても、大方は夜が早い。


これは、浅草という街の、一定部分が、
観光客相手、ということを物語っている。


しかし、そんな中でも、観光客があまりこない、
西浅草、六区でも奥山方面、あるいは、
観音裏といったところは、遅い時間までやっているところも、
ある。


六区の真ん中にありながら、洋食のヨシカミは10時までやっている。
飯が食えるところで、この時間はありがたい。


TXの浅草駅で降りて、
深い地下から上がってくる。


上がって出てくると、六区。


すると、あれま。


雨。



風もある。



あわてて、コンビニに入り、傘を買って
ヨシカミへ。


ドアを開けて入ると、
威勢のよい、従業員の声。


カウンターへ。


土日のこの店は、行列だが、
ウイークデーのこの時間(8時半)、
座れないほど、混んでいることはない。


手前側、メニューが出された席に座る。


座って、すぐに、ビール。


スーパードライの中瓶。
塩味の揚げたおかきが小皿で出される。


メニューも開けずに、注文は、
コンビネーションサラダと、チキンライス。


ヨシカミへ寄ろう、と、思った瞬間から
この二つに決めていた。


チキンライスは、実際のところ
私がこの店にくれば、もう100%
頼むメニュー。
このため、考える必要もない。


そして、コンビネーションサラダは、
どこにもない、この店の味。
ビールを呑みながら、待つ。


カウンターの中はさして広くない調理場に、
6〜7人、若い従業員達が、働いている。


彼らの動きを見ているのは、楽しいもの、
で、ある。


自分の頼んだものも、段々に出来ていく。


見ていると、サラダが先で、チキンライス担当の彼は、
準備はしているが、仕事にかかっていない。


頼んだわけではないが、
時間差をつけているようである。


今まであまり疑問に思わなかったが、
考えてみれば洋食やでは、サラダを先に出すのは、
当たり前の話か。


サラダの彼は、私の目の前。
レタスをザクザクと切って、ボールに入れる。
そして、そこへマヨネーズを入れ、小気味よい音を
立てて、両手でボールを煽りながら、和えている。


トマトの皮むきの手際が鮮やか。


盛り付けて、できた。





上にトマトとアスパラがのっているが、
その下のレタスが、さっきボールでマヨネーズと
和えていたもの。


上からマヨネーズはかかっているが、
下のものにもきちん味が付けているところは
そうそうないように思う。
どこにでもあるコンビネーションサラダだが、こういうところが
この店の違い、である。


そして、マヨネーズの味もすっぱすぎず、よい。


うまい、うまい。



ちょうど、食べ終わる頃、チキンライスが
出来上がる。






もう、なん年も、なん十回も食べているが
やっぱりうまい。


濃いめの味付けのチキンライス。


食べ終わって、勘定をし、従業員の
ありがとうございましたぁ〜、の合唱に
送られて、店を出る。


満足、で、ある。






ヨシカミ