4284号
2月21日(火)第一食
さて。
カレー、で、ある。
カレーが食べたい。
それもいわゆる、インドカレーというのか、
スパイスカレーが。
最近そういえば、作っていないし、
食べていない。
いわゆる日本のカレーはそうでもないのだが、
冬というのは、汗をかく辛いスパイスカレーは
どうしても機会が減る。
手羽先があったので作ろうかとも考えた
のであるが、やはり、それなりに手間が掛かる。
昨年は、大久保[魯珈]齋藤さんのレシピ
チャレンジをしたりしていた。
玉ねぎみじん切りだったり、飴色玉ねぎだったり。
ちょいと、よし!作ろうと、決心をしなくては
いけない。
外へ行こうか。
最近はご多聞に漏れず、あまり新規開拓が
できていなかった。
御徒町の南インド料理[アーンドラ・キッチン]。
ちょうど1年ほど前に行っていた。
昼、行ってみるか。
上野、御徒町というところは、インド料理店が
そこそこ密集している。
これは上野、御徒町が宝石、宝飾品の町だから。
インド、スリランカという地域は今はもうあらかた
採りつくしてしまったようだが、以前はエメラルド
ルビー、サファイアなど採れていたという歴史があり、
今も宝石商人がたくさんおり、その関係で上野、
御徒町界隈にインド系の人々の宝飾店も多くある。
その関係で、拙亭のある元浅草あたりまで、インド系の
人々が多数住んでいるし、インド、スリランカ系
料理のレストランが多いのである。
どうでもよいが、彼ら、うるさい。
特に、歩きながら、自転車に乗りながら必ず
といってよいほど、大声で電話をしている。
ガラのわるい若者だけかと思うと、老若男女、
区別がないよう。習慣なのであろう。
黙って歩けない、黙って自転車に乗れないのであろうか。
黙っているのは間が持たないのか。
ついでだが、中国人も大声でよく電話をしている。
人が多い国は、声もデカくなるのか。
欧米人ではそんな人はやっぱり見ない。
自転車は少なくとも、電話はやめるべきである。
道交法を知らないのかもしれぬ。
ともあれ。
[アーンドラ・キッチン]。
昼営業は14時半ラストオーダー。
営業時間が長いのはありがたい。
JRの西側で、ラーメン横丁のガードの一本
南の通り。
半地下の小さな店である。
昨年で開店13年という。
インド料理、特に南インド料理のレストランとして
人気の店。
14時頃到着。
昼時間も終わっており、先客は2~3人。
一番奥のテーブルへ。
ランチのセットは、いくつかあるが、
一番上の、ランチミールスというもの。
カレー3種、サンバル、ラッサム、ポリヤル、ライス、
チャパティ、ピクルス、パパドで、1,290円也。
これにしてみる。
きた。
どれがなんだかわからないが、なんだかたくさん。
左の小さいの、なんであろう。
食べてみる。
げ!?、かなり強いスパイス。
あー、サンバル?!。食べるものではなく、
辛味やスパイスを足すのに使うもの、か。
が、もう遅い。一口で食べてしまった。
手前三つが、カレー?。
ラッサムが、スープなので、上の左、あるいは上のもの?
キャベツが、ポリヤルか。
ピクルスとっているのが、どれだか不明。
パパドは豆のセンベイ。
カレーは、羊、チキン、野菜。
前にきた時には、そこまでは思わなかったのだが、
今日食べると、なかなかうまいことを発見。
南インドのカレーに慣れていなかったのか。
味付けにある特徴は、どれも酸っぱめであること。
これはおそらく、タマリンド。
南インドの特徴。
辛みは、特に頼んでいないので、この店の
ノーマルな味だと思うが、そこそこ辛め。
また、ほぼ押しなべてマスタードが入る。
どれに、どのスパイスが強めに入っている、など
強弱がありそうだが、私には特定はできない。
だが、なかなかクセもある。
が、このカレー、やっぱり癖になるかもしれぬ。
頼まなかったが、ライス、ラッサムはお替り可。
お兄さんがなん度も、にこやかに、お替りどうですか、
と聞きにきてくれた。
これで1290円は安いのではなかろうか。
これより安い、セットでもよいかもしれぬが。
もう少し、南インドのスパイス使いに慣れた方が
よいかもしれぬ。
またこよう。
P.S.
厨房の前の席であったが、手が空いているからか、
やっぱりこの人たち、ずっと、大きな声でとめどなく
しゃべっている。むろんなにを言っているのかわからぬが。
おしゃべりなんだな。
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