浅草在住、断腸亭錠志の断腸亭料理日記はてな版です。(内容は本店と同じです。)

断腸亭料理日記本店



牡蠣のアヒージョ

dancyotei2018-03-15

3月13日(火)夜

さて、火曜日。

表題の牡蠣のアヒージョ。

先日、浅草の[大宮]で出た、牡蠣のガーリックバター焼き

というのを自作したのを書いたが、この時にも考えた、

バターをオリーブオイルに替えたアヒージョもうまかろう、と。

これをやってみようかと考えた。

さて、牡蠣のこと。

牡蠣というと、生牡蠣。

生食の方が、珍重され、価値があるように思われており

私もそう思っていたのだがそうでもない、ということを少し前に、

知ることがあった。出典はNHKの「ガッテン!」。

ご記憶の方もあるかもしれない。

加熱用と生食用というのははっきり区別されて

流通している。

そもそもこの違いはなにか?。

鮮度、かと思っていたが、そうではないというのである。

牡蠣は養殖されているが、生食用と加熱用では養殖されている場所が

違う。生食用は、沿岸から少し離れた沖のきれいな海域。

加熱用は、沿岸に近い比較すればきれいではない(?)海域。

きれいではない、というのは、プランクトンなども多く、

栄養豊富な海水である、ということ。

それで、沿岸に近い方が、大きくよく太るというのである。

どちらがうまいのかというと、沿岸で育った加熱用。

そういう見方もできるようなのである。

またもう一つ。加熱用の牡蠣は、加熱しても生食用ほどは縮まない。

そして、この前も書いたが、シースン終わりの春が、

一番大きく育っている。

そこで、今頃は大きく育った加熱用を食べるのがよい、

という。

まあ、そんな内容であったか。

生牡蠣もよいが、フライを含め、加熱した牡蠣も十分うまい。

といったことで、生にこだわる意味はあまりない。

積極的に加熱用牡蠣を食べようと思うようになったわけである。

さて、アヒージョ。

帰り道、スーパーで加熱用の牡蠣とブナシメジ、

そして、バケットを買って帰宅。

魚売り場で見つけたが、最近はアヒージョ用の

ソースというものもある。

むろん、こんなものは買わないが、そのパッケージの

コピーにあった「ローストガーリック」というのに

目が行った。

ちょっと、にんにくを焦がす。

香ばしさを出す?。

これはいいヒント。

うまそうではないか。

試してみようか。

作る。

にんにくは二種類を用意。

一つは、焦がすために包丁の腹で潰したもの。

もう一つは、切らずに丸のままのもの。これは[大宮]。

[大宮]では切らないものがゴロゴロ入っていた。

土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れる。

いつもオイルが余ってしまうので少な目にしてみる。

にんにくからいい香りがしてくる。

潰した方は先に火が通る。

ん!。ということは、香ばしさを通り越して、

先に黒く焦げる。

一度あげておいた方がよいだろう。

しめじを投入。



シメジがしんなりしてきたら、牡蠣を投入。

牡蠣はもちろん、塩でよく揉み洗いをしたもの。

プロは必ず塩で揉み洗い、をいうが、正直のところ

他のものでもあまりちゃんとやってはいなかった。

穴子を煮る時にどうしても生ぐさくなっていたのだが、

ぬめりが完全になくなるまで丹念に塩での揉み洗いを

すると、生ぐささはなくなることがわかった。

それ以来、できるだけ丹念にするようにしている

のである。

オイルを少な目にしたので、杓文字で炒めるように

まわしながら、加熱する。

味付けは、いつものようにニョクマム

丸のままのにんにくもいい色になってきた。

このあたりでよろしいか。

火を止め、最初にあげた、色のついたにんにくも戻す。

バケットを軽くトーストして、出す。

これは、我ながら、かなりよいものができたのでは

なかろうか。

にんにくはローストを意識すると同じアヒージョでも

ちょいと、ランクが上がるよう。

牡蠣でアヒージョをしたのは初めてであるが、

ガーリックバターと同様、かなりうまい。

改めて意識してみると、あまり縮んでいない

ようにも見える。

そして、プリプリのまま。

丸のままのにんにくは、そのまま食べるが、

ほっくほく。

この牡蠣、1パック全部であるが、

すべて一人で食べてしまった。

うまかった、うまかった。

簡単であるし、今日でだいぶ進歩したかもしれぬ。






3月13日(火)夜

さて、火曜日。

表題の牡蠣のアヒージョ。

先日、浅草の[大宮]で出た、牡蠣のガーリックバター焼き

というのを自作したのを書いたが、この時にも考えた、

バターをオリーブオイルに替えたアヒージョもうまかろう、と。

これをやってみようかと考えた。

さて、牡蠣のこと。

牡蠣というと、生牡蠣。

生食の方が、珍重され、価値があるように思われており

私もそう思っていたのだがそうでもない、ということを少し前に、

知ることがあった。出典はNHKの「ガッテン!」。

ご記憶の方もあるかもしれない。

加熱用と生食用というのははっきり区別されて

流通している。

そもそもこの違いはなにか?。

鮮度、かと思っていたが、そうではないというのである。

牡蠣は養殖されているが、生食用と加熱用では養殖されている場所が

違う。生食用は、沿岸から少し離れた沖のきれいな海域。

加熱用は、沿岸に近い比較すればきれいではない(?)海域。

きれいではない、というのは、プランクトンなども多く、

栄養豊富な海水である、ということ。

それで、沿岸に近い方が、大きくよく太るというのである。

どちらがうまいのかというと、沿岸で育った加熱用。

そういう見方もできるようなのである。

またもう一つ。加熱用の牡蠣は、加熱しても生食用ほどは縮まない。

そして、この前も書いたが、シースン終わりの春が、

一番大きく育っている。

そこで、今頃は大きく育った加熱用を食べるのがよい、

という。

まあ、そんな内容であったか。

生牡蠣もよいが、フライを含め、加熱した牡蠣も十分うまい。

といったことで、生にこだわる意味はあまりない。

積極的に加熱用牡蠣を食べようと思うようになったわけである。

さて、アヒージョ。

帰り道、スーパーで加熱用の牡蠣とブナシメジ、

そして、バケットを買って帰宅。

魚売り場で見つけたが、最近はアヒージョ用の

ソースというものもある。

むろん、こんなものは買わないが、そのパッケージの

コピーにあった「ローストガーリック」というのに

目が行った。

ちょっと、にんにくを焦がす。

香ばしさを出す?。

これはいいヒント。

うまそうではないか。

試してみようか。

作る。

にんにくは二種類を用意。

一つは、焦がすために包丁の腹で潰したもの。

もう一つは、切らずに丸のままのもの。これは[大宮]。

[大宮]では切らないものがゴロゴロ入っていた。

土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れる。

いつもオイルが余ってしまうので少な目にしてみる。

にんにくからいい香りがしてくる。

潰した方は先に火が通る。

ん!。ということは、香ばしさを通り越して、

先に黒く焦げる。

一度あげておいた方がよいだろう。

しめじを投入。



シメジがしんなりしてきたら、牡蠣を投入。

牡蠣はもちろん、塩でよく揉み洗いをしたもの。

プロは必ず塩で揉み洗い、をいうが、正直のところ

他のものでもあまりちゃんとやってはいなかった。

穴子を煮る時にどうしても生ぐさくなっていたのだが、

ぬめりが完全になくなるまで丹念に塩での揉み洗いを

すると、生ぐささはなくなることがわかった。

それ以来、できるだけ丹念にするようにしている

のである。

オイルを少な目にしたので、杓文字で炒めるように

まわしながら、加熱する。

味付けは、いつものようにニョクマム

丸のままのにんにくもいい色になってきた。

このあたりでよろしいか。

火を止め、最初にあげた、色のついたにんにくも戻す。

バケットを軽くトーストして、出す。

これは、我ながら、かなりよいものができたのでは

なかろうか。

にんにくはローストを意識すると同じアヒージョでも

ちょいと、ランクが上がるよう。

牡蠣でアヒージョをしたのは初めてであるが、

ガーリックバターと同様、かなりうまい。

改めて意識してみると、あまり縮んでいない

ようにも見える。

そして、プリプリのまま。

丸のままのにんにくは、そのまま食べるが、

ほっくほく。

この牡蠣、1パック全部であるが、

すべて一人で食べてしまった。

うまかった、うまかった。

簡単であるし、今日でだいぶ進歩したかもしれぬ。






3月13日(火)夜

さて、火曜日。

表題の牡蠣のアヒージョ。

先日、浅草の[大宮]で出た、牡蠣のガーリックバター焼き

というのを自作したのを書いたが、この時にも考えた、

バターをオリーブオイルに替えたアヒージョもうまかろう、と。

これをやってみようかと考えた。

さて、牡蠣のこと。

牡蠣というと、生牡蠣。

生食の方が、珍重され、価値があるように思われており

私もそう思っていたのだがそうでもない、ということを少し前に、

知ることがあった。出典はNHKの「ガッテン!」。

ご記憶の方もあるかもしれない。

加熱用と生食用というのははっきり区別されて

流通している。

そもそもこの違いはなにか?。

鮮度、かと思っていたが、そうではないというのである。

牡蠣は養殖されているが、生食用と加熱用では養殖されている場所が

違う。生食用は、沿岸から少し離れた沖のきれいな海域。

加熱用は、沿岸に近い比較すればきれいではない(?)海域。

きれいではない、というのは、プランクトンなども多く、

栄養豊富な海水である、ということ。

それで、沿岸に近い方が、大きくよく太るというのである。

どちらがうまいのかというと、沿岸で育った加熱用。

そういう見方もできるようなのである。

またもう一つ。加熱用の牡蠣は、加熱しても生食用ほどは縮まない。

そして、この前も書いたが、シースン終わりの春が、

一番大きく育っている。

そこで、今頃は大きく育った加熱用を食べるのがよい、

という。

まあ、そんな内容であったか。

生牡蠣もよいが、フライを含め、加熱した牡蠣も十分うまい。

といったことで、生にこだわる意味はあまりない。

積極的に加熱用牡蠣を食べようと思うようになったわけである。

さて、アヒージョ。

帰り道、スーパーで加熱用の牡蠣とブナシメジ、

そして、バケットを買って帰宅。

魚売り場で見つけたが、最近はアヒージョ用の

ソースというものもある。

むろん、こんなものは買わないが、そのパッケージの

コピーにあった「ローストガーリック」というのに

目が行った。

ちょっと、にんにくを焦がす。

香ばしさを出す?。

これはいいヒント。

うまそうではないか。

試してみようか。

作る。

にんにくは二種類を用意。

一つは、焦がすために包丁の腹で潰したもの。

もう一つは、切らずに丸のままのもの。これは[大宮]。

[大宮]では切らないものがゴロゴロ入っていた。

土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れる。

いつもオイルが余ってしまうので少な目にしてみる。

にんにくからいい香りがしてくる。

潰した方は先に火が通る。

ん!。ということは、香ばしさを通り越して、

先に黒く焦げる。

一度あげておいた方がよいだろう。

しめじを投入。



シメジがしんなりしてきたら、牡蠣を投入。

牡蠣はもちろん、塩でよく揉み洗いをしたもの。

プロは必ず塩で揉み洗い、をいうが、正直のところ

他のものでもあまりちゃんとやってはいなかった。

穴子を煮る時にどうしても生ぐさくなっていたのだが、

ぬめりが完全になくなるまで丹念に塩での揉み洗いを

すると、生ぐささはなくなることがわかった。

それ以来、できるだけ丹念にするようにしている

のである。

オイルを少な目にしたので、杓文字で炒めるように

まわしながら、加熱する。

味付けは、いつものようにニョクマム

丸のままのにんにくもいい色になってきた。

このあたりでよろしいか。

火を止め、最初にあげた、色のついたにんにくも戻す。

バケットを軽くトーストして、出す。

これは、我ながら、かなりよいものができたのでは

なかろうか。

にんにくはローストを意識すると同じアヒージョでも

ちょいと、ランクが上がるよう。

牡蠣でアヒージョをしたのは初めてであるが、

ガーリックバターと同様、かなりうまい。

改めて意識してみると、あまり縮んでいない

ようにも見える。

そして、プリプリのまま。

丸のままのにんにくは、そのまま食べるが、

ほっくほく。

この牡蠣、1パック全部であるが、

すべて一人で食べてしまった。

うまかった、うまかった。

簡単であるし、今日でだいぶ進歩したかもしれぬ。






3月13日(火)夜

さて、火曜日。

表題の牡蠣のアヒージョ。

先日、浅草の[大宮]で出た、牡蠣のガーリックバター焼き

というのを自作したのを書いたが、この時にも考えた、

バターをオリーブオイルに替えたアヒージョもうまかろう、と。

これをやってみようかと考えた。

さて、牡蠣のこと。

牡蠣というと、生牡蠣。

生食の方が、珍重され、価値があるように思われており

私もそう思っていたのだがそうでもない、ということを少し前に、

知ることがあった。出典はNHKの「ガッテン!」。

ご記憶の方もあるかもしれない。

加熱用と生食用というのははっきり区別されて

流通している。

そもそもこの違いはなにか?。

鮮度、かと思っていたが、そうではないというのである。

牡蠣は養殖されているが、生食用と加熱用では養殖されている場所が

違う。生食用は、沿岸から少し離れた沖のきれいな海域。

加熱用は、沿岸に近い比較すればきれいではない(?)海域。

きれいではない、というのは、プランクトンなども多く、

栄養豊富な海水である、ということ。

それで、沿岸に近い方が、大きくよく太るというのである。

どちらがうまいのかというと、沿岸で育った加熱用。

そういう見方もできるようなのである。

またもう一つ。加熱用の牡蠣は、加熱しても生食用ほどは縮まない。

そして、この前も書いたが、シースン終わりの春が、

一番大きく育っている。

そこで、今頃は大きく育った加熱用を食べるのがよい、

という。

まあ、そんな内容であったか。

生牡蠣もよいが、フライを含め、加熱した牡蠣も十分うまい。

といったことで、生にこだわる意味はあまりない。

積極的に加熱用牡蠣を食べようと思うようになったわけである。

さて、アヒージョ。

帰り道、スーパーで加熱用の牡蠣とブナシメジ、

そして、バケットを買って帰宅。

魚売り場で見つけたが、最近はアヒージョ用の

ソースというものもある。

むろん、こんなものは買わないが、そのパッケージの

コピーにあった「ローストガーリック」というのに

目が行った。

ちょっと、にんにくを焦がす。

香ばしさを出す?。

これはいいヒント。

うまそうではないか。

試してみようか。

作る。

にんにくは二種類を用意。

一つは、焦がすために包丁の腹で潰したもの。

もう一つは、切らずに丸のままのもの。これは[大宮]。

[大宮]では切らないものがゴロゴロ入っていた。

土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れる。

いつもオイルが余ってしまうので少な目にしてみる。

にんにくからいい香りがしてくる。

潰した方は先に火が通る。

ん!。ということは、香ばしさを通り越して、

先に黒く焦げる。

一度あげておいた方がよいだろう。

しめじを投入。



シメジがしんなりしてきたら、牡蠣を投入。

牡蠣はもちろん、塩でよく揉み洗いをしたもの。

プロは必ず塩で揉み洗い、をいうが、正直のところ

他のものでもあまりちゃんとやってはいなかった。

穴子を煮る時にどうしても生ぐさくなっていたのだが、

ぬめりが完全になくなるまで丹念に塩での揉み洗いを

すると、生ぐささはなくなることがわかった。

それ以来、できるだけ丹念にするようにしている

のである。

オイルを少な目にしたので、杓文字で炒めるように

まわしながら、加熱する。

味付けは、いつものようにニョクマム

丸のままのにんにくもいい色になってきた。

このあたりでよろしいか。

火を止め、最初にあげた、色のついたにんにくも戻す。

バケットを軽くトーストして、出す。

これは、我ながら、かなりよいものができたのでは

なかろうか。

にんにくはローストを意識すると同じアヒージョでも

ちょいと、ランクが上がるよう。

牡蠣でアヒージョをしたのは初めてであるが、

ガーリックバターと同様、かなりうまい。

改めて意識してみると、あまり縮んでいない

ようにも見える。

そして、プリプリのまま。

丸のままのにんにくは、そのまま食べるが、

ほっくほく。

この牡蠣、1パック全部であるが、

すべて一人で食べてしまった。

うまかった、うまかった。

簡単であるし、今日でだいぶ進歩したかもしれぬ。






3月13日(火)夜

さて、火曜日。

表題の牡蠣のアヒージョ。

先日、浅草の[大宮]で出た、牡蠣のガーリックバター焼き

というのを自作したのを書いたが、この時にも考えた、

バターをオリーブオイルに替えたアヒージョもうまかろう、と。

これをやってみようかと考えた。

さて、牡蠣のこと。

牡蠣というと、生牡蠣。

生食の方が、珍重され、価値があるように思われており

私もそう思っていたのだがそうでもない、ということを少し前に、

知ることがあった。出典はNHKの「ガッテン!」。

ご記憶の方もあるかもしれない。

加熱用と生食用というのははっきり区別されて

流通している。

そもそもこの違いはなにか?。

鮮度、かと思っていたが、そうではないというのである。

牡蠣は養殖されているが、生食用と加熱用では養殖されている場所が

違う。生食用は、沿岸から少し離れた沖のきれいな海域。

加熱用は、沿岸に近い比較すればきれいではない(?)海域。

きれいではない、というのは、プランクトンなども多く、

栄養豊富な海水である、ということ。

それで、沿岸に近い方が、大きくよく太るというのである。

どちらがうまいのかというと、沿岸で育った加熱用。

そういう見方もできるようなのである。

またもう一つ。加熱用の牡蠣は、加熱しても生食用ほどは縮まない。

そして、この前も書いたが、シースン終わりの春が、

一番大きく育っている。

そこで、今頃は大きく育った加熱用を食べるのがよい、

という。

まあ、そんな内容であったか。

生牡蠣もよいが、フライを含め、加熱した牡蠣も十分うまい。

といったことで、生にこだわる意味はあまりない。

積極的に加熱用牡蠣を食べようと思うようになったわけである。

さて、アヒージョ。

帰り道、スーパーで加熱用の牡蠣とブナシメジ、

そして、バケットを買って帰宅。

魚売り場で見つけたが、最近はアヒージョ用の

ソースというものもある。

むろん、こんなものは買わないが、そのパッケージの

コピーにあった「ローストガーリック」というのに

目が行った。

ちょっと、にんにくを焦がす。

香ばしさを出す?。

これはいいヒント。

うまそうではないか。

試してみようか。

作る。

にんにくは二種類を用意。

一つは、焦がすために包丁の腹で潰したもの。

もう一つは、切らずに丸のままのもの。これは[大宮]。

[大宮]では切らないものがゴロゴロ入っていた。

土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れる。

いつもオイルが余ってしまうので少な目にしてみる。

にんにくからいい香りがしてくる。

潰した方は先に火が通る。

ん!。ということは、香ばしさを通り越して、

先に黒く焦げる。

一度あげておいた方がよいだろう。

しめじを投入。



シメジがしんなりしてきたら、牡蠣を投入。

牡蠣はもちろん、塩でよく揉み洗いをしたもの。

プロは必ず塩で揉み洗い、をいうが、正直のところ

他のものでもあまりちゃんとやってはいなかった。

穴子を煮る時にどうしても生ぐさくなっていたのだが、

ぬめりが完全になくなるまで丹念に塩での揉み洗いを

すると、生ぐささはなくなることがわかった。

それ以来、できるだけ丹念にするようにしている

のである。

オイルを少な目にしたので、杓文字で炒めるように

まわしながら、加熱する。

味付けは、いつものようにニョクマム

丸のままのにんにくもいい色になってきた。

このあたりでよろしいか。

火を止め、最初にあげた、色のついたにんにくも戻す。

バケットを軽くトーストして、出す。

これは、我ながら、かなりよいものができたのでは

なかろうか。

にんにくはローストを意識すると同じアヒージョでも

ちょいと、ランクが上がるよう。

牡蠣でアヒージョをしたのは初めてであるが、

ガーリックバターと同様、かなりうまい。

改めて意識してみると、あまり縮んでいない

ようにも見える。

そして、プリプリのまま。

丸のままのにんにくは、そのまま食べるが、

ほっくほく。

この牡蠣、1パック全部であるが、

すべて一人で食べてしまった。

うまかった、うまかった。

簡単であるし、今日でだいぶ進歩したかもしれぬ。






3月13日(火)夜

さて、火曜日。

表題の牡蠣のアヒージョ。

先日、浅草の[大宮]で出た、牡蠣のガーリックバター焼き

というのを自作したのを書いたが、この時にも考えた、

バターをオリーブオイルに替えたアヒージョもうまかろう、と。

これをやってみようかと考えた。

さて、牡蠣のこと。

牡蠣というと、生牡蠣。

生食の方が、珍重され、価値があるように思われており

私もそう思っていたのだがそうでもない、ということを少し前に、

知ることがあった。出典はNHKの「ガッテン!」。

ご記憶の方もあるかもしれない。

加熱用と生食用というのははっきり区別されて

流通している。

そもそもこの違いはなにか?。

鮮度、かと思っていたが、そうではないというのである。

牡蠣は養殖されているが、生食用と加熱用では養殖されている場所が

違う。生食用は、沿岸から少し離れた沖のきれいな海域。

加熱用は、沿岸に近い比較すればきれいではない(?)海域。

きれいではない、というのは、プランクトンなども多く、

栄養豊富な海水である、ということ。

それで、沿岸に近い方が、大きくよく太るというのである。

どちらがうまいのかというと、沿岸で育った加熱用。

そういう見方もできるようなのである。

またもう一つ。加熱用の牡蠣は、加熱しても生食用ほどは縮まない。

そして、この前も書いたが、シースン終わりの春が、

一番大きく育っている。

そこで、今頃は大きく育った加熱用を食べるのがよい、

という。

まあ、そんな内容であったか。

生牡蠣もよいが、フライを含め、加熱した牡蠣も十分うまい。

といったことで、生にこだわる意味はあまりない。

積極的に加熱用牡蠣を食べようと思うようになったわけである。

さて、アヒージョ。

帰り道、スーパーで加熱用の牡蠣とブナシメジ、

そして、バケットを買って帰宅。

魚売り場で見つけたが、最近はアヒージョ用の

ソースというものもある。

むろん、こんなものは買わないが、そのパッケージの

コピーにあった「ローストガーリック」というのに

目が行った。

ちょっと、にんにくを焦がす。

香ばしさを出す?。

これはいいヒント。

うまそうではないか。

試してみようか。

作る。

にんにくは二種類を用意。

一つは、焦がすために包丁の腹で潰したもの。

もう一つは、切らずに丸のままのもの。これは[大宮]。

[大宮]では切らないものがゴロゴロ入っていた。

土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを入れる。

いつもオイルが余ってしまうので少な目にしてみる。

にんにくからいい香りがしてくる。

潰した方は先に火が通る。

ん!。ということは、香ばしさを通り越して、

先に黒く焦げる。

一度あげておいた方がよいだろう。

しめじを投入。



シメジがしんなりしてきたら、牡蠣を投入。

牡蠣はもちろん、塩でよく揉み洗いをしたもの。

プロは必ず塩で揉み洗い、をいうが、正直のところ

他のものでもあまりちゃんとやってはいなかった。

穴子を煮る時にどうしても生ぐさくなっていたのだが、

ぬめりが完全になくなるまで丹念に塩での揉み洗いを

すると、生ぐささはなくなることがわかった。

それ以来、できるだけ丹念にするようにしている

のである。

オイルを少な目にしたので、杓文字で炒めるように

まわしながら、加熱する。

味付けは、いつものようにニョクマム

丸のままのにんにくもいい色になってきた。

このあたりでよろしいか。

火を止め、最初にあげた、色のついたにんにくも戻す。

バケットを軽くトーストして、出す。

これは、我ながら、かなりよいものができたのでは

なかろうか。

にんにくはローストを意識すると同じアヒージョでも

ちょいと、ランクが上がるよう。

牡蠣でアヒージョをしたのは初めてであるが、

ガーリックバターと同様、かなりうまい。

改めて意識してみると、あまり縮んでいない

ようにも見える。

そして、プリプリのまま。

丸のままのにんにくは、そのまま食べるが、

ほっくほく。

この牡蠣、1パック全部であるが、

すべて一人で食べてしまった。

うまかった、うまかった。

簡単であるし、今日でだいぶ進歩したかもしれぬ。