浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牡蠣のアヒージョ/二長町ラーメン天神下大喜

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さて、今日は、自作と外の二本。

4036号

2月17日(木)夜

牡蠣のアヒージョ

ビフカツサンドで残ったパンの耳がある。

あれ、食べなければ。
一度やったが、にんにくを入れたオリーブオイルで
炒めれば、簡単なガーリックトーストになる。

ん!。

で、あれば、アヒージョでよろしかろう。
先月やったが、牡蠣。
牡蠣でアヒージョ。

牡蠣の食べ方は、いろいろある。

生。
もちろん、生は一番うまいのであるが、
やはり、おなかに心配。

フライもうまいが、手間がかかるし、
火の通し方が難しい。
その他、鍋、などなどいろいろある。

その中で、アヒージョにするのは最も簡単で
うまいのではなかろうか。

吉池で買ってくる。
そこそこ大きいもので、値引きになっていたもの。

塩でもんで、水洗い。

にんにく1片をみじん切り、もう1片は
スライス。

土鍋。
私のアヒージョはもっぱら土鍋。
スペイン料理には不似合いかもしれぬが、
機能としては、十二分である。

火にかけて、オリーブオイル。
ここにまずみじん切りのにんにくを入れる。
これは、焦がすため。
もちろん、焦がしにんにくの香ばしさを出す。

色が付いてきたら、牡蠣と残りのにんにく
スライスを投入。

軽く牡蠣に火が通ってきたら味付け。
毎度書いているが、ニョクマム
むろん、東南アジアの魚醤である。
塩味と魚のうま味、で、ある。
ただの塩と比べれば段違いである。
匂いがあるが、加熱すればほぼ飛ぶ。

仕上げにパセリみじん切り。
冷凍庫にはまだまだある。

パンの耳はオーブントースターで
軽く焼く。

出来上がり。

やっぱり、火は通しすぎないのがよろしかろう。
そこそこ大きいのもあるが、ふっくら仕上がった。

それにしても、パンの耳。
これ、柔らかい。
もともとの食パンが柔らかかったのだが、
耳まで柔らかい。
コンビニのPBだが、この柔らかさが標準なのであろう。
こうしてアヒージョと食べるには特になのだが、
堅い方が、私は好みである。


2月18日(金)夜

二長町・ラーメン・天神下[大喜]

前回

からの課題。
ここなん回か、定番メニューを改めて食べている。
いつも、限定やら新しいものばかり食べているので
見直し、で、ある。

塩味のこの店看板メニューのとりそば、
次に、しょうゆ薄口太麺ときて、今日は、
しょうゆ濃口。

しょうゆ濃口で、細麺で、わんたんなど全部のせの
特製にした。

アップ。

メニュー名通り、しょうゆが立っているのだが、
とても正直にいうと、ここで最もフツーではなかろうか。
もっというと、らしくない、か。

ここのご主人は鶏だったり、どちらかといえば
薄口系が得意、というのか、お好み、なのか。
比べれば、前回の薄口の方が、うまかろう。

まあ、考えてみれば、ノーマルなしょうゆというのは、
ラーメンとして最もむずかしいのかもしれぬ。

“昔ながらの支那そば”というような表現があるが
そういうのもしょうゆラーメンの一方向であろう。

しょうゆラーメンだがしょうゆが立ってしまっては
いけないのではないかと、思うのである。
いかにもしょうゆの味と感じて、幻滅である。

しょうゆラーメンとして思い出すのは、
今は閉店してしまった[恵比寿ラーメン]。
大昔は、恵比寿にあって、ご近所、浅草千束に移転し
長らくあった。

完成されていた。
ノーマルなしょうゆラーメンとしては、
今でも、秀逸であったと思い出す。
しょうゆラーメンのお手本であったのでは
なかろうか。

 

台東区台東2-4-4
TEL 03-3834-0348

 

 

 

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